ドライブ・マイ・カーの感想〜途中〜
小川さんの濵口監督インタビュー
#村上RADIO #ドライブ・マイ・カー
目を背けていた長女(の存在)
村上春樹原作の映画化のいきさつ:
嵌るところがあった。演じるということは自分の主題であったので、「ドライブ・マイ・カー」ならできると思った。村上さんの返答は「OK(お任せするので、この方向性でおやりなさい)」
尺について:
原作のキャラクターを裏切らない形で、続いていく人生を描いた。
思ったより長くなっちゃう時:
(小川さん)書きながら、これってこういう事だったんだという発見、気づきがある。書いている間の脱線、膨らんでいくところに当初の自分が思いつかなかった部分があり、膨らみは重要だと思っていて、そうじゃないと達成できないと奇跡的な部分がある。
#村上RADIO #ドライブ・マイ・カー
濵口監督:
村上春樹さんのすごさってどこなんですか?
小川さん)句読点の打ち方が日本一うまいですね。読点は役割が3つあるんですよ。正確な意味を伝える読点。呼吸に合わせて打つ読点。視覚情報で変える、意味やリズムでなく糸井重里的な視覚の読点。
村上春樹さんの伏線について:
伏線には2つあって、手がかりになるもの。もうひとつは内部構造に寄与するもの。作品の中で構造として生きている柱であり、別の柱に咬んでいく伏線があり、この映画ではワーニャ叔父さんが文学的伏線に当たる。春樹さんはなんてことないのに柱になる伏線を使う。
濵口監督)リズムとビートは一番分からないところだった。入ってくるところがあった。
ある一カ所を除いて、村上さんの言葉をそのまま使うことができなかったですね。
娘にマイカーが引き継がれるってのも、妙案。
てか、西島さんの家福さんが(自己)満足の裡に亡くなったのまでも見える様な気がするが、アフターダーク、羊を超えない収まりの良さも感じる。
月が無いんじゃなくて、月が黒いのか!
なんと!これって居なくなった妻じゃん。
なるほどなあ。
濱口さんが「僕」なんだな。
濵口監督が言っていた「減衰しないで最後まで」
ってかっこいいな。エントロピーなんだな。
読んだことあると思ったら。
複数ディメンション。による僕の三次元化。
ト書きだから「アフターダーク」を選ぶこともできたのでは。
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