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私的、お味噌汁の黄金メンバー

お出しの効いたお味噌汁、最高ですね!それともお味噌汁は苦手ですか?
こんなに暑いとちょっと遠のいてしまうかもしれないですね。

私は具材が少なくてもいいおだしが出ているお味噌汁をいただくと、本当に幸せな気持ちになります。
外食の際に美味しいお味噌汁をいただいた時などは、「あ〜美味しい!」「だしがサイコーだね〜」「幸せ〜」「感動の美味さだ!」などとつい溢れ出る思いが口から出てしまう。
目の前で真顔でお味噌汁をすするイギリス人の夫に「美味しくない?」と聞くと「お味噌汁は身体に良さそうだし美味しいと思うけれど、そこまで好きではないんだ。」という返事が返ってきます。

聞いた相手が悪かった。彼の好きなものには私の苦手なものが多く、その逆もしかり。食文化も全然違うしな。

子どもの頃はそこまで好きではなかったけれど、母が鰹節を削る所から作ってくれていたのが懐かしいです。今思うとよくあそこまで手間をかけて作ってくれたな、と感謝してしまいます。私は最初からパラパラ信者で、頑張っても削り節からスタートです。

結婚していざ自分で料理をするようになると最初はだいたい定番のお豆腐とわかめ。そのうちお料理本を見なくてもだいたいの料理が出来るようになりました。いろいろ入れてもけっこう美味しい事に気づき実験してみます。里芋をいれていみたり、ナス、オクラ、玉ねぎ、ブロッコリーを入れてみたりしました。ブロッコリーはあれが最初で最後だったかな?蕾の舌触りがちょっと合わなかった。

そして、何年もの歳月を経て辿り着いた自分だけのお味噌汁。夫はお味噌汁はお味噌汁でどんな変化を加えてもそれ以上でもそれ以下にもなりません。
だからここは自分の好きなようにわがままになれるところです。

その具材メンバーとは、
ミョウガ、大根、あげ、そして大量におろして冷凍し、ポッキンポッキンと一口大にカットした生姜をポトン!
そしてお味噌は白か赤以外。(白と赤も好きですが、この具材にはミックスや麹じゃないと。)
どれが欠けてもだめなんですよね。

ミョウガはある時期から急に美味しいと感じだし、細く刻んでいれるようになりました。あの強すぎない薬味加減がたまらない。それとあのフォルムも好き。あげと大根については、あげの油と大根のさっぱり感が味噌と生姜の濃さをいい感じにバランスよくしてくれる、と個人的に感じます。
生姜は冷え性に良さそうなので、スープ類にはだいたい投入します。


ミョウガのフォルムについてですが・・・、

よく見るとある昆虫の手に似ていませんか?
そう、オケラの手ですよ。私はオケラがかわいくて大好きです。どの角度から見てもかわいい。あのパワーショベルのような両手を広げた時などは可愛すぎてハグしたくなります。嘘ですよ。ハグはなくても目が自然に細くなってしまいます。
ウチの庭で一度大量にミョウガが収穫できた年がありました。あまりにも嬉しくて母に写メで贈ろうと思いました。「せっかく送るのなら楽しい写メがいいな。」と思いA4くらいの白紙にオケラのボディーを描き、手の部分にそのミョウガをちょんちょんと2つのせてパシャ。もちろん豊作がわかるミョウガの山もパシャ。

あなたの好きなお味噌汁の具材はなんですか?よかったら教えて下さい!

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