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蕨で起きた立て籠り事件

昨日は埼玉県の戸田市,蕨市で起きた立てこもり事件のニュースが世間を騒がせていた。

実は私の両親は蕨市出身で、祖父母のお墓は、立てこもりのあった蕨郵便局から徒歩10分ほどの距離にある。

毎年,お墓参りに訪れる、馴染みある場所だ。正直、こじんまりしていて、のんびりとしたレトロな街並みで、大きな事件が起こるような場所とは,とても思えない。

また犯人が86歳と高齢の男性であったことにも驚いた。

8時間も立てこもるほどの体力,エネルギーがあることにも驚くが、それほどの憎しみ?なのか苛立ち?なのか、犯行の動機が何なのかも気になる。

若い人や中年の犯行なら、まだ何となくはイメージができる。

80代を過ぎたら,心配事は自分や家族の老後,体調、、、などが多くなるイメージだ。社会をよくしたいと考えたり、社会に対して憂う、苛立つ、、、という人も中にはいるだろう。

ただ負のベクトルが、地元の病院や郵便局に向かう、、、というのが、理解できない。

孤独感から自暴自棄になったのか、老人性の躁鬱など精神疾患か、何かに対する抑えられない怒り,憤りがあったのか、、、

私の友人の見解は、事件を起こして長期間、刑務所に入りたかったのではないか?というものだ。

年を重ねると、娑婆で生きているより,刑務所の方が楽、、、と考える人がたまにいるらしい。

そう考えると、強い虚無感、不安感、孤独感絶望感、、、を動機とした犯行となる。

動機について、ぜひ解明してほしいと思う。

あんなのんびりした平和な小さな街で、二度とこのような事件が起きないために。

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