見出し画像

Vol.26〈医師と看護師〉

【この投稿は性的表現を含みます。お好きではない方はそっと閉じて下さい】


性感エステ店【潤】を経営していた頃のお客様で、医療関係のご夫婦がやって来た。

北陸地方のとある大きな病院で知り合った二人は、当時はその病院で働く医師と看護師。

医師をU氏、看護師をMさんとしよう。

二人が恋に落ちるには、さほど時間も掛からなかった。

二人はスリルを味わう為に、人目を盗んでは院内の死角になる場所で数々の淫事を繰り返す。

その後二人は結婚し、U氏はその病院を辞め自分の病院を開業し、Mさんも自分の夫が開業した病院で働く事になる。

U氏は医院長となり、Mさんは看護師長となる。

次第に病院の規模も大きくなり、そこで働く他の医師や看護師も増えて来た頃、U氏はとあるコミュニティの会合に出掛ける。

そのコミュニティには、昔の医師時代からの友人達が多く在籍しており、あの頃の話に花を咲かせる事もある。

その時、一人の友人(F氏)から、驚く相談を受ける事になる。

F氏…「なぁ、俺の女房の事を覚えてるか?」

U氏…『もちろん覚えてるさ! ◯◯ちゃんは元気か?』

F氏の奥様も、昔の病院で看護師として働いていた元同僚である。

その二人も院内恋愛をして結婚し、F氏もU氏と同じように独立開業し、奥様は現在は看護師を引退し、専業主婦となっていた。

F氏…「ちよっと頼みがあるんだが、聞いてくれるか?」

U氏…『どうした?◯◯ちゃんとうまくいってないのか?』

F氏…「うまくいってない訳ではないんだけど、俺がちよっとスワップに興味を持ってしまって・・・」

※スワップとは、、、
スワッピングと称すれば分かるだろうか?
いわゆる夫婦交換をしてセ◯クスを愉しむ、ちよっと変わった性癖の方々が好む遊びである。

U氏…『そうか!いや、お前だから言うけど、実は俺も最近何かしらの刺激が欲しいと思っていたところなんだ!』

F氏…「そうか!それは助かる!とりあえず第一関門はクリアだな!あとはMちゃんだけだ!実は女房にこの事を相談したら、最初は『馬鹿じゃない?💢』と怒られたが、何回も何回も俺が話をして、最後は頼み込む形になってしまったんだけど、ある条件を出されたんだよ。相手がお前だったらいい!って言うんだ。」

U氏…『えっ!そうなのか?確かに昔、一度ヤりたいと思った事はあるが、俺も結婚してたし、お前の彼女だったから諦めていたんだ(笑)』

F氏…「そうだったのか!じゃ、あとはMちゃんの了承をもらうだけだな!なんとか頼むぞ!うまく説得してくれ!」

そう言って二人は別れた。

U氏は家に帰って早速Mさんに報告&相談をする。

F氏の奥さんが、このスワップという遊びの事を理解してくれるのにかなりの時間が掛かったので、U氏も覚悟はしていた。

ドキドキしながらU氏はMさんに打ち明ける。

U氏…『なぁ、今日F氏がこんな相談をしてきたんだ!』

と、一部始終を話すと…

Mさん…「えぇーー!何それ!?めっちゃ楽しそうじゃん!それに、F氏や奥さんに会うのも久しぶりだし!うんうん、賛成賛成!!」

と、いとも簡単にMさんは了承してしまったらしい(笑)

そして、U氏、Mさん、F氏、F氏の奥さん、と、二組のご夫婦のスワッピングパーティは幾度となく行われた。

しかし、次第にU氏はこんな事を思い始める。

「F氏は友達である。しかし、自分のまったく知らない男性とMさんが絡むのを見てみたい!その時の自分の感情はどんなものか?」と。

そこで、どうせならプロに頼もうと思い、ネットで私の店『潤』を見つけ、施術の依頼をしてきたのであった。

依頼の時に本番の話も出たが、

「いや、うちは本番はありませんので、それをどうしても望むならお断りさせて頂きます」

と言うと、U氏は、

『あっ、すみません。では、メニュー通りオイルエステでお願いします』

と言って約束の日を迎えた。

後から聞いて分かった事だが、U氏は、かなりエロく調教したつもりのMさんが、たかがオイルエステでどれだけ満足出来るのか?
と、そんなに期待をせずにやって来たらしい。

ところが!! である(笑)

まぁ、確かにスワップで楽しんだ経験がかなりあっても、まさか前戯(愛撫)だけで80分も時間を掛けるとは思ってもみないだろうし、Mさんもそんな経験は無いという。

結果U氏は、Mさんの感じ方、悶え方、声のトーン、イキ方、等々どれを取っても「こんな女房初めて見た!!!」

という感想だった!

その後、約1年ほど、このご夫婦は私に会いに遠く北陸地方からやって来る事になる。

#セックスレス
#恋愛
#男の本音
#性の悩み
#夜の営み
#セックスレス夫婦
#過去日記
#実録

【性のお悩み相談募集中】専用のメールアドレスに頂いたご相談から、ランダムにご相談にお答えします。
●応募方法以下の必要事項を明記し、
メールにてお送りください。
※件名は必ず「質問」としてください。
●年齢:「20代後半」などざっくりで構いません。
●性別:
●質問内容:
《宛先》
larecole.japan@gmail.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?