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5/30.31(1-19) フリーダム?ロンリネス?アローン?

『君の席ライブ』を見た。QJで連載しているオークラのコラムを読んでいて見たくなるユニットがたくさんでてくるし、ラーメンズへの興味がムクムク湧いてくる。
バナナマン、おぎやはぎ、ラーメンズによるユニット君の席はかつての若手コントユニットの金字塔というイメージだったけど実際、深く頷ける気がした。

(今日は過去は介入してる未来の、6/16の俺がいるのでサッサと進む。)

『ラジ父』ようやく面白くなってきた感じがする
ネットのクイズ番組はボケられないからと断った川北はおそらく、ラジオにも物語を求めていないのだと思う。白武さんが作家についていることからも、淡々と面白い番組を目指しているというほうがしっくりくる。
もぐらがラジオを愛聴していた点が、空気階段の踊り場と真空ジェシカのラジオ父ちゃんの色の違いになっていたのかもしれない。
二人とも全くラジオを知らないから最初は聴きづらいと感じていたけどそれは欺瞞だった。型など必要ないし、しかも違和感を埋められる面白さを持つコンビだった。アフタートーク含めて、自信を持ち始めているのがわかって俄然聴き続けようと思う。スタッフがムキムキと表現するのもわかる。

『12人の優しい日本人』朗読劇のアーカイブをギリギリで視聴。なかなかな長編だったけど一息で見終えた。
昔の作品が描いた日本人だから笑止。としてしまいたいのに、未だにあるあるな人格が登場するトラジコメディーだった。
こういう人たちを笑っていられた状態が今の状況につながっていて、虚無と脱力をフィクションとして楽しむには最高だけど、現実から逃避できない自宅鑑賞がリアルの警鐘を鳴らしだすと背筋がゆっくり凍っていく傑作だった。
これはいま再演する意義が重々にあった。えぐられる思い。
(再演するとサイエンスをかけた台詞がおそらく野田地図にあるはずだ。(知らないです))

バッファロー吾郎A先生としずる村上によるリモートトーク番組『○○に聞く』シリーズの『ノブに聞く』が傑作だとTwitterで見かけて、アーカイブ購入もあと2時間で終わる(内容が2時間)ところだったので意を決して(〆切を捨てて)見た。
佐久間annとオードリーannにノブがゲスト出演したときに聞いた話もある一方で、
なんでも知りたいミーハー精神が強いと自己分析するノブの話は初めて聴いた。

ノブのエンタメツッコミが密かな楽しみです。右下の蛭子さんの映像には「宇宙から来たキャプテンマーベルなんよ」とツッコんでいた。他にもホークアイやアベンジャーズというフレーズも見たことがある。

ノブのトークを聴きながら、もう一つの窓では恵比寿BATICAでPUNPEEたち(板橋兄弟)のDJを聴いた。変なの。

坂元裕二のリモートドラマ『living』
『しんぼる』みたいなことかと思うとそうでもない。しかしリビングルームに押し込められた人たちの物語と予想していたら生存や生態系をモチーフにしたタイトルだった。
部屋から出たら自分以外の人間が消えてるんじゃないか。いいじゃない、人間は地球に害しか与えてない。

人間が終わっても世界は終わらない

匿名アカウントが本名アカウントになって、国境ができた。頭のいい人たち、偉い人たち
兄弟でも後からできた国境で国が違う。

(セリフの覚え書きに過ぎない)
リモート作品といえば耐えた先の未来を期待させるものが多かった。でも、人間活動の停滞で浄化していく地球 (ノブ「サノスが指パッチンした後の地球なんよ」) を容易にイメージできる今の世界で、思考する方向をこっちに持ってくる作品はなかったはず。

バナナマンの「日本順番」なんかを思い出した。

もうお分かりのはずです。人類はこの世の嫌われ者だってことに

先生、そろそろこの世の締め切りですよ

この日はずっと画面にかじりついていたことがわかる。

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