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八方美人ドミナはいらない part3

そもそもSMなんてお互いがよければいいんだし、どんなに説得力と人気のあるドミナだって100%はない。A君には最低だったドミナが、B君には最高となる。

SMってそんな世界なんです。

例えば、ドミナらのコメントに「あなたはフェチを理解していない」というコメントがあり、彼女らは真面目に考えていたのですが、理解していないわけではない。フェチの上にSMがあるドミナではなくて、SMの上にフェチがあるドミナであったり、フェチのポイントが違っただけなんです。

だから、いいんです、違っていても。


それにサディストだけどフェチシストじゃない場合もある。逆に、フェチ全般を理解し、フェチを極めるドミナがいても面白い。

もちろん未知の分野を理解しようとする歩み寄りは大切。それがなきゃ発見も気付きもないし、面白くない。その中でM男性からもらうことって多いんだけど、どうしても理解できないなら、プロとして「長所をのばした上で」NG表示しておけばいいだけのこと。

だからドミナも、それぞれの主張をすればいい。


今はこうして便利なブログがあるんだから、M男性は感覚の合うドミナを探し出して来店下さる。八方美人ドミナの方が否定されることが少なく楽なのですが、飽きられて誰もいなくなってしまうだけ。1、2年持てばいいところ。

主張を続けることの方が難しいのです。

(我が儘と主張は違うので誤解なさらずに。)


足元に目をやれば、清流は自分の向かうのと逆を向いてた・・・
なんてこともあるでしょうし。それに対して、いちいち自問自答してゆくのです。これはどんな世界でも同じでしょうが。

ドミナ個々と話をすると、それぞれみんな面白いけどどこまで主張していいのかの不安もあるようだ。ドミナの主張を求めるM男性と、その真逆のタイプが混在するから。両方と接していれば、ぶれることもあるのだろう。でも、「奴隷ドミナを求めるM男様」は僅かだ。


何らかの説得力を、ドミナの中に見出したいM男性が多い。


当たり前ですが・・・やっぱりシオラはSMクラブなんです。そして、そんなかたいことは言わず、SMからちょいはみ出た変態性欲の保持者にも割と真面目に向かい合っちゃったりもするところ。

ドミナも思い切ってそれぞれ個性を出してゆくと思います。でも、好き放題するのとは違います。むしろ、今まで上に深く取り組んでゆくことになるでしょう。まだまだ未熟なドミナたちですが宜しくお願いします。あなたに合うドミナを選んで下さい。


ちなみに、本採用にさえなってしまえばシオラでは安泰・・・と勘違いしていらっしゃる会員様がいらっしゃるそうですがそうではありません。誤解なさらずに。

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