2024/8/11(日)関屋記念 回顧
新潟芝1600m(左 外 A) 晴 良
トゥードジボンが逃げ切り重賞初制覇。前走米子Sの1着・2着馬でのワンツー決着。
レース概要
6ジュンブロッサム、8ロジリオンが出負け、16オニャンコポンがスタート後挟まれる不利受け。
内から2ダディーズビビットが好スタート。
外から15トゥードジボンが促され、二の脚の速さでハナに。
その後ろ4サクラトゥジュールは掛かり気味。
すぐ後ろ内からダディーズビビット、14ディオ、18ラインベックらで好位集団。
300mあたりでダディーズビビットは若干位置を下げ8ロジリオンの位置。その外に10パラレルビジョン、13プレサージュリフトらで一団。
9グランデマーレは挟まれてか折合い欠き位置下げ。17ワールドウインズは位置押し上げ。
1馬身後ろに内から3コレペティトール、12アスクコンナモンダ、16オニャンコポン。
さらに1馬身後ろ後方馬群に内1ディスペランツア、5メイショウシンタケ。
2馬身後ろに内11サンライズロナウド、6ジュンブロッサム。
最後方、1馬身半差後ろに7タイムトゥヘブン。
馬群は大きく広がらず、600m通過は35.4秒。
大きくリードはないものの、トゥードジボンが単独先頭で逃げたまま4角をカーブ、直線へ。
残り400mあたりでようやくトゥードジボンが押され始める余裕ぷり。
追われてからは後続との差を離していく。
馬群からディオも上がってきて、内で粘るラインベックを交わす。
大外からジュンブロッサム、サンライズロナウドらも猛然と追い込むがトゥードジボンが逃げ切り1着入線。
ラップ
12.5 - 10.9 - 12.0 - 12.3 - 11.9 - 11.2 - 10.9 - 11.2 1:32.9 スローペース
→超スローの3F瞬発力戦。単騎で逃げたトゥードジボンはかなり恵まれた。
各馬短評
1着・トゥードジボン
スタート五分、二の脚の速さでハナ、競りかける同型もおらず単騎逃げ、中盤12秒付近のラップを刻むスローの内前有利展開で恵まれた。残り400mあたりでようやく押され始める余裕もあり、後続を突き放す脚も使えたが着順以上の評価はできず。
2着・ディオ
好位集団馬群の中4番手で追走。スタート出てしばらくして若干力むような感じも折合いを欠くまでには至らず。残り400mあたりで馬群から抜け出し逃げた馬を捕えにかかるも2着まで。脚色が悪くないだけに位置取りの差か。
3着・ジュンブロッサム
出負けし後方で追走。追い出しにしっかりと反応し大外伸びて上がり最速タイ(32.5秒)。内前有利展開の中3着まで迫ったのは強い内容。
4着・ロジリオン
出負けも位置はまずまずで中団前目。スタートからしばらくして馬群凝縮したところで2着馬に寄られポジション上げられず首を若干上げる。中団馬群の前目で好位集団を見る位置。直線向いてしばらくは馬群の中だったが2着馬が動いたことで進路が開きそこからようやく進出。そこから前にいた5着馬に寄られ進路を締められる部分もあった。すべてがワンテンポ遅れた中での4着、軽斤量もあったが最後は伸びてこれている分力負けではない印象。世代戦なら上位争い。
6着・サンライズロナウド
スタート決まるも抑えて後方からの位置取りで折り合い欠く。コーナーは内内で回り、直線で徐々に外に持ち出す。追い出しは残り200mからと進路がスムーズでない分もあったが、猛然と大外を追い込み上がり最速タイ。内前有利の展開向かずも強い内容。
13着・サクラトゥジュール
スタートから出ていき前に壁を作れなかった影響か折り合い欠き本来の力を出せず。
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