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「水」を飲むだけで体脂肪が減る理由

水をのむだけで体脂肪が減ったら最高じゃないですか?
なんと、なんと、真実です。
(最高すぎる情報。これぞ楽して痩せる方法!)

✔︎水ダイエットってなに?
✔︎水を飲めば痩せるって本当?
✔︎なぜ水を飲むと痩せるの?

今回はダイエットと水の関係についてのお話です。

水を飲むだけで痩せることができたらこれほど楽なことはないですよね。
ダイエッッター必見です。
(必読?)

□ダイエット、水を飲めば体脂肪は減る

結論、水飲めば体脂肪が減ります。

冷たい水だとよりいいです。

ただし、そんなに爆発的には痩せないからダイエットの補助として考えてくださいね。
(でも脂肪は減るよ)

□ダイエットで水を飲むと体脂肪が減る3つの理由

▼3つの理由を話す前に…
今からお話しすることは水ダイエットの事をしっかり理解するための知識です。

正直ヤヤコシイ話もあるので面倒な人は読み飛ばしてもらって結構ですよ^^
①体は細胞でできている

まず、私たちの体はたくさんの細胞からできています。

そしてその細胞に酸素が運ばれたり栄養が運ばれる時に活躍するのが水分です。

ちなみに体の中の水分量は、

・総体内水分量→体重の約60%
・細胞内液→体重の約40%
・細胞外液→体重の約20%

ちなみに男性より女性の方が水分量は少なめです。この数字は成人の場合。

また、新生児は体重の約80%、乳児は70%ととっても多めです。

だから赤ちゃんは下痢や嘔吐など水分を多く失うと脱水症状になりやすいです(これは豆知識)

②細胞の膜は水を通す
浸透圧って覚えていますか?
(学校で習ってます。私はダイエットのことを勉強するまでまるで覚えていませんでした)

さっき話しましたが私たちの体は多くの細胞からできていてその細胞にいろんな物質が運ばれます。

細胞膜や毛細血管などの壁は『半透膜』としての性質を持っています。

つまり水などの小さな物質は自由に行き来できます。

この時、濃度の低い方から高い方へ向かって水などの小さな物質が移動するために圧力がかかります。

これを浸透圧って言います。思い出しましたか?

水道水と海水をこの膜を挟むと水道水(濃度が低い)から水が移動して同じ濃度にしようとするってことです。

そして細胞の中にある液体を細胞内液、外にある液体を細胞外液(血液とか)と言います。

③飲み物は多くき分けると3種類
いつも飲む飲み物に実は種類があります。
私たちの体の体液と比較して、

・濃度の薄いもの→ハイポ
・濃度が同じもの→アイソ
・濃度が濃いもの→ハイパー

こんな風に分かれます。
ちなみに水はハイポ飲料です。

・水を飲むと痩せる理由その1

本題です。水を飲んで痩せる理由。

まず水を飲むと血糖値に変化が起きて痩せます。

インスリンって聞いたことありますよね。血糖値を調整してくれるあの物質です。

▼インスリンについては「朝食」の記事に書いてます^^

たくさんご飯を食べると血液中の糖分が増えます。それをいろいろな細胞に届けてくれる優れもの。

実は水をたくさん飲むとインスリンが働いてくれるんです。つまり血液中の糖分を細胞に届けて血糖値を下げてくれる。

そうすると体は血糖を一定にするために糖分を増やそうとします。

その時あなたの体はどうすると思いますか?脂肪を分解、酸化させてエネルギーを作り出します。

だから水を飲むと脂肪が燃焼するんです。

・水を飲むと痩せる理由その2

もう一つの理由もエネルギー消費です。

私たちの体の脂肪はほとんどが白い脂肪です。でも実はそれ以外にも違う色の脂肪が少しだけあるんです。

『褐色脂肪組織』

この脂肪は体温調整をしてくれる脂肪でミトコンドリアや鉄がたくさん含まれているので褐色なんです。

心臓、腎臓の周り、肩甲骨の間や脇の下なんかにあります。

そして水をたくさん飲むと体液が増えていると体が判断して褐色脂肪組織を活性化させる物質(ANP←覚えなくていいよ)が出ます。

そうすると褐色脂肪組織がエネルギー消費を増やして痩せる。
(褐色脂肪組織が活発→体温上昇→熱生産のためにエネルギー使う)

という仕組みです。

・水を飲むと痩せる理由その3

最初に冷たい水がいいと書いたのはこれから話すことが理由です。

体は体温を保とうとする性質がある

冷たい水を飲むと体温が下がりますよね。
体温は基本36度前後。冷たいものが入ってくると体は温めようと頑張ります。

冷えた体を温める。というか冷たい水を体温まで温めるためにエネルギーを使います。

そのカロリーは、

水1mlを1℃上げるのに1cal

(1kcalじゃない。1calね)
ここでもやっぱり褐色脂肪組織です。

冷えた体を温めるためにエネルギーを使います。

そして痩せる。これが3つ目の理由です。

ん?と思いました?勘がいいですね。
体を冷やせばいいのならば寒いところでも同じこと?そうです。寒い冬は体温維持のために基礎代謝が上がります。
(だからダイエットは冬が有利なのだ)

□ダイエットで水はどのくらい飲めばいいの?

理由は分かったけど実際ダイエットのために水を飲む場合どのくらいの量飲めばいいの?飲む量と飲み物の種類は?

という疑問が出てくると思います。

▼ダイエットのために飲むべき水の量
飲むべき水の量を知るためには失われる水の量がわかればいいですよね。

普通に生活していて失われる水は、

・尿→約500〜1000ml
・不感蒸泄(呼吸とか)→約900ml
・糞便→約200ml

夏場とか運動とかするともっと水分が失われます。
そして失われる水分量がわかればその分飲めばいいだけですよね。

だたし、水を飲む以外にも食事などからも水分は吸収できます。

食事から→約800ml
代謝水(体の中で作られる水分)→約300ml

というわけで、飲料水としては1.5L飲めばいいと思います。

▼飲み物ならなんでもいいの?
飲む量はわかりましたね。次に飲み物の種類です。

最初に書きましたが、飲むなら水がいいです。
その理由はハイポ飲料だから。

濃度の薄い水を飲むと体の細胞内の方が濃度が高いため水分が細胞内へ移動します。そうすると細胞が膨れてインスリン反応が強くなって痩せるための反応が起こるんです。

▼そのほかの飲み物について

「コーヒーとかお茶」
コーヒーとかお茶もよく飲む飲み物ですよね。
でも利尿作用があります。だから水分補給として考えるのであればあまりいいとは言えないかも。
(でもカフェインには脂肪燃焼を助ける働きがある…)

「お酒」
お酒は最低です。
「真夏!キンキンに冷えた生ビール!!最っ高!!」と叫ぶおじさんが想像できますがお酒は最低です。
アルコールには、

・利尿作用がある(体の水分が減る)
・アルコール分解に水分を使う(体の水分が減る)
・筋肉の合成を邪魔する(脂肪の合成は応援する)

最低です。

□水ダイエットで痩せる理由はデトックスも関係してる?


ネットでダイエットと水の関係を検索すると水ダイエットって出てきますよね。そして痩せる理由に『デトックス』って書いてあることがよくあります。

デトックスで痩せやすい体を手に入れる。そういうキャッチフレーズをよく見ますがそもそもデトックスってなんでしょうか。

デトックスを調べると『日々の暮らしで体の中に溜まった有害物質を汗などで体の外へ出す』って書いてあります。

水を飲むと確かに尿が増えて有害物質は出ていきそうです。

ただ、水を飲んでデトックスしてそれが脂肪燃焼につながるか。という疑問に対して私の知識だと明確な理由がわかりませんでした。
(確かに健康には良さそうだけど)

結論、脂肪燃焼とデトックスの関係性は不明。

なので今回はデトックスではなくて水を飲むことで体脂肪が燃焼する理由がはっきりとしていることだけを書きました。

□結論、水を飲むと体脂肪が減る


結論、ダイエットするなら水をたくさん飲んだ方がいいです。
冷たい水がなお良い(おなかをこわさない程度にね…)

だから普段から意識して水を飲むことはダイエットの第一歩になります^^
かんたんなことなのでぜひやってみることをおすすめします!

▼水飲むと痩せる3つの理由

✔︎インスリンが働いて血糖値を下げてエネルギーが使われるから
✔︎褐色脂肪組織が活発になってエネルギーが使われるから
✔︎体温調節のためにエネルギーが使われるから


今回はダイエットと水、脂肪燃焼の関係についてお話しました。

ダイエット含め健康的な生活を送るために水はしっかり飲むようにしたいものですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからもゆるくダイエットをするためのガチ情報をお届けするので遊びに来てみてください^ ^

ひろせでした!またね!


P.S.
SNSもゆるっとやってます^^

Twitter:@lat_fitness
Instagram:@lat.fitness


▼参考文献
山本義徳 業績集ダイエット-理論編-

▼画像提供サイト
https://o-dan.net/ja/


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