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酷道、険道、死道-14(R339 階段国道)

メジャーな酷道やってもなぁ・・・つまんないこと請け合いなのだよね
実際に車で走ったひどみちしりーずですが、今回は徒歩
画像データが残っている場合もありますが、実際に走って苦しんでいただき
その上で絶景を味わっていただきたく、テキストベースで記載します。
見ようと思えばGooglemapからも、先駆者様いれば丁寧に書いてるはず
今回は数十年前に歩いた階段国道。まだ酷道やダムに目覚めてない頃で
ただ、全国キャノンボールしてた記憶を呼び起こしてかいたやつ
写真もガラケーで折りたたみのNが出た頃だったので残ってない

マイカーを手にした強気な私はとにかく遠くに行ってみたかった
とはいえ原資は限られるので、本州の北っ端、竜飛崎を目指した
いつしかR339は階段国道としてTVにも出るくらい有名になり
客も酷道のくせにと子馬鹿にしてる割にヒィヒィしながら上り下り
してる感じを受ける(一方的な思いが含まれています)

当時の私は青森市で帆立づくしに満足し、不老不死温泉に入ってから
竜飛崎を目指していた、この頃はJRも海峡線があり、青函トンネルを北斗星が走っていたころでそういうのも見れたらと思いながらドライブしていた
竜飛崎のおひざ元、三厩(みんまや)集落に入った
快晴で海は青く、何より風が常に傲慢強く吹いている
これではすぐにお肌も乾燥してしまうだろうし、皆さんの服が舞っている

風情ある遠目からの三厩集落(太宰治碑が真裏にある)

R339が突き当りになってしまったので、おかしいな?みたいな怪しみで
回りを探索していたら階段国道?!が現れた!
インターネットもテレホーダイとかの時代であり、事前情報なしで来たので
私は大いに困惑した。GWなのに観光客、地元住民などの人っ子がいない
ので情報が得られないのだ。状況が理解できないまま階段国道を使った

絶景であるが故、遮蔽物があるわけではないので、海風がもろに来る
風力的にはスカートが舞うくらい強風だ、下手するところあおられて転ぶ
そのくらいの暴力的な風が吹いている。階段を上り始めて気づいたのだが
観光客はいた。階段に

階段国道は2段階あって、それから階段村道を経て、やっと竜飛崎につく
ことができる仕組みとなっている。階段自体は横に広いわけではないので、
速度を妨げるご老人いたとして、それをを追い抜こうとする場合
刑事ものアクションみたいな飛び技で抜けるか、コースアウトして抜く
しかない(これは足元が危険だろう)のだが、結構しんどくなるので
体力は温存した方が身のためだ

先述しているが、私はGWを使って海沿いで車中泊しながらの貧乏的長旅を
していた。5日間ほど走り回るのだ。しかし春にしては青森は超寒い

階段からの眺めだが、天気が良ければ北海道も近くのように見えるし
手すりも左右真ん中完備されている。これなら老人も安全だ
という事が言いたいわけではなく、なんで階段国道にしてんだよ!って訳で
ちょっと調べてみると、後で改良すべく先に国道指定したものの
70mという高低差・民家が密集して道路化が叶わなかったということです

もし、道路を作ったとしてストレートの場合は10度以上の傾斜になると
国道から逸脱してしまうし、九十九折りにするとしたら住宅立ち退きが
発生してしまうという事なのだろうけど、そんなの指定する前から
わかるだろwww

つまり・・・・・最初からやるつもりないだろーw
所詮貴様は三桁国道であり、二級国道・・・

ほっかいどうがみえる

竜飛崎まで歩いて疲れたので、レストハウス龍飛 寿恵盛屋で飯を食べる
マグロと帆立が旨そうだったので海鮮丼を食べて、追加で海鮮ラーメンを
食べた気がする。海沿いの海鮮ラーメンは外れがないのだ
(私はえりも町のアワビラーメンが海沿いラーメン日本一だとおもう)

戻りは日本海側からで一番近い道の駅 こどまり(ポントマリ)によったら
外の出店のおばあちゃんが里芋とか網焼きしていたのだけど、
どうやら身体の調子が悪いらしく、網焼きを手伝った
お陰で焼き物(帆立、里芋など、自宅の畑や海で自らとってきたものらしく
いろいろな食材があった)を色々タダで食べさせていただいた。
ド田舎ではあるけど、食べ物は確実にうまいし、青森市へ車で60分だし
いいとこすんでんなーっておもった
どっちかというと、ここのほうが思い出色は強いんだよなぁ(汗
ついでにまだ全国に出回ってない頃の源たれを箱買いしてお土産に配った
これも焼肉のたれであれば日本一でもいいと思うぐらい美味しくて
今もずっと使っている(表現には個人差と思い出補正が含まれてます)
商品も「焼肉のたれ」と一切謳っていないんですよ。こびない姿が素敵です
あくまで「スタミナ源のたれ」と言い切るところにカッコよさがある

最後に酷道を知るのであれば階段国道がお手軽であります。安全ですし
観光にもなるよ!

ひど道ジャッジメント(ネタ国道なのでネタ点数)
総合難度:★-100
絶景度 :★100
車線狭さ:★1
苦痛時間:★1
対向難度:★1

その後、ダムカード集めを始めたので、また青森に行かないとならんのよね
もう岩手も2/3集め終わってるが、さらに北はすごくめんどくさい
岩手行くまで高速でも8時間かかるし・・・。レンタカー嫌いだし
だって青森って言っても弘前⇒竜飛崎⇒浅虫温泉⇒恐山まで全域に一周も
しないとならないのよ;;。絶対3日かかる奴だ・・・
Spectacular views are necessary in life(人生にて絶景は必要)

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