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「勝ち」と「価値」

先日、お世話になっている小杉湯の皆様からお誘いをいただき「小杉湯くらしマルシェ」にらふるT-shirtを引っさげて参加させていただきました。
このようなマルシェに参加するのは今回が初めてでした。
そのときに得た学びを綴ろうかなと。。

なぜ美容師が本気でTシャツを作ろうと思ったのか。

らふるは「末長く楽しめる髪の提供」のために様々な取り組みをしています。末長く楽しめる髪を提供するためには、持ちの良いヘアスタイルの提供や負担の少ない技術提供に加えて、地球環境への配慮は切ってもきれません。

消耗品のイメージが強い美容室のタオルですが、1枚を大切に長く使えるものにするためイケウチオーガニックのタオルを採用しています。
風合いもよく耐久性にも優れている同社のタオルは「ものづくりの本質」が詰まった素晴らしいタオルで、確実に僕の人生において重要な存在となっています。

常日頃から、私たちが普段身につけているTシャツも消耗品のイメージが非常に強いと感じていました。イケウチオーガニックのタオルのように、長く着られる風合い豊かなTシャツないかなとずっと探していたんです。ご縁やタイミングもあったので、作った方が早い。そしてらふるの世界観をより強固なものにしていくアイテムとなりうるかもしれない。

こういった経緯があり、らふるでは2周年を迎えたときにオーガニックコットンでTシャツを作りました。

・Tシャツの消耗品としてのイメージを変えたかった。
・欲しいと思えるシルエットのオーガニックコットンTシャツがまだこの世になかった。
・オーガニックコットンのことをもっと知ろうと思ったら、習うより慣れろ。
・実現したい優しい社会への新たな一歩としても動いてみる価値はある。


大変ありがたいことに第一弾は1ヶ月足らずで完売と、大変ご好評いただき再販を希望されるお客様が多くいらっしゃった。

第一弾は「らふるの店頭」のみで完売した過去があったので、自信満々で参加させていただいたのです。

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らふるオリジナルオーガニックコットンT-shirtについて
・オーガニックコットンについてより深い知識を身につけるため
・大好きな洋服についての知識を深めるため
・夢見る優しい社会への自分なりの小さな一歩として

インド原産の有機栽培された超長綿を使用。
上記素材を 50 番手に紡績した糸を 3本掛け合わせることにより、強度を増し 程よい生地の肉感を出しました。
重くなりすぎない丁度良い厚みがありながら、 しなやかさと品のある光沢を保っています。 通常には無い糸番手を使用することで、 適正な編み目から絶妙なズレが生じます。
そのズレが生地に程良いゆとりを持たせ、 他には無い、使い込むごとに体に馴染む 長年ご愛用頂ける T シャツになりました。
環境や人権に配慮された製品を選ぶ事が、 今以上に当たり前な社会になって欲しい。 そんな願いを込めて。

第2弾もらふるに来てくださっているお客さまからはご好評をいただいており、お陰様で前回を上回るスピードで売れています。
正直、マルシェでも売れるだろうと思っていましたし、イベントを僕なりに盛り上げられるって思っていたのですが、結果は違った。

今回のマルシェで売れたのは2枚だけ。

こんなツイートしちゃうくらいの完全敗北です。
非常に悔しかったけれど、気づきや学びも多くあったので嬉しさも混在する複雑な感情を抱きました。

何が悔しかったって、売れなかったことよりも小杉湯を始め根強いファンを持つ企業さんにぶら下がっている感じが不甲斐なく、それが一番悔しかったんですよね。

日々の積み上げこそが「価値」をつくり「勝ち」をもたらす。

小杉湯、IKEUCHI ORGANIC、木村石鹸、ハルインダストリー、Kougo Newyorkと並んで販売をさせてもらい、近くにいて気づいたこと。それは

お客さんたちは「事前に各社・各ブランドの特徴をご存知で前々から欲しいと思っていた」ということ。

アウトプットをし続けているからこそ作り出せるシチュエーションなんですよね。
当たり前に言われていることですし、僕もわかっているつもりだったけれど自分たちの強みをしっかりと理解して、それを正確に言語化し続けるってとても重要だなと改めて気付かされました。

なんどもなんどもアウトプットするからこそ伝わっていく。
小手先のテクニックではなく自社の製品が大好きだからこそ、「知ってもらいたい。届けたい。」と伝え続ける。
その愛情はお客さんだけではなく、社員の皆さんへも浸透していく。
「涵養」という言葉があるけれど、まさにじっくり染み込みじわじわ広がったその賜物を見たように思います。

小杉湯ファミリー各社の静かなる戦いを間近で見て、単なる仲良しこよしではなく、他を認めつつお客さんにどれだけ届けられるかの真剣勝負。
日々の積み上げが生んだ「価値」を武器にしっかりと「勝ち」を手にしていた。

今回のように知られていない状態で参加するのなら、通りがかった方々の興味を引くような、「らふる」ならではの戦略を立てなきゃならない。
たとえ、いつもとは異なる土俵だったとしても勝ちにいかなければ勝てない。

僕も負けないくらい「らふる」を愛しているけれど努力が足りなかったな。

良いものを作り、しっかりと自分たちの強みを理解し、何者で、何が素敵なのかをコツコツ発信し続けること。

やるかやりきるかしかない。

もしよろしければサポートをお願いいたします!大変な状況が続きますが、前向きになれるような髪に関する情報を発信できるようにがんばっていきます。