梅田サイファー「ビッグジャンボジェットリリースパーティー」雑感
どうも。らすてゃらです。
今回は5/4に服部緑地野外音楽堂で行われた梅田サイファーの無観客配信ライブ「ビッグジャンボジェットリリースパーティー ~あの歩道橋の上で会おうぜ兄弟~」の感想や各曲の好きな部分などをお送りさせていただきます。
諸事情さんで最近まで言語野がほぼほぼ死んでおりましたので、リハビリ患者を見守るくらい優しい気持ちでお付き合いいただければ幸いです。
ビッグジャンボジェット
無観客でも「みんな画面越しに盛り上がってるんだろうな、いや、盛り上がってるに違いない」と感じられる曲ですね。
伝わるか謎ですが、個人的にはアイドル戦国時代全盛期のももクロとかの色んな要素てんこ盛りソングを聴いた時の感覚に近いなと。要するに「全パートおいしい」ってことなんですけど。
ガガさんのフックは子供から大人まで一度聴いたら忘れないんじゃないでしょうか。還暦を超えたうちの母もパーパパ言ってます。
ステージ上の各所で様々なことが起こってるのでどこを見たらいいか悩ましいのが梅田サイファーのライブのいいところ。
SPACE INVADER
去年の夏からずっと聴いてます。イントロからガッチリ心を掴まれましたし、こういうサウンドとJapidiotの親和性の高さと中毒性が最高です。
中でも、小節数は少ないのにしっかり印象に残るからOSCAさんはすごいと思ってます。
ライブではアウトロのテークさんがどんな感じか毎回楽しみにしてるんですが、この日は一段と激しめでしたね。
tellaさんがいないのはやっぱり寂しいので、またみんなで幼稚園児みたいにわちゃわちゃしてる姿が見れる日を楽しみにしてます。
無敵ライクセブンティーン
カッコイイ以外の語彙が消失するくらいカッコイイ曲。MVもカッコイイ。ライブでもカッコイイ。まーじカッコイイ。(無敵過ぎて逆にどこ拾ったらいいかわからなくなった人)
Base Ball Bearファンでもあるのでドイケンさんの「17才 It’s a セブンティーン」は本当にありがとうございます案件です。
あと、ふぁんくさんの「Heavenly kiss」はミスチルかなと思ったり。
急かされるのはごめんだぜ
前振りで「なるべく巻いていかなアカンから、もし長なってたらMCでどんどん急かしていきますんで」と言っていたRさんにテークさんが「遅刻したお前が言うのかー」と言うところは何回見ても笑えました。
好きなフレーズは沢山ありますが、teppeiさんの「睡魔isカミン 納期isカミン 何も思いつかへんから取り敢えず仮眠」は梅田クアトロでの初披露の時からずっと好きです。
「お先に言っとくほんまにごめん!」のところで土下座して「ほんとに今日もうすいませんでした」と言ってたのでteppeiさんも遅刻したんでしょうか(笑)
リズム天下一武道会
シンプルながらクセになるビートの上で五者五様のキレッキレなラップをぶちかましてくれる曲。
正に全員優勝としか言いようがないんですけど、テークさんの「いつでもだれでもニコニコしないRapだけがファンサービス」という姿勢が特に好きです。
古武道さんのマイクが天に召されたりもしましたが、素早くフォローするRさんと音声なしでも最後までやり切る古武道さん流石だなと思いました。
レインメイカー
曲振りがグダって公開リハーサル状態でしたが(笑)曲が始まったら超絶イケててギャップがえげつなかったですね。
KOPERUさんの様々な通貨を織り交ぜたリリックもいいですし、ドイケンさんの「金があればイケイケで金がなけりゃ全然だけじゃなくて稼ぐ姿勢が伝説」も好き。
あとはRさんの「ピッチピッチチャップチャップランランラン」からの不気味な雰囲気もツボです。「諭吉満タン浸かるバスタブ」のムーブがよき。
Dream finish 恥ずかしいは気持ちいいの卵だよ
毎度ながらのスキルの無駄遣いぶりと何聴かされてるんだろう感。だがそれがいい。
こういう曲はトラックが素晴らしいほどにリリックのくだらなさが際立つと思うのでコーサ……もとい、バクシーシ山下清先生に拍手。
リリックを書くのは憚られますが、個人的にはピンポンダッシュとpekoさんのクダリが好きです。「HとEROがフィットすりゃHERO」は座布団一枚。
Runnin’ 〜 梅田ナイトフィーバー’19
3rdアルバム「Never Get Old」、EP「トラボルタカスタム」より、テッパンのナンバーばかりでぶちアガりました。
Runnin’
たうさんがなんだか忙しそうだった気がするんですけどなんでですかね?(いつもより白々しい)
OSAKA ANZEN UNTEN
「トランクからカムサハムニダ」のカメラ目線とKOPERUさんの視線が好きです。
トラボルタカスタム
ヤバ過ぎて警告が出ました。
梅田ナイトフィーバー’19
コッペパン with OSCAさんのサイドステップが微笑ましかったです。
HEADSHOT pt.2
トラボルタカスタムの流れで「HEADSHOT」にいくかと思いきやpt.2へ。
前作からのサンプリングが散りばめられていてニヤニヤできるリリックですね。「死体の山にヤーマン」大好き。
ジョジョの五部ではミスタ推しなのでKOPERUさんのヴァースはディ・モールト・ベネです。みんなギアッチョ戦読んで。
Future is…
音源を聴いた時点で「ライブ超楽しそう」と思ってましたが予想以上に楽しかったです。ホント元気になれる曲。
面白い表現は多々ありますが「蝶が羽ばたき儲かる桶屋」がバタフライ・エフェクト+ことわざで特に面白いなと。
SPI-KさんのスクラッチとKOPERUさんのブレイクダンスのコラボはめっちゃカッコよかったですね。恒例になってほしいです。
Now On Air
今回のアルバムは日によって推し曲が変わる感じですが、トラックで言うとこの曲が一番好きかもしれません。
初夏の夕方、涼しい風に吹かれながら聴いたらきっとめちゃくちゃ気持ちいいんだろうなと容易に想像できます。
KZさんのヴァースに被せつつ背後からひょっこりするドイケンさんがお気に入りです。
Highway Lights
クールな曲のはずが、コーラさんの前にお集まりの皆さんに笑わされました。コーラさんの私小説のようなリリックがとても好きです。
客席を使っての「運転席にドイケンさん、助手席にテークさん、後部座席に潰れたブラザーRさん」という構図もよかったですね。
pekoさんのヴァース、序盤「Speedin’」「Breezin’」と踏んでて最後に「みんな行こうぜ」と「Midnight Cruisin’」で収めるところが気持ちいいです。
もぬけ
真っ正面から失恋について歌った曲。初めて聴いた時「teppeiさんこんな引き出しもあったんだ」と驚きました。
たうさんの「どうせ一生一緒だから同棲しよう」はめっちゃ固いし「最後の夜そっと赤い糸解く」も情緒に溢れてて好きです。
ドイケンさんのフックは音源より更にエモーショナルで「ライブ音源ください」ってなりました。
いつかまた
それぞれの立場からこのご時世について歌った曲。
イントロのRさんの「今は画面の向こうでも、いつかまた元気に、生で、ライブで、直で、目の前で会いましょう」と古武道さんの「絶対な」とKZさんの「パンパンの服部緑地公園を俺らと約束してください」には全力で頷きました。
tellaさんのフックがこの状況下に本当に沁みます。いつかまた、フルメンバーで聴かせてもらいたいです。
NO.1 PLAYER
「ただのワガママって電話越しに泣いてたお前もちゃんとぶちかましてた」のところでOSCAさんを指差すテークさん、完全にズルです。
ただでさえ泣ける曲なのにOSCAさんの涙で余計にグッときました。もらい泣きした人も多いんじゃないでしょうか。
Rさんのヴァース聴く度に「大きなたまねぎの下で梅田サイファー観たいなぁ」と思ってます。いつかセンターステージでサイファーしてほしいものです。
始まりも終わりも
アルバムの最後を締め括る曲。
初めて聴き終えた時は1stアルバム「See Ya At The Footbridge」から聴き直したくなりました。
どこを取っても胸が熱くなるリリック。メンバーの被せで更にエモさが増すのはライブならではですね。
本編はここまでで、ツアーの発表やグッズの紹介もありつつアンコールへ。
マジでハイ
「Never Get Old」より、最早説明不要な梅田サイファーの代表曲。
何回聴いても、いつ何時もマジでハイにしてくれます。
早く現場で声を出せる状況になってほしいと思うばかりです。
Glass
指ハートを掲げ、乾杯ならぬ「きゅんぱい」でスタート(笑)曲中も随所で「きゅんです」を連発する皆さんにきゅんです。
ふぁんくさんの「健康を気遣ったきゅんです!」はクッソ笑いました。きゅんの申し子。
始まりのストーリー
最後は2ndアルバム「UCDFBR sampler Vol.2」から。
しみじみ聴き入っていたらドリフィニがフェードインしてきて笑わされました。勘弁してください。
俺は始まりからリアルタイムで知ってるわけじゃないですけど、これからの梅田サイファーの活動はしっかり見守らせていただきたいと改めて思いました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
後書き
どこにも行けない憂鬱な5月が梅田サイファーの皆さんのお陰で明るいものになりました。本当に感謝です。
ツアーに参加できるかどうかも不透明な状況ではありますが、運がよければ顔を出させていただきたいです。
こんな拙い文章に最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。きゅんです。
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