vol.63〈放送禁止になった歌〉

先日、Yahooニュースに「つボイノリオ」さんの記事が載っていました。

つボイノリオさんと言えば、東海地方の方ならご存知の方もかなり多いと思いますが、ラジオのパーソナリティでもあり、シンガーソングライターでもある、あの…つボイノリオさんです。

なぜ、「つ」だけ平仮名かと言えば、四柱推命マニアのリスナーさんから、当時 ‘’ 坪井のりお ‘’ の名前で活動していたところ、「その名前では大成功を収めるが、真っ逆さまに転落してしまう」とのハガキが届き、そのリスナーさんが提案した芸名が「つボイノリオ」で「この名前だと、絶対に成功しないが、長続きする」と書いてあったと言います。
この際、「太く短く」と「細く長く」のどちらを選ぶか迷ったが、CBCのアナウンサーさんから「人気は逃げるけど、実力は逃げないよ」と言われ、自身も一過性の人気よりも長年ＤＪとしてやっていく実力をつけたい！と考えて「つボイ ノリオ」を選択した！という事らしいです。

で、そのつボイノリオさん…

ラジオのパーソナリティの顔だと、CBCラジオの「つボイノリオの聞けば聞くほど」が有名ですね。
先日30周年記念のイベントを開催したそうです。

そして、シンガーソングライターの顔としては、なんと言っても…あの超超超有名な大ヒットコミックソング！！

「金太の大冒険」ですね！！

作詞:つボイノリオ
作曲:つボイノリオ
勿論、本人が歌ってます。

実はこの曲、1975年に発売されたのですが、発売からわずか20日で、性表現を理由に日本民間放送連盟の要注意歌謡曲の指定を受けてしまいます！
俗に言う「放送禁止」です(笑)

ただ単に、主人公の金太が大冒険をするっていうだけのストーリーなのにねぇ～(笑)

でも、数年後には解禁され、今ではカラオケでも歌えます(笑)

そして、翌年発売された、「極付け！お万の方」

これはなんと！発売後…たったの６日で「放送禁止」に認定されてしまいます(笑)

そして、「吉田松陰物語」、「怪傑黒頭巾」と続きます。

ちなみに「黒頭巾」とはコンドームの事で、歌詞の中には「近藤」という名前が出てきます。

さて、ここでおさらいをしましょう！

上記の
・「金太の大冒険」
・「極付け!お万の方」
・「吉田松陰物語」
・「怪傑黒頭巾(近藤)」
の４曲は、言語の融合によって笑いを取るコミックソングなのです。

どういう事かと言うと、各楽曲の主人公である…
「金太(キンタ)」
「お万(オマン)」
「松陰(ショウイン)」
「近藤(コンドー)」
は通常の人名ですし、筋書きも普通であるのに、その直後に、それぞれ…
「マ」
「コ」
「シン」
「ム」
で始まる単語を繋げることによって文章のダブルミーニングが生み出されます(笑)

その下ネタが笑いの種であり、また放送禁止となった原因でもあるのです。
(※ 一部ウィキペディア引用)

皆さんも、よかったら一度ググって聞いてみて下さい(笑)

耳に残ると思いますよ〜！(笑)

つボイノリオさん、一度お会いしてみたいなぁ…(笑)

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