映画について
映画が好きと公言し出したのはいつからだろうか。いや、そもそも好みが偏り過ぎているこの状態を果たして『映画好き』という枠に当てはめてもよいのだろうか。
覚えているのは遠い昔、大のスターウォーズ好きである父親に付き合って当時松本市内にあった映画館【エンギザ】に行ったことだ。いや、上土シネマだったか…。
2000年にアイシティシネマをはじめとするいわゆるシネコンが開業するのを皮切りにこうした
小さい映画館がどんどんと潰れていったのであった。
話を戻す。
当時小学生くらい?いやもっと小さいか…の時分、もちろんスターウォーズが分かるはずもない。(しかも字幕。寝た。)内容は全く覚えていない。
ただナタリー・ポートマン演じるパドメ・アミダラの衣装の虜になり、父が買ったパンフレットをこっそり拝借してドレスやアクセサリー等のデッサンをよくしていた。
まあわたしの映画との馴れ初めはこんな感じだ。
もう少し成長するとだんだんと物心もついていき、スタジオジブリ作品に感動し、盲導犬「クイール」、「キングコング」で号泣するのであった。
しっかりと映画を意識してみるようになったのは
中学生時代に新海誠監督「秒速5センチメートル」をみた時だったか…。学生時代、当時お付き合いしていた人とスパイク・ジョーンズ監督「her/世界でひとつの彼女」をみた時か、
はたまた社会人になりクリストファー・ノーラン監督「ダンケルク」をみた時だったか。はっきりとこの作品です!とは言えないが、今、『映画』は自分の生活にとって欠かせないものとなっているのだ。