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小春 (詩)

曇りの日に馴れたボク達は
たまにある晴れ間に喜び
日照りが続いたら
曇りの日を懐かしむ

肌寒いくらいの日陰の風
薄暗い照明みたいな雲の上
透けている太陽
こんな日は歩きたいよ
やっぱり眠たいよ

玉ねぎを切って
失敗して親指切って
薄皮の下に赤く滲んで
何故か嬉しい冒険心
こんな日は歩きたいよ
やっぱり指 痛いよ
そりゃあ
なるべくこんな気持ちでいたいよ


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