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酷道、険道、死道-3(R299/462 十石峠)

実際に走ったひどみちシリーズ
今回は群馬県~長野県の境となる酷道299号 十石峠区間
上野村から佐久穂町にぬけたときの話です。この頃は愛車がレガシーGT-Bと最後の5ナンバーレガシィ。一つ言えることは3ナンバーで昼間に行くのは愚か者であるといえましょう。5ナンバーだって愚かだね。
関東3大酷道の1角が手ぐすね引いて待っている

R299は秩父方面(皆野町)から佐久市にわたる山間部を走る国道
スタートは上野村の川の駅上野(上野村ふれあい館)からで、ここにいたのは川の上流に上野ダムがあり、そのダムカードはここで頂くからだ。十石峠、ぶどう峠なりを越境する人にはとてもいい休憩所である。焼きアユが500円で買える(たけぇ!)けど、美味しい。川遊びもできちゃう

今回のポイントはこうなります
①よく通行止めになる
②道が細すぎて離合困難
③落石当たり前
この3点で構成されています。

①この国道はかつて徒歩で越境していたのでしょうか。
群馬~長野を繋ぐ道路はR18、R254と立派な道がありますが
それより南側から越境したい人はひどみち候補として南牧村経由の険道r93、このR299となるわけです。
ところがこの十石峠はヘアピンカーブのつづら折り天国な区間も多く
無理やり山を切り開いた印象があります。
そうなると必然的に道路の崩落が必ず起きるわけです。
地震、台風、地盤のもろさなどなどで崩落要因となるし、
そうなれば通行止めになるのも仕方ないですが、修復するのも大変なのです
一応国道だからあきらめずに修復はされますが、直っても1年もたないこともあるわけです。

②道路が修復されても、修復中の姿は残ります。
いたるところに手軽な土嚢、ここでは落石防止もかねて丸太の衝立がおかれます。ということは・・・向こう正面からチャリが来た。バイクが来た。自らを弁えられない迷惑な3ナンバーがきた。ってことになると

にらめっこタイムが始まります。
レガシィですらバックすればボディに傷つけられることが簡単な位、車幅が狭いため、私は下がる事が出来なかったという苦い過去を背負っています。
なお、助手席にいた人は恐怖していたようです。
(そうなりたくないなら、ぶどう峠の方が道は細くても安定しているのでそちらの方がいいです)

③崩落してない期間でも、腕を握った以上の大きさの落石がちらほら道路に転がっています。なかなか鋭角なため、タイヤで踏んでしまえばパンクしかねないくらい凶悪な奴です。
その都度車を降りるのも癪ですが、助手席に親や男の友人がいたら取り除かせに行かせましょう。自分の時は女の子でしたので、全部自分で取り払いました。

①~③を抜けると、群馬と長野の境となり、十石峠展望台に到着
海、富士山が見えるわけじゃないですが、なかなか眺めは良いです。佐久穂町側も乙女の滝ぐらいまでは細道ですが、緩く下りながらハイスピードで走れるし、民家も暫くないので、気持ちよく走れます

余談ですが、この辺(佐久穂町側の方)には新開三社神社があります。
君の名の聖地となっているようで、御朱印をもらいました。
そして、八ヶ岳に向かい、ヤツレン ヨーグルトソフトを食べました。
ソフトクリームも群雄割拠しているが、個人的にはここのが「日本一」だ
誰が何と言おうとそれは揺るがない

走れる期間が常に短いR299は危険がいっぱいだけど、日本三大酷道に近い怖さがあるので興味があればお試しあれです。
是非ご自分のお車をBETしてこれらの絶景を拝んでみてください。
勿論、清里まで行って清泉寮ソフトクリームも良いですね
Spectacular views are necessary in life(人生にて絶景は必要)

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