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税理士試験について㉓ 科目の特徴【酒税】

続いて俗に「ミニ税法」と呼ばれる酒税、事業税、住民税、固定資産税、国税徴収法から「酒税法」を。非常にマイナーです。

酒税法を選択すると消費税法を選択できないことから、受験者数は相当少ないです。実務への関連も薄し。
酒税メーカーとか酒蔵などの税務顧問の可能性があればなくもない・・・のか?


【酒税法】


酒類の製造・引き取りに係る税金です。

〇〇を使用して製造され、アルコール分が〇〇%なので「ビール」

等と計算をしますので、お酒に詳しくなることは間違いなしです。

学習時間の目安が約150時間(※理論除く)と学習ボリュームは相当少ないものの、基本的にお勧めしません。

【酒税法の学習】

配点 理論30点、計算70点と計算重視。

簿記論や消費税と違い「最終値を出す」ことが重要でありますが、

・資格予備校での未学習項目が毎年出題されること
・学習ボリューム・問題量が少なく高得点での争いになること

この2点により「ワンミス」で不合格になる確率が高く、ある意味「運」の要素が強い科目になってしまっています。

学習のボリュームが少ないために受験時には合格レベルに達している方が多く、かつ合格率は10%台前半であるため、合格確実ラインが「93点」という年がありました。1,2問のケアレスミスで不合格になってしまいます。

【合格率・受験者数】

受験者数492人 合格率12.4%(69回) 61名

なんと合格者数が「61名」です。
所得税法(合格者数212名)も少ないと思いましたが、61名だと少なすぎますね。

≪過去5年の合格率≫
H30 12.8%
H29 12.2%
H28 12.6 %
H27 11.9 %
H26 13.0%

酒税法も、高くて13%です。
学習ボリュームが少なく学習がしやすいように見えて試験対策は難しい科目です。

以上が酒税法の紹介となります。
税理士事務所(法人)で働く際には、事務所から受験科目を指定(または禁止)されることがありますので受験の際にはご確認下さい。

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【今回のポイント】

・酒税法はお勧めではない。

・ミニ税法共通ですが、受験者数が少ないため資格予備校のコース(講師)もかなり少ないです。

 教室通学を検討されている方はご注意を。それまで通学でスケジュール管理と質問等をしていた方は学習方法が大きく変わることになります。
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【雑記】

・タピオカの物価?が下がった、という記事をみました。

 関連してなのか、なんとダイソーで100円のタピオカドリンクが販売されていました!しかもアイス、ホットと両方楽しめる仕様。

 飲めるまでに良いカップラーメンを作るくらい時間がかかるのがネックです。後、タピオカが固くて味がない。


・アベのマスクが機能届きました。遅い。

・キウイ🥝が60円だったので買いました。

 そして種を植えました。楽しみ。

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一回サポート頂ければ一ヶ月はがんばれます!笑 資格について質問があれば是非お待ちしております。