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2024/8/18(日) CBC賞 回顧

中京 芝1200m(左 A) 晴/良

ドロップオブライトが2度目の重賞挑戦で初制覇。福永厩舎にとっても重賞初制覇。


レース概要

6スズハロームが抜群のスタートを決める。
その内から5グランテストも主張していき二の脚で先頭。
外から18アネゴハダ、11グレイトゲイナー、14レッドヒルシューズらも押して好位へ取り付く。内からは1ドロップオブライト、その外に15メイショウソラフネ。
スズハロームはそのすぐ後ろ、好発から主張せず好位集団を見る位置で控える。
中団、1馬身差後ろ内から2キタノエクスプレス、8サウンドビバーチェ、一番外16アグリ。
さらに1馬身後ろ内7ジャスティンスカイ、外9ブーケファロス。
中団の1馬身半後ろ後方馬群先頭に13ショウナンハクラク、1馬身後ろ内4スコールユニバンス、外12カンチェンジュンガ。
その1馬身後ろ、内10ヤクシマ、外17カリボール。
さらに2馬身後ろ、3バースクライが単独で最後方。

600mの通過タイムは33.6秒。

4コーナー、グランテストが後続を引き連れてまだ先頭。

直線入ってすぐはグランテストがリードをキープが続くも、好位から抜け出したドロップオブライトがじわじわとその差を詰めていく。

先に抜け出したドロップライトを追う形で好位からはスズハローム、メイショウソラフネらも脚を伸ばす。

ドロップオブライトが内で粘るグランテストを交わして先頭に立ち、さらに後ろから迫ってきたスズハロームにも交わされるが、先頭に立ったドロップオブライトは迫るスズハロームには抜かせずにクビ差で1着入線。

後方からジャスティンスカイ、カンチェンジュンガらが大外から一気に追い込むも、前は止まらずに届かなかった。

ラップ

12.2-10.3-11.1-11.4-11.0-11.5 1:07.5 ミドルペース

内が良好、前が止まらない高速馬場でかなりの内前有利傾向。外からの差しは届かなかった。

各馬短評

1着・ドロップオブライト

最内枠。五分のスタートから押していき二の脚で内の好位へ。終始内でロスなく運び、直線向いたところで好位集団から単独で抜け出して、内で粘る3着馬を捕えて交わす。残り100mで先頭に立ち、さらに後ろから迫る馬にも抜かせずに最後まで伸びて1着入線。ただ内前有利の馬場状態等、展開が全て向いた中内枠の利を最大限生かした結果である事は否めず、着差以上の評価はしにくい。

2着・スズハローム

ロケットスタートを決めて一度は先頭に立つも無理には押さず、他馬に位置を譲り好位を見る形、1着馬の直後馬群のイン追走。直線向いてすぐは進路なく、半ばで1着馬が抜け出した後に続く形で足を伸ばし、内で粘る3着馬を交わすもポジションの差で2着まで。脚色は勝ち馬以上だがインのポジションで進路が詰まり、追い出しが遅れがそのまま着差に響いたか。強い内容。

3着・グランテスト

好スタート、押していき二の脚でスズハロームを内から交わしてハナに立ち逃げの形。単独もグレイトゲイナーにマークされリードはわずか。直線向いて内で粘るも交わされ3着。二の脚の速さもあるが内枠、軽斤量でいい位置を取れてハナでレースを運べた分が大きく展開利。

4着・メイショウソラフネ

中団、スズハロームの外の位置。終始スムーズも外々で、内が使えた分外枠で不利。内枠であれば入着もあったかと思わせる内容。ただ好位にいた馬を捕らえただけのようにも思えて上位入着馬のと力の差は互角。

5着・ジャスティンスカイ

体重-16kg。スタート五分、序盤は好位後ろあたりも二の脚がつかずに位置は取らず中断馬群インの後ろあたり。4角で大外、直線追い込むも前が止まらず。大味な競馬、不器用な印象で器用さが求められる展開だと脆い。今回は内前有利の傾向が強く、後方で運び大外追い込んだ分の不利、57.5kgの斤量を考えれば強い内容。展開次第で。

6着・カンチェンジュンガ

無理に押して行かず、中団を見る位置の後方から。直線に向いて徐々に外に持ち出し溜めていた分鋭い脚で追い込むも前は止まらずに届かず。終いに脚は使えているのでこちらも展開次第。

7着・キタノエクスプレス

序盤にポジション取れず窮屈気味。中団のインあたりでレースを運び、直線向いてからもしばらくは前が開かず。ようやく開いた進路で伸びようとするも内から挟まれブレーキをかけられる不利受けで終始厳しい競馬を強いられた。力負けではなく見直し可能。

17着・アグリ

メンバー中最重量ハンデの58.5kg、外枠、転厩初戦、海外帰り休み明けと厳しい条件が揃った中での出走で末脚不発。騎手コメントで暑さ負けが理由とあるが懐疑的に見たい。条件整う次走以降見直し。

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