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文系大学院生の日常〜学部生の時との違い〜

こんにちは♫

最近よく、「文学研究科の大学院生って普段何してるの?」「学部生の時と授業は何が違うの?」と聞かれます。

なので今回は文系大学院生が1日1日をどのように過ごしているのか、学部生の時との違いに触れながらお伝えしたいと思います!

勉強方法や時間の確保の仕方なども一緒に紹介します✨

1週間の大まかなスケジュール

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▲こちら、かなりアバウトな1週間スケジュールですがご容赦ください🙇‍♀️
(平日のみ)

もちろん週によってスケジュールは全く変わりますが、とある1週間はこのように過ごしました。基本的にはアルバイトやお出かけ、授業以外の時間は、「修論」「語学」「作業」の三つに取り組んでいることがほとんどです。


修論は隙間さえあれば書き進めているので、必ず決まった時間にやっているわけではありません

いきなりインスピレーションやアイディアが湧いてきて書きたくなったときにすぐ書けるように、ケータイにもGoogleドキュメントのアプリを入れています。

私は基本的には一度集中するとかなりのめり込んでしまうので、時間がたっぷり取れるときに修論に取り掛かります。なかなかやめられなくなってあっという間に5時間以上経っていた、なんてこともしょっちゅうです😅!


語学学習は基本朝〜午前中に取り組む(毎日ではない)のですが、勉強の合間や隙間時間を活用して行うこともあります。

朝に言語の勉強をすると、いつでもその言語の脳に切り替えやすくなる気がします!
語学試験は朝に実施される傾向にありますしね!インプットの場合は夜寝る前もおすすめかも


最近はずっと朝に余裕を持った生活を心がけています。

出かける前ギリギリに起きて身支度だけして出発、ということがないように早めに起きて家事などをして、それからコーヒーを飲みながら軽い勉強をしています。

朝に余裕が出ると心にも余裕が出て、たったこれだけのことなのに1日がとっても充実した気持ちになる
のでおすすめです♪

休日の過ごし方①

朝はやっぱり早めに起床します。休日の朝はNoteの記事を読んだりSNSやテレビであらゆる情報を入手したりしています。

全く予定がない土日では、基本的には勉強のスケジュールをあらかじめざっくり前日などに立てておきます


その週のそれぞれの勉強の進み具合や先週の様子を鑑みて今週末は何を勉強するか計画します。


例えば、土曜日は「授業の予習・フランス語・修論」これだけはやろうと決めます。決めたらそれに必要な勉強道具や教材を揃えて鞄に詰め込んでしまいます。


休日は落ち着いた雰囲気のカフェや学校のラウンジなどを利用して勉強に取り組みます。私は勉強の区切りのいいときに場所を変えることが多いので、周りに勉強できるカフェが複数ある場所を選びます!


場所を変えるときのちょっとしたお散歩がまた気持ちよくて、とっても良い息抜きになるんです♪

休日の過ごし方②

大きな予定があるときや、息抜きDAYにしたいときはとことん休みます…!✨

最近でこそあまり大きなイベントや予定が入ることは少ないのですが、本当に疲れきっていて何も手につかない時は息抜きDAYにして勉強からちょこっとだけ離れます。

疲れてるなと思った時はとことん休むことも大事なマネジメントだと思っています。

とはいえ、全く何もやらない日が続くと不安になってそれが余計にストレスになるので、心も身体も休めつつできる勉強を気が向いた時にやっています。

YouTubeで好きな韓国アイドルが出ているバラエティ番組を韓国語字幕で見たり、Podcastで英語のスピーチを聞いたり、Instagramでフランス語レッスン動画を視聴したり…。

これらは、私にとって"勉強してる"って感じがなく楽しみながらできるので息抜きにはぴったりなんです♫

あと、1人でなりきりモノマネをして遊んでいます笑

これ結構恥ずかしいのですが、例えば頭の中で自分はアメリカにいると仮定して、アメリカ人の友達とスタバで話をしている場面を想像しながら1人で勝手に英語を話して会話を成り立たせるってことをやっています!😂 (他の言語でもやってます)

頭の中で考えていることを他言語でアウトプットできるので、意外と語学習得に役立つ練習方法なんですよ!!!誰もいないところでやるのがおすすめです!!

学部生の時との過ごし方の違い

① 授業

修士課程2年の現在は、週2日/3コマ(+1コマ別の大学で聴講しています)の授業をとっています。内訳は自分の専門科目2コマ+他科目1コマです。

(ちなみに一年時は週4日/6コマでした。結構大変に見えますが、全てオンラインだったので隙間時間をフル活用して課題に取り組んでいました!)

そして授業に関して学部生の時と異なる点は、言うまでもないことかと思いますが、「専門性」です。

例えば言語学の授業においても、学部生の時はさまざまな言語学(社会言語学・言語心理学・比較言語学 etc.)の概要を教科書に沿って学ぶことがメインでしたが、大学院では実際にコーパスを扱って共起語を調べたり、その専門論文を読んだりしてより深く学んでいきます。

そのほか文学の授業も、課題で読んでくる量が学部の時とは比較にならないほど増えます。読んでくるだけでなく、読んだ箇所に関するディスカッションの準備もします。

学部の時は読んで理解することがゴールでしたが、大学院では読んで理解し、クリティカルに分析する・論じることが求められます

大学院ではアウトプット(文章を書く、発表するなど)が多いので、論理的かつ相対的に分析する力が培える授業になっていると思います。

ですので、予習にかかる時間も倍かそれ以上なので授業数自体は少なくても、1週間を計画的に使わないと実りのある授業にするための準備ができないのです…。


大学院は基本的に教養科目が開講されていないため、英文学専攻内のさまざまな分野の授業から必要な単位分(超過しても良い)を選択して履修する形になります。自分の専門科目によりフォーカスできる仕組みです。

②私生活

学部生の時はとにかくなんでも経験することに重点を置き、好奇心に従ってひたすらなんでも挑戦していました。

外国の方とボランティア活動をしたり、留学に行ったり、学生記者をしてみたり、留学生サポートをしたり、企業との合同プロジェクトに参画したり… とってもアクティブに生活していました。

もちろん今でも「挑戦すること」は私の中で最も重要なモットーの一つですが、大学院生になってからは挑戦するものの「方向性」が変わりました

・クリエイティビティを刺激するもの
・将来のビジョンに通ずるもの
・社会生活の基礎知識に関するもの

学部生の時は将来のビジョンが定まっておらず、向かっていく方向性が不安定なまま東奔西走していました。

いろんな可能性が見えたことは自分にとってプラスなことなので、決して無駄だったとは思いません。

むしろ、このバラエティに富んだ経験が今の私の考え方や信念の礎になっていると思います。


しかし、向かっていく先のゴールが明確になった今、そのゴールに近づくための挑戦をするようになりしました

私の場合は研究を進めていきたいので学会発表を経験したり、1年時に学校に紀要を寄稿したりしました。言語の検定試験も前より果敢に挑んでいます。


社会生活の基礎知識は、お金や政治の勉強などを指しています。私は本当に好きな勉強しかしてこなかったので、こういった社会の"当たり前"に関する部分には不安があります。自分の手で情報を得て自分の意見を持ちながら勉強したいと思うようになりました。


クリエイティビティに関することは、例えばまさにこのnoteの記事執筆もそうですよね。最近挑戦し始めたことの一つです。この部分はもっとこれから視野を広げて新たなものに着手していきたいと考えています♫何ができるかな〜と考えるのもとっても楽しいです。

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最後に


以上が文系大学院生のわたしの日常です。
学部生の時と生活も違えば考え方も変わりました。

“Productivity is never an accident. It is always the result of a commitment to excellence, intelligent planning, and focused effort.” – Paul J. Meyer

旅行したりパーティしたりといった華々しい生活ではないかもしれないですが、日々充実していると感じます。

それは、今やらなければならないことをしっかり計画してこなし、やりたいことにも挑戦し、好きなことを追求しているからだと思います。

将来のビジョンが明確になっていく過程を肌で感じられるのは、上記のことができている時だと思います。


とは言っても時にはぱーっと遊ぶことも大事だと思うので、メリハリをつけた生活を心がけたいと思います✨

授業のことや論文のことをもっと詳しく知りたいという方は、コメントにてお知らせいただけると嬉しいです♪


長くなってしまいましたが、今回はここまでにします!

Thank you guys for reading my short essay :)

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