法務英検(TOLES)受けてみた

法務英検(TOLES)を受験

8月24日の受験日から少し時間がたってしまいましたが、TOLESを受験しました。
今回は初めて受験してみての感想、点数が既に出ているので結果について、さらにどんな準備をしてきたかについて書いていきたいと思います。
TOLESについては別記事で解説をしているので、TOLESとは?という人は是非ごらんください。

受験結果

最初に結果から書いてしまいます。

受験級

今回は3段階のFoundation(初級)、Higher(中級)、Advanced(上級)レベルの中でHigherレベルを受験しました。
本当であればFoundationレベルを受ける予定で、TOLES運営も法務英語初めてならFoundationから受験することを推奨していましたが、
TOLESホームページで購入できる模試を3回やった結果2回がBand1(当該級の最高ランク)になったので受験回数と費用を節約するつもりで今回はHigherレベルをいきなり受験しました。

受験結果

結論から言うと、試験から10日くらいに運営からおもむろにメールが来て自分の点数を通知されました。

点数通知メールから抜粋。あとは僕の名前とTOLES運営担当者の方のファーストネームが書いてあるだけで本当にそれだけのメール。

75%。つまり、Higherレベルは100点満点なので75点ということです。
本当であれば80%以上を目指すべきなのですが、次のAdvancedレベルが控えているのと、Advancedレベルが控えていたとしても、例えばスペイン語の国際的な試験のDELEが6割の得点で合格ラインだとすると60~80%得点のBand 2獲得でも十分かなと思います。
実際にTOLESでは各Band 2ははっきり合格とか書いていないけど(そもそも「合格」の概念ではなく、TOEICとかのように点数スケールでの実力計測)、Band 2であればそのレベルの実力が十分にあるとしています。
ということなので、次回は上級のAdvancedレベルに挑戦したいと思います。

TOLESを受験した感想

受験して良かった

まずは何より勉強した成果が出たので受験して良かったなとは素直に思います。

法務英語がちゃんと使えるか?は疑問が残る

試験の特性からして、高校生ぐらいの英文法が出来て、法律英語で出題される語彙の意味が大体分かっていればある程度の点数は取れてしまうので、TOLESで点数が取れるからといってリーディング(TOLESはリーディングのみ)以外のリーガルライティング等のスキルがある、法務翻訳ができるというのはまたちょっと別の話になってくるのかなと思います。

英語で法律を勉強したい人には非常に役に立つ

TOLESができるから英語で法律実務ができるわけではないと書きましたが。
TOLESの勉強をすると、法律英語がどういう風に使われているのか、法務英語の読み方、書かれ方について知ることができるので、例えばこれから英語圏で法律の勉強をしたいと思う方には非常に役に立つとおもいます。
具体的に言うと、普通の英語試験、TOEIC等では聞かれない、「この単語は複数か単数どちらで使うのが正しいか?」。「この名詞は可算か不可算名詞か?」、「ここに使うのは定冠詞か不定冠詞か?」などを問われるので、法律英語を使うにあたって必ず役に立つ知識を勉強できます。
僕自身は、当初は法務英語翻訳のために始めましたが、今は将来英語圏でパラリーガルの勉強をしようと考えているので非常に役に立っていると感じています。

TOLES受験のための準備

最後に、受験に際してどのように勉強をして準備をしてきただけ紹介したいと思います。

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