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60歳、還暦。資格を取ってわかったこと

1.資格を取ったきっかけ

今年61歳になったアッキーです。
再雇用2年目。契約満了まであと3年半、
住宅ローンは残ってるし、引退=働かないわけにはいきません。
でも、

還暦過ぎて、何が出来るんだろう…

デジタルスキルはなく、
営業経験が豊富なわけでもなく、
人に自慢できるスキルもなし、
無い無い尽くし。
で、せめて資格を取って、スキルを手にしようと
思ったのが56歳の時でした。
そこから、

ワインエキスパート
世界遺産検定1級
国家資格キャリアコンサルタント
宅地建物取引士
FP2級技能士

取りまくりました。

どの資格も、めちゃくちゃ難関ではないですが、
仕事と遊び、家族との時間の合間に勉強するので、出来るだけ効率的にやろうと思ってました。

2.勉強術は?

とにかく、「合格すること」だけを目標にしました。資格の勉強を始めた人がやりがちなのが、
「全部、覚えようとすること。」
それ、無理ですし、無駄ですよ。
以下、特に人気の資格2つの私流勉強法です。

《宅地建物取引士》
宅地建物取引士のテキストは、600ページ近くあります。10代20代の柔らか脳でも、全部暗記するのは中々、大変です。
ましてや、還暦前の、二日酔い気味で勉強することが多かった私にとっては絶対無理。
そこで、
たくさん売られているテキストを、書店で立ち読みして、一番覚えられそうなのを選びました。
宅建で私がお世話になったのは、

宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト
(LEC東京リーガルマインド)

文字数が比較的少ないのと、Kindleでも読めるので通勤や仕事の合間に重宝しました。
おススメのテキストです。
テキストは3カ月で3回読みました。
気をつけていたことは、暗記にこだわらないこと。忘れてしまっていても先に進むことです。
一度読んだことは、細部は忘れていても、
なんとなくイメージは残っているものです。
なので、忘れることを恐れずに、とにかく
3回は読みましょう。

その後、2カ月はひたすら、過去問をやりました。過去問のおススメは、

出る順宅建士 ウォーク問過去問題集
(LEC東京リーガルマインド)

結果的に、LECの出版物ばかりになりますが、
こちらも3回やりました。
最初は、間違うことが多く、自信をなくしますが、間違えたポイントだけ丸暗記するような
感じでしたね。

宅建は、都合5カ月で合格しました。
合格最低点を4点オーバー出来ましたし、試験会場が東大駒場キャンパスで、不思議なアドレナリンが出たことを覚えてます。

《FP2級技能士》
FP2級は、1カ月半の勉強で合格しました。
テキスト、たくさん出てますが、やはり500ページ近くあり、丸暗記は無理。
そこで、過去問だけやると決めました。

史上最強のFP2級AFP問題集
(ナツメ社)

この問題集、謳い文句が
「この本だけで、試験問題の97.5%が解ける!」
それを信じて、
1カ月半、問題と答えをひたすら覚えました。
結果、学科も実技も過去問オンリーで7割以上を得点できました。

合格することだけをゴールにするのなら
○テキストは字数少ないものを選ぶ
○過去問を反復する
ことで、難関資格でなければ合格ラインに
届くと思います。

3.セカンドキャリアに資格は必要?

結論から言えば、必ずしも必要ないです。
ただ、合格するという明確な目標に向けて、
勉強方法を考えたり、時間を効率的に使う癖が
身についたことは間違いないです。

還暦というと、会社でも役職が解かれて、
目標を見失ないがちになりますが、資格取得と
いう新たなミッションを自分自身に課すことで、
気持ちが若返りますし、何より合格という目標を
達成したときの快感は、何ものにも代え難い経験
になります。

いま現在、取得した資格を自分のセカンドキャリアに活かせているかというと、そうではないです。資格マニアみたいな感じですが、少なくとも
5年前の、なんのスキルもない、と自信をなくしていた時とは違うなと感じます。
ある種の成功体験になるという意味で、
私のように自己肯定感の低い人には、資格に
チャレンジするのは、意味があると思いますよ。














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