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【自己紹介】それでも文章を書く理由

今まで私がどんな人物であるかあまり明かさないまま記事を書いてきたので、整理として書いておこうと思います。

PNは今宵といいます。美術史系の学科を卒業とありますが、早稲田大学卒です。

専門は仏教美術ですが、見るジャンルは「なんでも」です。学生時代は東南アジアでの国際ボランティアとともに、批評サークルで学生批評を齧っていました。

サブカル批評は近年文フリなどで盛り上がりを見せていますが、ファイン系の批評は恒常的に書き手が不足していることもあり、気になった展示に関しては積極的に書いていきたいと思います。

このnoteでもときどき触れることになる属性として、性被害サバイバーです。

現在も脅迫を受けている立場のため仔細は控えますが、20歳頃に男性と女性ふたりがかりでレイプされて処女を失いました。犯人は刑事告訴されていません。複雑性PTSDとの診断が降りています。

そして、中学生頃にASDの診断が降りています。
公表するかは迷いましたが、ASD女性は男性に比べて有意に少なく、専門書レベルでも知見が不足している状況のため、生きづらさや、そのなかでのコーピングの仕方を少しずつ発信できたらと思います。

趣味は美術鑑賞、映画鑑賞、読書、野球観戦、PCゲームです。

映画:暇な時期は年100本程度鑑賞していました。オフシーズンのメインの趣味です。邦画では成瀬巳喜男、洋画ではヴィム・ヴェンダースが好みです。大作よりミニシアター系が好きなタイプです。

読書:史学専攻なこともあり、小説よりノンフィクションが好きです。好きな作家は津村節子です。

野球観戦:今の人生の「推し活」と呼べる趣味です。12球団+高校野球がメインです。
ヤクルトファンで、美術館より神宮の内野席にいることが多いです。

PCゲーム:パラドゲー、ベセスダゲーが中心です。ソロの洋ゲーばかりプレイしています。

それでも文章を書く理由

基本的に年50万字ほど書く精力的なタイプですが、ストレスで一年ほど断筆した期間を経て、もう一度自分のために文章を研ぎ澄ましてみようと思い至りました。
洗練された文章を発表できている自信はありませんが、誰かの心に届くものがあれば幸いです。

おわりに、私がとても好きな日本語の文章「角川文庫発刊に際して」を一部引用して〆たいと思います。

第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たちの若い文化力の敗退であった。私たちの文化が戦争に対して如何に無力であり、単なるあだ花にすぎなかったかを、私たちは身を以て体験し痛感した。
(中略)
しかし私たちは徒らに百科全書的な知識のジレッタントを作ることを目的とせず、あくまで祖国の文化に秩序と再建への道を示し、この文庫を角川書店の栄ある事業として、今後永久に継続発展せしめ、学芸と教養との殿堂として大成せんことを期したい。多くの読書子の愛情ある忠言と支持とによって、この希望と抱負とを完遂せしめられんことを願う。
一九四九年五月三日 

角川文庫発刊に際して

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