繊細で目に見えない細菌たちの世界を想像することによって、より良く付き合っていけたらな〜と願っています
おはようございます!Yukoです。
前回からの続きで、『樹木たちの知られざる生活』より考えてみたいと思います。
私たちは目に見えるもの、オオカミやクマやサンショウウオなど、大きな動物に目が行きがちですが、それらがすべていなくなっても森は森として生きつづけ、鳥類さえも生態系にとっては必ずしも必要ではないと著者は書いています。
人間も必要ないのでしょうかね。。。
しかしいなくなって困るのは、以下のような小さな昆虫たちや目に見えない生き物たち。
繊細なつながりの中で森が形成され、維持されていることが見えてきます。
生態系は人が簡単に考えてしまうような回復を見せることはない、ということです。
目に見えない世界を想像することは難しく、その多様性を理解できないがために簡単に考えてしまいがちですが、オオカミを日本の森に復活させることができないように、目に見えない世界を再構築することにも大変な難しさがあるのです。
しかも、人にできることって何もないのかもしれません。
この、目に見えない生き物たちの話を読んでギョッとしたことがあります。
私たちの身体の中や外で共生している細菌たちはどうなのだろうか?と・・・。
薬を飲んだり、手を殺菌したり、合成界面活性剤入りの洗浄剤で全身を頻繁に洗ったり、保存料=殺菌剤入りの食べ物を平氣で食べてしまっていますが、それがどういうことなのか、もう一度考え直す必要性を感じています。
一度バランスを崩してしまうと、なかなかもとには戻ってくれないことを肝に銘じるべきなのでしょう!!
人の一生のスパンではもとに戻らない森林の細菌たちです。
私たちの共生菌は痛めつけても痛めつけてもすぐにもとに戻っている!と思い込んでいますが、そんなに都合の良いものではないでしょう。
コロナ以降の生活は、意識しないとますますこの負のループに入り込んでしまっています。
森はバランスの中で成り立っています。
そして、私たち自身も。。。
繊細で目に見えない細菌たちの世界を想像することによって、より良く付き合っていけたらな〜と願わずにはいられません。
今日も良い一日でありますように。
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(2021年10月15日LINEにて配信)
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