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スケオタ人生驚いたこと第3位:ランビ・ラトデニ スタバ相席事件@広島

前回のや真神(やっぱ真央ちゃんは神)記事にたくさんの(当社比)アクセスありがとうございました!! ブログみたいにたいそうなものはできないけど、スケオタ人生を振り返るために文章を書きたい。そう思って始めたnote。とりあえず、ネタがある限り書きたいと思います。
どうしても書きたいネタがあります。それはスケオタ人生驚いたことBEST3です。
オタク人生も長くなってくると、何かしらハプニングというか、えっこんなことが!? ってことがありませんか? 私はあります。私は自分のスケオタ人生のおいて、胸を張って、「こんなおもしろいことがありました!!」と言える出来事が少なくとも3つあります。ですので、第3位から順番にご説明できればと思います。

ということで、第3位!
ランビ・ラトデニ スタバ相席事件@広島 はじまります!

広島でのNHK杯

時は2018年の秋。広島でNHK杯が開催されるという、非常に珍しい年でした。
広島って正直関東民からは「名古屋や大阪はともかく、さすがに広島は遠いや。。」って敬遠されそうな場所だと思います。(新幹線で東京から4時間です)
ですが、広島開催ときき、私と母は「絶対行く!!」となりました。
なぜなら、広島は父の故郷であり、何度も訪れたことがあるからです。
見知った街でやるNHK杯、行くしかないっしょ!! チケットもご用意されたので、意気揚々と広島に向かいました。

ステファンとの邂逅@リーガロイヤル

ちょうどその夏に広島の祖母が亡くなっており、会いに行くべき人もいなかったため、復興割とやらで母が会場近くのホテルをとってくれました。

リーガロイヤル広島!!!!!!!!

なかなか気軽に泊まれるホテルではないので(遠征と言ったらたいてい東横イン)、ひじょーにテンションが上がりました。
そして早速、フロントロビーで異変を感じます。

「なんかかっこいい人がいるよ」
「ステファンじゃん」

ステファン・ランビエールコーチ(以下ステファン)が立っていたのです。
そう。リーガロイヤルは、会場に目と鼻の先レベルで近いため、オフィシャルホテルになっていたのでした(ロシアチームは宇品のプリンスホテルだったようです)。

当時、ステファンはまだ昌磨くんのコーチでもなく、ラトビアのデニス・ヴァシリエフスくん(以下、ラトデニくん)に帯同して来日していました。

で、その時はなぜかステファン単体でいて、本人もめっちゃファンサービス精神にあふれていますから、気付いた&勇気のあるファンが話しかけにいったりしていました。

私と母はコミュ障オタクなので、「すごい…絶対話しかけられない…」「そうだね…」と言いながら素通りしたのでした。

実は、ラトビア国旗を持っていた

実はこの試合のお目当てのひとりがラトデニくんでした。
抜群のルックスと真面目な滑りが前々から好きで、「ぜひ、日本の試合に来てくれたらラトビア国旗をふりたい!」と言っていたのです。
※2017年につぶやいていたので証拠として提出します。

無事、NHK杯にアサインされ、さらにこの年はジャパンオープンにも来てくれていたので、それに間に合わせる形でラトビア国旗を調達したわけです(母がしてくれました)。


紙屋町シャレオに向かった理由

初日は上記のような感じで、ロビーでステファンを見かけたあとはふつ~~に試合を見て終わりました。
翌日、競技開始までの時間で、私と母はある場所に向かいました。それは、祖母も含めたご先祖のいるお墓です。幸い、お寺が広島の大手町にあり(会場からもすぐ)、余裕のあるスケジュールでお墓参りができたのです。
広島のあそこらへんに土地勘がある方はわかると思いますが、大手町には広島のNHK放送局もあります。前を通ったら大会期間中だったので、こんなのが♡

さっとんよりラトデニくんを優先して写しているね

キスクラも♡

そしてこのNHKの建物にはスタバがあります。が! 私たちはスルーしました。
「シャレオのアフタヌーンティーでカードを買って、シャレオのスタバでメッセージを書こう!」という計画があったのです。

シャレオとは紙屋町シャレオという地下街で、まあそこそこお店が入っているんですね。当時はまだ選手へのプレゼントやお手紙が渡せたわけですが、私たち、準備が悪かったので、そこでカードを調達し、お茶しつつメッセージを書こう! としていたのです。完璧な計画でした。

アフタヌーンティーでカードを買い、スタバに向かいます。

母「そういや、ここ、ラトデニくんとステファンの目撃情報あるらしいよ~」
私「えっそうなんだ、ちょっと離れてるのにね。でもこっちのスタバの方がNHKより近いか~今日は試合だし、さすがに来ないよねぇ」
母「来ないでしょ~」

タイトルから何が起こったかわかっているみなさんは、シェヘラ真央の時と同じく「この母娘、よくフラグ立てるなぁ」と思われたかもしれません。この時我々はほんとうに何も期待していませんでした。

紙屋町シャレオのスタバで…

スタバに入り、注文の列に並んでいると、前のお姉さまが店員さんに「あの、フィギュアの外国人の選手とコーチ来てませんでしたか!?」と尋ねていました。
いやマジか。ほんとうに来てるんだ。ていうか店員さんにきくな!笑
店員さんがなんて答えたかちゃんときいてないですけど、まあ適当にかわしていたのではないかと思います。

母と「やっぱり情報あるとこうやってくる人いるんだね~」などと話しつつ、普通~~に注文し、「書き物するからしっかりした机がいいか!」と、スタバにたまにある8人だか10人掛けの大きな机の隅を確保しました。
アフタヌーンティーで購入したカードを広げ、文案を考えつつ、スマホいじったりしゃべったりしてのんびり過ごしていました。(店内も東京のスタバを考えると嘘のように空いていました

当時の状況を図で再現しました

すると。

なんだか見覚えのあるかっこいい男性×2がスタバに入ってきたではありませんか!!!!!

はい、ラトデニくんとステファンです。
服装や荷物を見る感じ、公式練習終わりか、単にこれから会場に向かうのか、といったような感じでした。

まさか、ほんとうにやってくるなんて。

私と母は驚きつつ、コミュ障なおかつ試合前で話しかけたりできるわけもないですし、このそわそわした空気を悟られてはいけないと思い、平静を装いました。

そしてその時はこう思っていたんです。テイクアウトしていくのよねって。
商品受取の場所がほぼ私たちの真後ろだったこともあり、背後に彼らの気配を感じつつ、もう少しだ…もう少し耐えればこの状況は終わる…! って思ってました。(というか、隣にいる母とそんなLINEのやりとりしていたと思います)

背後に美しい人間たち


目の前にやってきた

そしたら彼らは、何を思ったのか(?)、私たちの目の前に座ってきたんです!! あの大きなテーブルの、ちょうど空いていた私たちの向かい側に。
お店じたい空いてたから、二人掛けのテーブルも全然空いてたのに。

目の前に美しい人間たち

なんで!!!!!!!

私と母は息が止まりそうになりましたし、たぶんすっごく驚いた表情をしていたと思います。
いやなんで私たち、ラトデニくんとステファンと相席してるの??
私なんてちょうど、拙い英語でラトデニくんへのカードを書いていたんですよ。(もちろん中止し、カードはしまいました)

それにしても、知性のかけらもない表現で恐縮ですが、
超超超超かっこいい!!!!!!!!

ふたりともかっこいいのは知ってる。みんな知ってる。けど…
相席の距離で見るともう、ほんとうにすごかったです…!!
特にラトデニくんのまばゆさに驚きました。顔というか頭が小さいっていうか…スタイルの良さがテレビ越しで見るのの5億倍くらいで。もちろんお顔もかっこいいかわいいし。ビジュアル良すぎ。

許されることなら穴があくほど見つめたいですが、そんなこともできず、むしろ彼らを見ないようにスマホを必死で見ていました。
し、スケートの話がわかる友人らに「スタバでランビとラトデニが目の前に座ってきたんだけど!!!!(←100%真実)」と連絡していました。

彼らの滞在時間はどれくらいだったでしょうか。10分とか、15分くらいだったかな。全然長くなかったと思います。でも、私たちにはすごく長く感じました……。

彼らもさすがに私たちの不審な態度に「こいつら俺らのこと知ってるな」と気付いていたようで、去り際にニコッとほほえみかけてくれて会釈もしてくれました。

いやほんと……超超超超かっこいい!!!!!!

私たちも、「頑張って!」みたいなことを小声で言ってファイト、みたいなポーズをしたと思います。

夢の後

美しい人間たちが去った後、私たちはボーゼンとしました。
「ああ…なんかすごかったね…」「いやほんとかっこよかった…」「ね…」と、やっとしゃべれるようになったので、口々に感想を言い合いました。

母「ラトビア国旗持っていればね~。そしたら、ミーハーな感じじゃなくてさ、ほんとうにあなたのこと応援してるよ! って感じで、話しかけられた……かも。いやどうかな。試合前だしな~」
私「あ~ほんとにね! ピリピリしてる感じじゃなかったし、国旗さえあればね…でもこんなこと起こるなんて思わないじゃん!?」

せっかく持ってきていたラトビア国旗はホテルに置いてきていました。
私たちほんとうに、お墓参りとカードの調達に寄っただけなのよ。笑
そんな無欲な感じが、幸運を引き寄せてくれたんでしょうか?
それか、ご先祖様が引き合わせてくれたんでしょうか?

というわけで、スタバ相席事件でした。
スタバで遭遇、まではたまアリなんかでもよくあると思うんですが、相席はなかなかないのでは!? と思って、ランクインしたできごとでした。
きっと私の死の間際の「走馬灯のようによみがえる記憶」には、目の前に座ってきたふたりの光景も浮かんでくることでしょう。

この30分後には本物に会っている

おしまい。

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