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お中元ギフト。贈り方のマナーをご存じですか?

そもそも、お中元とは?

お中元は、もともと中国の「道教」三官大帝信仰。
天の神(上元)、地の神(中元)、水の神(下元)の中元にあやかったものです。

地の神々を統率した、地官赦罪大帝(中元)の誕生日は、7月15日。
この日に人々は、1日中火を焚いて、厄を払い幸せを祈るお祭りをしていました。
さらに、贖罪のために、近隣の人たちに贈り物をした・・・
これが、お中元の源になったそうですよ!

日本には、室町時代には公家の間では、すでに広まっていて、江戸時代には、庶民にも風習として定着していました。

お中元の広まり

江戸時代の商人たちが、決算期である、中元やの時期に、手ぬぐいや、粗品を配ったことが、中元やが広がるきっかけになりました。
その広まりとともに「日頃の感謝を贈り物でしめす。」という意味を持つようになったと言われています。

明治時代に入ると百貨店が、売上の落ちる夏の時期に、売り出しを行うようになってから、さらにお中元の「贈答」が広まっていきました。

昭和の初めには、お中元の配達の記録が、百貨店に残っているそうです。
当時は、冷蔵設備などが備わっていない時代ですから、「乾麺・のり」など、常温で日持ちのするものが重宝されたのでしょう。

いまでも、そうめんは、人気の中元商品のひとつですよね!


イリゼ ¥3,240

当店のスイーツも「常温保存可能」「日持ちも長い」

そうめんも、さっぱりしていていただくと、とっても嬉しいですが、
希少なスイーツはいかがですか?

当店のスイーツは、常温保存ができ、なおかつ、日持ちもするので、
使いやすいですよ!

ひとつずつ作られたラスクやクッキーは、リアルショップですと、そごう横浜店だけでしか、お求めいただけないんです。
「どこででも買えるもの」ではないので、大切な方への贈り物に。と、
多くのお客様にご利用いただいています。


お中元を贈る時期

お中元の贈る時期は、地方により異なります。
一般的には、関東では6月下旬ごろから7月の15日までに贈り、
関西では、8月15日ごろまで贈るのに差し支えない地域もあります。
不明な場合は、お店のかたに伺うと良いでしょう。

関東ですと、暦の上で立秋までを、「暑中お見舞い」それ以降の時期は「残暑お見舞い」になります。残暑お見舞いは、8月31日までにお渡しするのが一般的です。

お中元の相場

「日頃の感謝の気持ち」の贈答品なので、高額すぎるものは控えましょう。
3,000円~10,000円くらいのお品を選ぶようにすると良いです。

お中元をいただいたお返しは、「挨拶状」だけでも失礼にはあたりませんが、いただいた額の半分くらいの金額のお品を贈るかたが多いようです。


熨斗はどうすればいい?

熨斗は、紅白の花結びの掛け紙、もしくは短冊熨斗をつけましょう。
表書きは「お中元」とし、7月16日以降にお渡しする場合は、「暑中お見舞い」「暑中お伺い」にします。

良い関係を継続するためにも

感謝のお気持ちをつたえることは、気持ちの良いものです。
贈られたシーンが記憶となって残ります。
企業間で贈答品のやり取りを禁じているところもありますが、
昔ながらの「日本の良き文化」は残していきたいものですね♡


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