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桜🌸とポートレート

みなさん、お疲れです。
Laskey@カメラマンです。

20年前は入学式シーズンに咲いた桜
も今では卒業式に咲く。と言うのが
都内では定番になってきたようです。
ですが、少し北上すると満開を追い
かけられます。
都内では葉桜だけど、北関東では
正に見頃でした。

Model LUNA

来年のカレンダー用にも季節の
写真はあると便利。
桜と言うか、花の色や形を綺麗に撮る
には順光が綺麗。花にフィーチャー
すればこの限りではありませんけど。
さて、肉眼だと逆光、空抜けもそれ
なりに補正されて花が見えますが
カメラだと影になるし、花びらが重
なった部分も黒く写ってしまったり
します。
上の写真は桜は左からやや順光、
モデルさんは半逆光ですが、モデル
さんの影になる部分をストロボで明るさの補正しています。

メイン光は左から

コレも左から差す薄い太陽で桜の花
はいい塩梅に発色してますが、モデル
さんの顔は影になるので、正面近く
からストロボを当てています。
背景との明るさ違いで雰囲気も変わる
ので、普通は背景、人物共に同じ明る
さで撮っておき、あとはカメラマン
次第です。

ところで、自然の中での撮影は自然に
手を触れない、加えない。が鉄則です。

桜が手に触れてる様に見えるポージン
グ、アングル、レンズの選択。と現場
では工夫が必須。ロケハンしとけば
使う機材や撮る時間も読めます。 
今回はたまたま、折れて落ちていた桜を見つけたので飾りに使いましたけど、ワザと折るとかは厳禁です。
使わせて貰った花は撮影後、モデル
さんが大切に押花にしてました。

桜の花は木の上の方に付くので、
平地ならやや煽って撮ると花も背景に
沢山入ります。

木によっては下に枝を伸ばしている
のもあるから、そう言うのを探して
、前ボケに使うのもいい。
コレ、種類が違うのかなぁ?

ストロボやレフで影を起こす時に低い
桜の花びらやモデルさんの手の影が
顔などに落ちない様に気をつけたい
ですね。

この日、使ったメインのレンズは
Nikkor 70-200mm f2.8 VR
200mmの圧縮効果は前ボケをボカし
背景を寄せるのに便利。
構図にもよるけど、ピント面の邪魔に
ならないところにピントの合った花び
らが入っていると、何の花なのか。
つまりは、「桜🌸を撮ったんだな。」
が自然に説明されて良いです。

200mmで撮影

広い画角も200mmの引きで撮ると
背景の桜並木がぐっと寄ってくれます。
f2.8通しの所謂、ハイグレードレンズ
って、こう言う引きでも解像、コント
ラストがシッカリしています。

この日、衣装はモデルさんに桜と
撮りたい衣装で来て。ってお願いでした
けど、桜にぴったりの色合い、雰囲気
でした。
やはり、衣装にアクセサリーなんかも
見落としてはいけないポイントですネ!

衣装も桜色

桜の次はツツジとか、これからの
シーズンはいろんな花が登場します
よね。
こうして書いてみると、当たり前の
ような、一般的な撮り方なんですけど、実際にフィールドに立つとこうした
物がどっかに飛んでしまい、つい被写
体に夢中になってしまうこともある
から気をつけたいですね。

彩り鮮やかな季節の到来、一期一会
の素敵な一枚を楽しみましょう。

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