vol.53〈青菜を２つ〉

2024年4月12日 21:39

本人は、そんなつもりはないのに、ある一言が原因で周りから注目を浴びてしまった！！っていうお話し。

先日、エロ仲間と二人で町中華へ食事に行った時の事。

そのお店の店員さんは３人居て、２人が男性で１人が女性。

で、全員が20代半ばくらいで、多分全員中国人。

奥のテーブルに案内され、何を頼もうかとメニューを見ていると、他のテーブルからは追加注文をする人達が店員さんを呼んでオーダーしている。

テーブルには呼び出しベルが無いので、「すみませ〜ん！」と呼ばないと店員さんは来ない💦

何気に耳を澄ませていると、店員さんは、お客様が注文すると、即座にその商品名と個数を大きな声で厨房へ通す。

ちょっと珍しいやり方である！

例えばお客様が
「じゃ、先ずは生ビール４つ」
と言えば、直ぐに
『ハイ、ナマビールヨーン』

「で、餃子３個」と言うと、直ぐに
『ハイ、ギョウザサーン』

「唐揚げ２個」
と言えば、またまた直ぐに
『ハイ、カラアゲ二ー』

という具合にオーダーを通して行く。

もちろん注文用紙にも同時に記入して行く。

普通は、一旦注文を聞きながら用紙に記入するか、ハンディターミナルに入力してから、
「では、ご注文を繰り返させて頂きます。」
というやり方が主流だが、

その都度、お客様が言った言葉を瞬時に繰り返すと共に厨房に通すので、数秒かもしれないが早くオーダーが通る事になる。

そして、
「では、ご注文を繰り返させて頂きます！」の時間も要らなくなる。

周りから見ていても、活気のあるお店に見えるし、お客様もいちいち繰り返される時間が無いので、面倒臭くない。

まさに一石二鳥といった所だろうか！

私は、この注文のやり方を見ていて、ちょっとしたイタズラ心が芽生えてしまった(笑)

料理名と個数を即座に復唱するって事は･･･イヒヒ(笑)

私は、女性の店員さんが近くを通るのを待ち、「すみませ～ん」と言い、テーブルに呼んだ。

女性店員･･･「ハイ、ゴチュウモンヲドウゾ」

私･･･『まず、餃子２つ』

女性店員･･･「ハイ、ギョウザ二ー」

ちゃんと大きな声で厨房に向かってオーダーを通す事を確認し、

私･･･『それから、青菜(あおな)を２つ』

女性店員･･･「ハイ、アオナニー」

すると！近くに居た数名の男性客が、一斉にこちらを振り向いた(笑)

分かりましたか？（笑）

そうです！
料理名は青菜じゃないとダメ！

注文の個数も、１個でも３個でもダメ。

「青菜」と「２」じゃないと「アオナニー」にならないのである(笑)

もちろん、女性店員さんは自分がエロいワードを言ったつもりは全くない。

ただ普通に、「青菜２」と厨房に向かって大きな声でオーダーを通しただけである(笑)

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