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初任時代の映像を振り返る②

1本目。

3年生、算数である。

「円」の授業。少人数だ。

児童数が少なくとも授業行為の稚拙な場面は露呈する。

たった7分間に溢れんばかりに詰まっている。

今日はその中でも「確認」に限定して授業を振り返る。

1.授業における確認とは?

教師である皆さんは授業中に何度も確認をしている。

「確認します。」

とは直接言わないと思うが、必ずこの行為を行っているはずである。

念押しとも言える。

これについて、私は技術の1つとして捉えている。

なぜなら、使い方を誤ると痛い目を見てしまうからだ。

下手な教師は「行列」を作る。

1人1人丁寧に教机に座りながら。

あるいは児童を机に座らせっぱなしで机間チェックをする教員もいる。

丁寧にやればやるほど悲しいかな。

子どもたちは荒れ、教室は騒然とし、学び舎とは言えない雰囲気が漂っていく。

それで教師は怒鳴る。なんのための確認なのだろうか。

私は、「褒める」ため、「達成度をみる」ためだと考える。

教室には30人以上の児童が席についている。

それを把握するのは1人1人確実に見ていくのが理想である。

しかし、「置いてけぼり」の子が必ず出てくる。

特に真面目な子。

自分は何をしたら良いか、終わった子は暇そうにあるいは混惑している。

優先順位は個人ではなく全体だ。

したがって、子どもたちに向ける目線が大事なのであり、リズムとテンポで授業に乗せていく必要があるのだ。

2.確認のレーパートリー

技量が低い教師は方法を1つしか知らない。

学んでいる教師はいくつもの方法を畳み掛けるように放出していく。

知っていても上手く使用できない方が多いが、知らないよりは何億倍もマシである。

以下、レパートリーを示す。

他にあればぜひご教授いただきたい。

①挙手

②立たせる・座らせる

③顔をあげさせる

④物を置かせる

⑤歩かせる

⑥指を置かせる

⑦隣と確認させる

⑧教師のところへ持って来させる

⑨「できました。」など声を出させる

⑩黒板にチェックする

参考にしていただきたい。

3.褒める材料を増やす。

確認の目的は先に挙げた2点である。

達成度の確認は言うまでもない。

褒める。

私はこれが非常に高価値であると考える。

「できた人?」

と教師が聞く。

できた人が手を挙げる。

これをそのままにしてはいけない。

褒める材料として掬い上げるのだ。

「はやい!」「すごいなぁ」「以前よりも良くなってるね」

無言で笑顔での褒めも可能だ。

「よし!」だけでも良い。

これだけで子どもたちは安心できる。やるぞ!と意欲が湧く。

ただの確認と言っても侮ってはいけない。

なぜなら、これは子どもたちが救われる大きな契機となるかもしれないからだ。


3年目になり、ようやく気づけた。

確認の意味の大きさに。それがないと困る苦しい代償に。

今は授業ができない。

だからこうやって1つ1つの行為を振り返る。

再度原点に戻る。

次回は

「空白」について記事を書く。

読んでいただけたら幸いだ。


つづく…。


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