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私がiDeCoより活用したい「企業型確定拠出年金」

私は「企業型確定拠出年金」を利用しているんですが、職場では「そもそも何?」という声をよく聞きました。

車内で説明会などがあっても、いろいろ難しい話があった挙げ句、最終的には「投資は自己責任」なんてセリフ。そう言われると、尻込みする気持ちもわかる気がします。

そんな私も「投資は自己責任」と前置きしておきます(おいおい)。

今回は私の「企業型確定拠出年金」との向き合いかたを紹介したいと思います。誰かの参考になれば、また、さらにご自身のマネーライフが良くなるきっかけになればと思ってます。

人生の三大支出の一つ「老後資金」に備えたい

人生の三大支出は「教育費」「住宅費」「老後資金」と言われています。

このうち「教育費」と「住宅費」は、比較的「今」の問題ですよね。学費は払わないといけませんし、住宅もなければ生活が難しいです。

「今」の生活に追われていると、ついつい後回しになりがちなのが「老後資金」。

中年になって、日々が過ぎていく早さを実感していますが、気付いたら資金がないまま老後を迎える、なんて状況は避けたいところです。

確定拠出年金にはiDeCoもあるが...

よくあるマネー系の雑誌には、老後資金の備えには「iDeCo」を活用!なんて載っていますよね。iDeCoは「個人型」確定拠出年金で、今回は「企業型」確定拠出年金の話です。

「企業型」のメリットの一つは、手数料が企業負担である点。

iDeCoの場合、金融機関によって手数料が異なりますが、仮に手数料が年間2,000円・30年運用した場合を考えると、それだけで6万円になります。「企業型」の場合、この手数料が無料になるのは大変ありがたいです。

運用商品のバランスを考える前に

確定拠出年金では、自分で運用商品を選ぶ必要が出てきます。そうすると考えなくてはいけないのが「運用商品の資産分配」。

大きくは
・定期預金などの安定資産
・投信などのリスク資産
に別れるわけですが、そのバランスなんてよくわからん!なんて方も結構いるのでは。

私は「確定拠出年金の中」でバランスを取ろうとするからややこしいわけで、「定期預金は銀行」「リスク資産は確定拠出年金」とはっきり考え方を分けちゃっています。

というのも「貯金」は「いざというときのため」のもの。ところが「確定拠出年金の預金」であっても原則60歳以上にならないと引き出せません。いざという時が来ても引き出せない預金、というのは、ちょっと使い勝手が微妙なところです。

私の場合は「確定拠出年金は、余裕のある範囲で、投信運用」ということで割り切っています。つまり
・余裕資金 → 確定拠出年金 → 資産バランスを考える
ではなく
・余裕資金 → 一部は貯金 → さらに余裕資金 → 確定拠出年金 → リスク資産へ
という考え方です。

このおかげで、確定拠出年金の中の「安定資産」と「リスク資産」のバランスを考えなくても済むようになりました。貯金もいざというときにはすぐに利用できる形になったので、精神的安心感も増した気がします。

マネープランは「目的」が大事かと

ということで、私の確定拠出年金の考え方の紹介でした。利用できる便利な制度はいろいろありますが、「目的」をはっきりして使い分けるといいかなぁ、というのが個人的な感想です。


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