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傘を持った自分を想像してみる

雨の日はすごく憂鬱になってしまう。

せっかくおしゃれしても、
髪型をセットしても
完璧なセッティングが台無しになることも。

天気予報で雨だ、とわかるだけで気分が滅入ってしまいますよね。



以前、60代の素敵なマダムに誕生日プレゼントに傘をいただいた。
紫色の素敵な傘。

「Lavaちゃん、誕生日おめでとう。
ファッションのアクセントに使ってね」

さすが、
洗練されたマダムです。
傘をファッションの一部ってとらえていらっしゃった。

それから、私の雨の日のコーディネートが変わった。


ファッションのアクセントに、紫の傘を使うようになった。

とくにワントーンコーデに、紫は美しいアクセントになる。

黒のワントーンに紫
白のワントーンに紫

晴れの日にはバッグをアクセントにするようなことを、
雨の日は傘をアクセントにするようにした。


小雨ふる薄暗い街で、白いワンピース、
これに紫の傘を差す。

この姿で現れた私を
ある男友達は
「雨の中で、スポットが当たっているみたいに美しく目立っているよ」
とほめてくれた。

この彼は褒め方が最高にうまいんだよね。
文字にしたら、劇的に恥ずかしいことを
さらっと言ってくれる。
(本当は大阪弁なのでもう少しキザさは軽減されます笑)


傘ひとつとっても
それをどうとらえるかで
ファッションやスタイル自体が変わる。

傘って雨の日のファッションを格上げしてくれる重要なアイテムなんだな。

それまで無難な黒色の傘を使っていたけれど
アクセント用の他の色も買った。

Foxのネイビーの傘。
ネイビーも無難ちゃー、無難なんだけれど
差したときの形がすごく美しい。
差さずに手に持っているときの形も美しい。

開いても閉じても美しい。

雨の日が待ち遠しくなるくらい。


雨の日が待ち遠しいくなる、、というので思い出した。
多分、小学校1年生とき国語の教科書に載っていた
「おじさんのかさ」というお話。
何十年も前の教科書の話を覚えているということは
かなりインパクトがあったのだと思う。

お気に入りの傘があれば、それを差すことが楽しみになる。
つまり、憂鬱な雨の日が楽しみになる。

もうすぐ梅雨の季節。

梅雨が楽しみになるように
お気に入りのレイングッズでも物色しようかな。


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