トルコキキョウと葉物を使ったシンプルな花瓶生けのパターン例 2種x2パターン
メインのお花はトルコキキョウを使用しました。
こちらのトルコキキョウは1本の茎から枝分かれしているため、そのまま切り離さずに使用しました。メインのお花ひとつ、葉物1種類だけのシンプルな花瓶生けのパターンを紹介します。
①葉物を低く持ってくる
メインのトルコキキョウの下に支えるようにソリダコを。
トルコキキョウとは反対側にソリダコが向くように流れをつくります。お花と葉物が同じ高さ~下になるように配置すると安定感があり綺麗です。
②お花と葉物のラインを統一する
メインのトルコキキョウの後ろに沿わすようにソリダコを入れます。お花の向きと葉物の向きが揃うので統一感が出せます。左上に空間を作ることと、お花よりも葉物を高く持ってくることがポイントで、お花の高さと葉物の高さのバランスを重視すると美しくみえます。
③一本の線状の葉物を3枚使う
こちらは①の生け方を応用にたもので、葉物をメインのお花よりも下に持ってきます。ソリダコとは違う1本の線状の葉っぱがバックとよいコントラストになり、存在感が増します。葉物の先がなるべく下を向いてしまわないように形成します。
④長さを生かし手前に引き出す
こちらは②の生け方の応用で、メインのお花と葉物も向きを揃え、同じ方向にラインを作ります。同じ方向に揃えることでより葉物の長さが強調されます。
葉物独特のうねりを上手く利用することでラインを生かした生け方になります。一番長さのある葉を手前に持ってきて、ぐっと引き出しスケールを広げます。
まとめ
同じお花でも添えの葉物の種類や生け方を変えることで、花瓶に生けた時の印象を変えることが出来ます。葉物特有のうねりやラインを上手く生かすことで空間の中に動きを出すことができます。
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