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野外ポートレートにオフストロボ

みなさん、こんにちは。
Laskey@Photographerです。
年末の風邪が、新潟の寒さでぶり
返して珍しく寝込みました。

野外で撮るポートレート。

自然光撮影は基本ですが、影消しや
目にキャッチライト入れたり、バック
ライトにしたりと補助光を使うと
写真がより生き生きして来ます。
前にも同じこと書いた気がしますけど。

発色の違い


正直、Webで写真見てると仕事で
写真撮ってる。と言う人がストロボの
使い方知らない。けど撮れてるから
平気とかあって、使わないのは自由
なんだけど、選択肢の少なさをなんで
わざわざ平気で書くのかなぁ。と、
しかも露出アンダーとか飛んでる写真
付きのがなんとも腑に落ちない。

だけど、いいねは多かったりするから
鑑賞力もどうなの?とちょっと?の
多い世界。

補助光と言えば、レフ板がスタンダード
ですが、助手無しのワンオペレーショ
ンで撮る時は、レフ板よりオフストロボ
の1灯焚きがかなり有効です。
レフ板は風でどっかに飛んでいって
しまう、とか、スタンド使ってもヨッ
トの帆と同じで風が吹けば思った方を
向いてくれません。(笑)
そんなときはストロボが役に立つ。
カメラの上に装着してもいいけど、
(クリップオン)
オフストロボなら更に表現が広がり
ます。

オフストロボとは、カメラの上に
ストロボを装着せずに、カメラから
離れたところにストロボを配置して、
カメラに装着したリモコン等を使って
発光させる撮影方法で、光スレーブ
方式と電波を使う方法がありますが、
日中は電波が確実で、100mくらい
離れても遠隔操作が出来ます。
自撮りするのにセルフタイマーで
ダッシュする必要は全くありません。
ま、アレはパフォーマンス含めて楽し
んでいるんでしょうけど。(笑)

自分はストロボの直焚きで、光が硬い
時にオフストロボにソフトボック
スを良く使いますが。
まぁ、慣れたらどうと言うことはあり
ませんが、それじゃあ、目立ち過ぎ
る。荷物が増えるのがイヤ、なんて
場合はこんなモノがあります。

ソフトボックスも一種のディフューザー
ですが、これはお遍路さんが叩き歩く
うちわ太鼓を厚くしたような形をして
いて、下部からクリップオンストロボを
差し込んで光を拡散させます。
ディフューズ効果を期待するには可能
なら30cmφくらい以上の面積が欲し
い。
出力は減衰しますが、光源が点から
面になるほど光は柔らかく出来ます。
面積が小さいのはあまり拡散効果は
期待出来ません。

ストロボスタンドにストロボを付けて
コイツを装着するとあたかも即席の
道路標識みたいで、カッコは悪いの
ですが、場所を取らないし、レフ板
ほど風に左右されず、しっかり機能は
するから、便利です。
天井が低い部屋でのトップライトと
しても使えます。

何をどう使うか

ただ、ストロボに固定する差し込み
部分が頼り無いので、自分はストロボ
にマジックテープを余計に付けて、しっ
かり固定しています。
そして、ストロボスタンドにはカメラ
バッグなどを重しにして、風等で倒れな
いようにして使います。

Model Asami

次回の「今Dokiポートレート Class
A」では野外ワンオペで役に立つ
クリップオンストロボを使ったポート
レート撮影をやろうと思っています。
これと全く同じでは無いけど、
ケンコー・トキナー の直営店で手に
入るモノでやるつもりです。

レタッチで色起こすより綺麗

そう、言いながら、最近では野外
でもポートレートに良く使われるロケ
ーションではナント、オフストロボ撮
影が禁止になったところがチラホラ出
て来ていますから、くれぐれも、事前の
撮影申請やマナーを守って撮影するこ
とに留意が必要です。

マジ、マナー守れないカメラマンに
モデルは業界的に迷惑。
コレだけカメラマンやら、被写体を
名乗る人が増えたら、知らない。では
すまないこともあるから、良く勉強は
しましょう。

また、一昔前と違って、写真撮影に
対する過剰なネガティブな反応が世間
にあることも知っておきたいもの。
われわれの身から出たサビ。ってだけ
ではなく、写真がWebで簡単に拡散出
来て、回収困難な点で用心深くなった
り、ワケは分からないけど、世相的に
不寛容な人が増えているみたい。

それはともかく、ほんの少しのひと
手間で写真がかなり変わります。
補助光オススメです。


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