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もぐらエッセイ

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もくもくと自分を掘り進めて書いたエッセイたち。 エッセイスト・紫原明子さん主宰のコミュニティ「もぐら会」の添削コースで書いたものです。
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記事一覧

長い時間をかけてぐずぐずとする

いまどきはなんでも便利になって、納骨もインターネットの申込フォームから予約できる。 この…

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おしごと考

今月の書くことコースの課題、お仕事なんだよねえ、とYちゃんに話したところ「オシゴト?」と…

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さらばじゃがいも、二度と戻ってくるなよ

この一年あまりのあいだ、いろんなことが起きた。 思い起こしてみるとなんとなくこのあたり…

失われてしまったものを抱えて。

※以前書いた文章の再録です ※2019年12月のもぐら会の課題「文字のデッサン」で書いた文章で…

お誕生日のウエストのチョコパイの話。

※以前書いた文章の再録です 今日は「忘れられない一皿」について書いてみようと思う。ちょう…

「結婚」にまつわる呪いを解きたい

※以前書いた文章の再録です 京都の鈴虫寺をご存知だろうか。京都でも有数の観光スポット・嵐…

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東京国際フォーラムの最前列でオザケンの足首を見上げていた話。

ある日友人たちとちょっと遠出のお出かけをしたその帰り道、電車の中でそれぞれがどんな土地で生まれ育ってきたかという話になった。わたしが東京生まれ東京育ちであることを話すと、大阪出身の子がなるほどと言う。 イロコさんって小沢健二が好きですよね。オザケンの歌詞って、原宿とかいちょう並木とか公園通りとか、とても具体的な東京の地名がたくさん出てきて、大阪で過ごしてきたわたしにはあんまりぴんとこないんです。イロコさんは東京の人だから、オザケンの書く詞もしっくりくるんだなって思いました。