【次女が全国制覇の部活に所属していたこと】①
中学で少し目立ったソフトボールプレーヤーだった次女が選んだ高校は、スポーツの強豪校。中3の夏、175cmになった15歳の娘に「高校3年間、絶対に頑張るからお願いします。支えて下さい。」と頭を下げられた。
勉強が好きな次女の大学進学ははどうなるのか?悩んだ末に夫に相談。「本人がやりたいならいいんじゃないの」と言われ私は「わかった!とにかく頑張ろう!」
週末、練習会に参加した娘からのLINEで「ヘトヘトで動けなくなった」と言うメッセージが届き、慌てておにぎりを作って駅まで迎えに行く私。「お昼食べる時間なかった!」とおにぎりをムシャムシャ食べた。これで入部後の3年間やっていけるのかと不安になる。
そして高校の入学式の3日前に地元で行われた春の全国選抜大会。応援にいくと、新しいユニフォームが届き、グランドの片隅で着替える娘達。ピカピカのユニフォームを着て、覚えたての応援歌を必死で歌う新一年生と、応援席の後ろで緊張している私達。お昼頃、お腹が空いておにぎりを食べた新一年生のお父さんが、先輩保護者に怒られた。「まだ子ども達が食べていませんから。」と。びびった!保護者も部活動の一員みたいだ!
そして、ドンドン、ドンドン勝ち進み、次は決勝戦。保護席の応援ルールに戸惑いながら必死でメガフォン叩いていた!え?これドラマ?
勝てば全国優勝??日本一のチーム??そんな強豪校なんて知らなかったよね??
背中がゾクゾクする。
逃げ出したくなってきた。
つづく
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