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クラシックカメラファン~プロミネント35~

みなさん、こんにちは。
Laskey@カメラマンです。

もう置く場所が無いので、増やさない
と言ってるにも関わらず、ドイツの
爺からまた荷物が。💦

フォクトレンダー プロミネント35

ピッカピカの旧西ドイツ、フォクト
レンダー製、「プロミネント(35)」。
戦前のジャバラカメラで同社フラッグ
シップカメラが初代プロミネント。
コレは戦後の35ミリフィルム判なので、
便宜的に35を付けて区別することも
あるようですが、今どきはほとんど
この新しい方を言うみたいですね。

爺の持ち物ですから、程度はいい。
あまり使っては無かったかもです。
レンズはウルトロン50mmのF2が
付いています。多分、ノクトン50mm
F1.5もあったハズですが、レンズ
だけで、このセットより高く売れる
だろうから、どっかで別に売ってる
ハズ。😅
因みにこのカメラ。レンズ交換式
です。

カタログ付き

一緒に送られて来た、当時のカタログ。
コッチの方が貴重じゃない?
翻訳ソフトで時間ある時に読んでみよう
と思います。

フォクトレンダーもライカに負けない
素晴らしいレンズを出しています。
会社の歴史からしたらツァイスより
古い。
しかし、カメラに関して言うと拘りが
凄くて一般向けとは言いにくいものが
多いです。このプロミネント、優れた
カメラなのに、そのいい例。

プロミネント&LUNA

LUNAちゃんに説明してから持って
貰いましたが、左手はもはや自然に
レンズに添えてピント合わせをしたく
なってる。
もしくは、カメラを持つのに綺麗な感じ
はこう言う手の添え方かも知れません。
しかし、このシリーズのレンズには距離
合わせのヘリコイドが無いのです。😅

ドコでピント合わすのよ?と言えば
ナント、左手のフィルム巻き上げ
ダイヤル部にその機能がある。

巻き上げダイヤルに距離目盛り

なので、左手を鷲掴みにして、この
ダイヤルでレンズユニット全体を前後
させてピントを合わすのです。
映える持ち方じゃないですねー😅
いやはや、なんでしょうか。もうコレ
は。ユニークと思うしかありません。

フィルム巻き戻しはこの天面にある
半月形のノブを起こして巻くのです
けど、このノブも爪で引き起こすのでは
無く、小さなポッチをスライドし跳ね
上げる。

ピン! と跳ね上がる


カメラ自体はフラッグシップだけあって
作りは素晴らしいです。
レンズ、シャッターのみならず、メッキ
仕上げも超一流。

プロミネント35も1型から改良?を
重ね、数種類あるようですが、コレは
1a型、1956年くらいの物です。
フィルム巻き上げノブに巻き上げ
レバーが付いています。2回巻き上げて
1コマ送る仕様。
巻き上げると、実に細かいギアで動いて
いる感触が指に伝わって来ます。そして、
レンズ付け根のシャッターチャージ
レバーが動いていくのも見えてユニーク。

美しい形です

フィルム巻き戻しの時は右に見える
小さなポッチをずっと押してないと
いけません。など、使い勝手よりいい
写りを追求したんでしょうかね?
おかげで、カメラ自体はヒットしな
かった?けど、レンズの評価は高かった
ようです。
ちょっと前のnoteに現代版ノクトンは
書きましたけど。
実際、今もプレミア付いてる当時の
レンズがありますしね。

Ultoron 50mm F2 Kodak proimage 100

絞り開放でも良い写りします。
縦撮りはめちゃくちゃやり難いカメラ
で、ピンぼけ量産しましたけど。💦

こう言う感じになりますね

この手のクラシックカメラ。
自分は素敵!と思ってしまうので、
写りも大切ですが、聞かれてもいない
のに、ついつい、カメラ本体やレンズ
のことを語ってしまいます。
愛でるのも好き、モノマニア。って言う
んですかね。
もはや否定しても説得力ゼロ。

ですが、ちゃんと使っております。
最近、ちょっと増えてローテーション
にツラい物がありますが、使ってると
調子もいいですしね。
上手く撮れるとやはり楽しいし。

フード、フィルターセット

そんな訳でコレも少し使ってみようと
思います。

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