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買い物はひとりで行く?

わたしは買い物に時間がかかる。
優柔不断。わたしの中ではそんなことはないのだが、一緒に買い物に行った人からそう思われても仕方がないくらい悩む。仕方がないのだ。
わたしはメンドクサイ人間だから。
そんなわたしの買い物の心構えはこうだ。

あまり店員の能力を過信してはいけないし、能力はあるのかもしれないが気持ちが崇高だとは限らない。とりあえず、これは絶対。
この場合の崇高とは、本当に好きなものを売っているかだ。
こんな風に考える「優柔不断さん」は、わたしだけではないと思いたいけど、優柔不断がゆえに事前に色々調べる。だから、店員にはそれでも足りないところを十分に補足してもらいたいのだが、そんなにうまく事は進まない。
「接客に時間をかけたくない」。これを感じたら、店員か店を変更するからいいやと思える。問題は、「とりあえず売りたい」。これを感じると、嫌なスイッチが入ってしまう。
わたしはこの時、心の中でオセロが始まってしまう。
まずは、購買意欲がリセットされる。そこから、どうやってこの人が買いたい気持ちにしてくれるんだ? という、戦いになる。だから当然、時間もかけるし、わたしの調べた知識よりも情報を持っていないと駄目だし、そして、その自信たっぷりの営業トークでしっかりとこの購買意欲をひっくり返してもらわないと困る。ちゃんと、綺麗にひっくり返してくれたときには、もちろん快く購入はするのだが、今のところわたしの勝率のほうが高い(まあ、ジャッジしてるのが自分なのだから有利ではある)。
でもたまに、「へぇ~」と唸らせてくれる店員さんもいる。そういう人は、店員さんだ、”さん”付けで呼びたくなる。そして、ちょっぴり仲良くなることもある(これもわたしの主観だが)。またこの店にしようと、店の信頼感が上がり、自動的にほかの店員への信用もでてくるのだ。
と、まあ、ここまではメンドクサイ人間の買い物の心構えだ。

そして、わたしが本当に重要視しているのは、「買う前から欲しいものを使った自分を想像しているのに、迷っている理由が値段なら買え」というシンプルなことだ。最終決定権は、いつも自分にあるのだ。
今のところ、この感覚で買わなきゃよかったと思ったことはない。でも、間違えないでほしいのは、後悔することはあるということ。
それでも、一瞬でも楽しい時間は過ごせたし、「ああ、失敗だったな」と思っても、それが思い出として残る。それは、それでしょうがない。
失敗は、誰でもするのだ。
それよりも買わないで永遠に迷ったり、買ったあとの時間を体験できない方が時間の無駄になる気がするから、そうすることにしている。

最近はネットで買い物することが増え、コロナ禍で積極的に話しかけてくるスタイルも減ったように思える。
ウィンドウショッピングが好きな私としては、ちょうどいいバランスになった気がする。年齢でほしい物も変わってくるしね。

直近で購入したのは、防水のリュックです。
少し前から休日に使えるバックが欲しくて探していたのですが、気に入ったものが見つかりました。今まではショルダーバックばかりで、背負うタイプのものは選んだことが無かったのですが、気に入ったデザインのものがあったのでリュックにしてみました。
新潟県だと春になったからと言っても、快晴が続くとは限らないので防水なのも良さそうです。
暖かくなったら、またアウトレットとか行きたいな。


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