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職業・デザイナー

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職業・デザイナーシリーズ。 本職のデザイナーのこと、仕事の内容、デザインについて思ったことなどを書いた記事です。
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記事一覧

WEBデザイナーとスパイスカレー

今日のお昼はスパイスカレーでした。 昨晩の0時にいつもの「肉のハナマサ」で材料を調達。 深夜2時にかけてスパイスカレーを作成し、ついでに髪も染めながら殺伐とした時間を過ごしました。 今回のスパイスカレーは量を増すため白菜を投入。 鍋っぽく重々しい雰囲気です。 おいしくもなくまずくもない、自炊の平均値を崩さない飽きる味です。 「なんでこんなに普通なんだろ……もっと美味しく作れないんだろうか……」 外食したスパイスカレーのおいしさを思い出し、微かに自己嫌悪に陥りました。

フリーランスになりたがるのはなんで?

タイトルはそのままの意味だ。 フリーランスになりたがるのはなんで? 挑発的な問いではなく、普通に聞いている。 デザイナーはフリーランスになりたがる人が多い。 デザイナーになる前からフリーランスになりたがる人も多い。 なんで? 稼ごうと思えば無限に稼げるからだろうか? 会社にしばられてる感じが嫌なのだろうか? 自分の好きな時間に働きたいのだろうか? わたしは、フリーランスになりたいと思ったことがない。 お小遣い稼ぎで副業はいいな、と思う。 フリーランスは普通

WEBデザイナーのいいところ

職業・デザイナーシリーズ WEBデザイナーをやっている。 WEBデザイナーとは、ホームページをデザインする人のことである。 基本的にはホームページが見る人の目にどう映るか。 かっこいいとか可愛いとかスタイリッシュとかそのへんを考える。 ホームページは絵と違い、きれいに貼り合わせた画像の裏側でプログラムが働いている。 WEBエンジニアは、WEBデザイナーがデザインしたホームページをネット上できちんと表示できるようにする人だ。 「プログラミング」とか「コーディング」とかい

WEBデザイナーはWEBサービスを作るわけではない

今までに、サービスを作って欲しいという依頼を何回か受けた。 社内のWEBにくわしくない人とか、企業家気質の知り合いとか。 それ、WEBサイトじゃないですよ。 システム開発ですよ、とかなり詳しく説明したつもりなのだが、 どちらとも今いち話が飲み込めていない様子だった(WEBに詳しくない他部署の上司はちょっと怒っていた)。 会社のこともあるので、詳細はごまかす。 こういう感じの依頼だ。 A:作っているお菓子の生産地やメーカーや金額などの詳細を登録していきたいので、まずは登

インハウスデザイナーの日常

インハウスデザイナーとして働いている。 インハウスデザイナーとは、 「デザイン部」とか「WEB制作部」とか「企画部」とか「○○ソリューション部」とかの名前がついた部署に所属するデザイナーだ。 デザイナーというか、事業会社の会社員(WEB制作会社ではない)。 基本的に上司から振られた仕事をやる。 「〇〇部のイベントに使う〇〇をデザインして欲しいんだけど、〇〇日までにできる?」 とか言われて、仕事を振られる。 仕事を振られた瞬間は、ちょっと嫌な気分になる。 わたしは

WEBデザイナーのモチベーション

やる気がないデザイナーとして定評がある。 WEBデザインはライスワークとしてやっている。 なんか昔に宣言した気がする。 会社にいると、早く家に帰りたい。 文章を書くこと以外にあまりやる気がない。 だいたいにおいて省エネルギーで生きている。 熱意あるWEBクリエイターからは「良いものを作れ! 稼げ! もっと高みを目指せ!」と言われそうだし、 その他大勢にも「こいつ、人間的にダメなんだろうな……」と思われていそうだ。 こんなところで素直にやる気がないことを述べて、損

コミュ障だからデザイナーを選択した

シリーズ化しそうな職業・デザイナーシリーズ。 関連記事はこちら コミュ障だからデザイナーを選択した。 ……いや、コミュ障というとなまぬるい気がする。 わたしはあまり人間が好きではない。 こういうことを思ってしまうと人間が好きでないことが加速しそうだし、かなり性格が悪く見えるので、普段は心の中をよぎっても深追いしないようにしている。 が、きっかけを書かないと始まらないので書く。 わたしはそんなに人間が好きではない。 嫌い、とまではいかないと思う。 厳密にいうと、人

プログラミングコードを書くときと小説を書くときの違い

現在、小説サイトを鋭意改装中です。ちょっとだけ動いたり、小説ページを読みやすくしたり、WEBデザインも今風にアレンジしています。 ブログもがしがし書いていきますので、お楽しみに。 と、小説サイトの宣伝はさておき…… わたしがWEB系の業界人とやり取りする名刺には、「昼間はhtmlを書いて、夜は小説を書いてます。」と自己紹介文を載せている。 両方とも同時期に書き始めたので、htmlと日本語は表裏一体なんですよ、という想いで載せている(まあ80%くらいギャグだけど)。 プロ

WEBデザイナーに必要だと思うこと

筆が乗っているので第三弾。 WEBクリエイターとして技術をあげるために、自分が必要だと思うことを書いていく。 関連記事はこちら WEBクリエイターというか、WEBデザイナーの話だ。 わたしの本職はデザイナーだ。 WEB・紙面(DTP)と媒体は様々だが、与えられた素材をデザインすることで生計を立てている。 個人的に、この仕事は向いていると思う。上手かどうかは第三者の判断が必要なので自分では分からない。 しかし、今まで経験したどんな職種よりラクにお金を貰えていると感じる。

キラキラアカウントに絡まれた話&対処法

※これは「未経験から100話でキラキラWEBデザイナーを諦めるかけだしちゃん」の感想記事に入れるために書きました 本記事はこちら (あまりにも長い記事になってしまったのでカットした部分です) キラキラアカウントに絡まれた話&対処法 過去にこんな記事を投稿した 実は私は、別のアカウントでデザインノウハウを発信している。主な目的は、 ①マーケティングごっこ ②広告で収益化 ③商品購入で収益化 ④履歴書に載せて自己紹介のツールにする の4つ。 運用しているInstagr

「未経験から100話でキラキラWEBデザイナーを諦めるかけだしちゃん」について

デザイナーやエンジニアにじわっと衝撃を与えた漫画「未経験から100話でキラキラWEBデザイナーを諦めるかけだしちゃん」をご存知でしょうか? 一言で言えば、主人公「かけだしちゃん」がWEBデザイナーを目指して頑張る話……なのですが、ネットビジネスの闇を見事に描き出していると話題です。 わたしもWEBデザイナーのはしくれとして、この漫画を読み、じわっと衝撃を受けました。ボディーブローのように後から効いてくるやつです。 そこで今回は、「未経験から100話でキラキラWEBデザイナ