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ギャランΣのこと

 先日のはじめましてのご挨拶で、ミニカーの画像を掲載しました。
何となく雰囲気の良い旧車のミニカーを使ったのではなくて、敢えてトミーテック製の三菱ギャランΣ と同ギャランΣエテルナを使用しています。

 その理由は、ラトシア担当が初めて運転したのが昭和53年式の三菱ギャランΣ 2000GSL だったからです。

 担当の父親が昭和54年に三菱自動車に勤務していた叔父から譲り受け、平成まで随分長いこと乗っていたのがこのクルマでした。
 当時は旧いクルマに何でこんなに長く乗っているのか不思議だったし、免許取得後の公道デビューがやたらと旧いクルマというのも嫌でした。

 でも、全長4.3m少々、車重1t少々しかない車体に2000ccのエンジンを搭載していたので低中速では意外と力強く、パワステのないダイレクトなハンドリングやマニュアルのシフトフィールも良くて中々運転が楽しかったように記憶しています。

 また、現在の視点で見ると、免許取得当時には古臭くて嫌だなぁと思っていたデザインも70年代らしいシャープな造形で中々カッコ良く見えます。

 もちろん、令和の現在では、この手のクルマは趣味で乗る人たちのもので、一般的ではありません。安全装備がシートベルトくらいしかないこの時代のクルマを積極的にお勧めするのは気が引けます。

 画像は、あくまでも担当の原点がこのクルマだった、ということでの掲載でした。

 昭和の時代から現在に至るクルマの進化は、安全性の向上が大きいと思います。それは、日本国内の交通事故死者数が昭和63年~平成初期の年間1万人超から、令和3年には2,636名にまで減少していることからも言えそうです。

 もちろん、昭和60年代~平成初期にかけてはオートバイ、それもレーサーレプリカがブームでローリング族の事故が多かった、四輪でも走り屋の事故が多かった、といった事情もありそうです。

 でも、近年の事故発生件数と交通事故死者数の減少は、ADAS(先進運転支援システム、自動ブレーキや道路逸脱警報など)の普及とクルマの衝突安全性の向上が貢献しているのではないかと思います。

 ギャランΣの話からは逸脱してしまいましたが、、、
 ラトシアは近年の安全性の高い車両をベースに、もっとクルマを楽しむことを提案していきたいと考えています。

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