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【2023】入学前に知っておきたい!神奈川大学の神制度まとめ

大学には、いざというとき自分の身を守ってくれたり、助けてくれたり、生活を豊かにしてくれるような神制度がいくつも存在します。
ただし、これらの神制度は共通して、知っていなければ使えません。
そこで、ここではそんな神制度のなかでも、「新入生が、入学前から知っておくだけで得する制度」を厳選し、ご紹介します!

※このnoteはアフィリエイト等を含め一切の収益化を行なっておりません。

【「神制度」の選定基準】

  1. 制度の対象者となる“新入生”の範囲が広い(例:全学生対象>〇〇学部限定)

  2. 制度から受けられる恩恵が大きい(例:10万円支給>5万円支給)

  3. 比較的知名度が低い制度(ガイダンスで扱われない制度など)

以上3つの条件から総合的に勘案し、厳選しています。


【1. 「PC・ネット」関連の制度】

ここでは、パソコン(以下:PC)やネットワークなどに関する制度を紹介します!

1-1. Officeソフト無償提供

全ての大学生にとって必需品となる、「PowerPoint」や「Word」、「Excel」といったOfficeソフトが全ての神大生に無料で提供される。
これらのソフトは、通常価格で3万5千円前後、年間の契約でも1万円以上と、とても高い。
Officeアプリは卒業後も使う人が大半なので買ってしまう人もいるが、この制度を知らずに入学前にパソコンショップで言われるがまま買わされてしまうのは良くないので、注意しよう。
詳細については、それぞれのキャンパスにある「MNSカウンタ」や、新学期に開かれる「ガイダンス」で案内される。
【詳細】


1-2.One Drive

上で紹介した「Officeソフト」のひとつ。
講義資料やレポートなどのデータを1TBもネット上に保存することができるソフトで、ログインする事で自分のスマホやネカフェのPCなど、どの端末からでもいつでもログイン、編集することができる。
大学には、このソフトを知らず全てのデータをUSB メモリに保存し持ち歩く人が多くいるため、毎年必ずと言っていいほどUSBメモリを壊したり、紛失したりして授業で詰んでしまう人が現れる。
非常に便利かつなくすこともないので、「One Drive」は必ず活用しよう。
【詳細】


1-3.学内設置PC

講義がない時間帯、自由に利用できる PC や印刷プリンタが設置された教室が提供されている。入学前にPCを買わなくとも、ここで課題レポートなどの作業ができる。
なお、PCを使う講義は、学部問わず基本的にこれらのPCが設置された講堂で行われるため、講義面を無理に考慮して買う必要はない。
【詳細】


1-4.印刷プリンター(無料利用可)

PCが置かれている講堂などには無料で使えるプリンターが設置してある。
カラー印刷にも対応しており、講義資料の印刷などでとても重宝する。
なお、1年間で印刷できる量はポイントで定められているが、正当な理由があればMNSカウンタでポイントを補充してもらうこともできる。
【詳細】


1-5. 「ノートPC」の無料貸し出し

MNSカウンタでは、講義に必要な環境が整ったノートPCを1泊2日で貸出してもらうことができる。
大学で終わらなかったレポート課題などは、この制度と「OneDrive」を併用して学外やカフェに持ち帰り、作業することができる。
また、「Zoom」や「Officeソフト」などのオンライン講義に必要なソフトのインストールや初期設定が済んでおり、即利用することができる。
【詳細】


1-6.学内全域で利用できる無料Wi-Fi

神奈川大学の全てのキャンパスで学内無料Wi-Fiが通っている。
新入生は4月1日の「MNSアカウント通知書」交付後、接続し利用することができる。
なお、接続方法は以下のようになっている。
【利用方法】

【詳細】


【2.「学生生活」関連の制度】

ここでは大学施設の機能を中心に、学生生活全般で役立つ制度を紹介します!

2-1.学習相談

中学や高校の「英語」や「数学」などについて、基礎の基礎・基本からマンツーマンかつ無料で指導してもらえる施設。
オンラインにも対応しており、好きな時間に予約ができるため、「学費無料の塾」として利用ができる。
【詳細】


2-2. 保健管理センター

実際の医師の方に、「からだ」や「こころ」の不調について無料で相談できる施設。
守秘義務は当然守ってくれるし、どんな些細な悩みも親身に聞いてくれるので、精神的にツラいときや人に相談できない悩みを抱えた時、また病院で見てもらうほどではないが健康に不安があるときなどもつかえる。
なお、「内科」、「心療内科」、「精神科」、「外科・整形外科」、「産婦人科」がある。
【神奈川大学「保健管理センター」HP】


2-3. なんでも相談コーナー

全てのキャンパスに設置されている、本当になんでも相談できる施設。
公認心理師、臨床心理士、社会福祉士等の相談員が在中しており、人間関係や大学の制度に関する悩み、何がわからないのかわからない時や、どこに問い合わせればいいかわからないときでも関係部署につないで案内してくれる。
本当になんでもありなので、必ず覚えておこう。
【場所・案内】
■横浜キャンパス

https://www.kanagawa-u.ac.jp/att/23108_64129_010.pdf

■みなとみらいキャンパス

https://www.kanagawa-u.ac.jp/att/23108_64182_010.pdf

■湘南ひらつかキャンパス

https://www.kanagawa-u.ac.jp/att/23108_64180_010.pdf


2-4.神奈川大学図書館

本を借りる以外にも、個室で勉強したい時(予約制)やグループで作業したい時に非常におすすめの場所。
また、Opac (オーパック)と呼ばれる神大図書館のサイトでは、大学が年間200万円以上かけて契約している多種多様なデータベースが無料で使用でき、レポートに活用できる。「新規購入希望」を出して、読みたい本を買ってもらうこともできる。
特に、法学部は判例検索データベースが非常に重宝するので、必ず覚えておこう。
また、高い教科書や参考書が置いてある(借りられる)場合もある。
【神奈川大学図書館HP】


2-5.100円定食(朝食)

朝、学食で神コスパの100円定食を食べることができる。
ただし、数量限定となっておりキャンパスごとに数量も異なる。 

100円朝食のポスター(みなとみらいキャンパス)

提供は朝8:00からはじまり、学生限定なので「学生証」が必須となる。
メニューなどの詳細はコチラから。


2-6.学生生活110番

大学生協加入者かつオプションで「学生生活110番」を付けた人限定のサービス。
4年間で9,450円かかってしまうが、24時間365日稼働しているサービスが非常に手厚い。
具体的には、以下のようなサービスとなっている。

実際に、筆者自身も最近深夜に利用するなど重宝している。


2-7.トレーニングジム

破格の安さでトレーナー付きのジムを使うことができる。
1ヶ月800円の定期がおすすめで、利用可能時間は毎月変わり夕方〜夜が多い。
直接22号館(トレーニングルーム)を訪ね、説明会を予約後利用可能となる。
体育会に限らずダイエット目的での利用者も多いので、授業後に健康管理として気軽に利用できる。

また、同じような施設で室内プール(17号館)も1回200円で利用できる。
【利用可能時間】


【3.「学習」関連の制度】

ここでは大学での学習に関わる制度について紹介します!

3-1.資格「単位認定」

神奈川大学には、資格を取るとはやく卒業の条件を満たせたり、お金がもらえたり、他大より安く講座を受講できたりと、資格手当がものすごく手厚い。
今回は、そのうち「資格を取るとはやく卒業の条件を満たせる」制度で、大学を卒業するために必要な「単位」を、半期で取れる最大の数を無視して貰うことができるというものである。
卒業するのに必要な単位を人よりはやく満たすことで、その浮いた時間を使って進路に向けて動いたり、遊びに回したりすることができる。
なお、もらえる単位は資格や学部によって異なる。
【詳細】


3-2. 「神大で資格」講座

神奈川大学は資格関連の補助がとてつもなく手厚い為、講座の受講も他大より格安で提供されている。
「神大で資格」という講座では、資格別に29講座61コースが用意されており、大手資格学校の50%以下の受講料で受講できる。
また、神大は資格講座の受講料について、他大・他の大手資格学校を調査しており、ほぼ最安値になるように設定している。
一例として、公務員講座(地方上級)は、通常31.9万円が12万円で受講できるようになっている。
【詳細】


3-3.「英語」無料講座

上記でTOEICが資格取得としてコスパが良すぎると話したが、神奈川大学ではこのTOEICをオンラインで無料学習することができる。
在学生でも知る人が少ない印象だが、ALC NetAcademy NEXT(アルクネットアカデミーネクスト)とよばれる、インターネットブラウザ上から英語学習ができるeラーニングシステムが神奈川大学では提供されている。具体的な以下9コースがある。

コース一覧 : 全9コースおよびレベル対応表

なお、”2-1.学習相談”で紹介した「学習相談」ではTOEICをマンツーマンかつ無料で指導してもらうことや、すべての学部の学生がネイティブ・スピーカーの教員と英語で自由に交流できる「English Lounge」が全キャンパスに存在していたりと、とにかく英語の補助制度は手厚いので、今は英語ができない人もぜひ挑戦してほしい。
【詳細】


3-4.「キャリアデザイン」・「国内/海外インターンシップ」

神奈川大学には、早くからしか履修できない「就活」に直結する科目がある。
それが「キャリアデザイン」「国内/海外インターンシップ」の2種類で、「キャリアデザイン」では卒業までの行動計画やその先の将来像について模索し、「国内/海外インターンシップ」では社会人と協働するために必要な意識と姿勢、職場実習での要件の理解・習得を目指し、目的意識形成、挨拶・ビジネスマナー、敬語を使った会話、職場での課題対応等の実践的内容を学ぶことができる。
なお、「インターンシップ」とは、学生が企業などで実際に働く職業体験のことで、就活時はこのインターンシップが直接採用につながる重要なイベントとなる。
【詳細】


【4.「お金がもらえる」制度】

ここでは、直接お金を貰うことができる制度を紹介します!

4-1.神大独自の「奨学金」

奨学金には、高校生時代に申し込む「日本学生支援機構(JASSO)奨学金」以外にも、様々な奨学金が存在する。とくに、神奈川大学は私立大学ながら、創設者の理念のもと奨学金制度が他大に比べ非常に充実しており、大きな強みとなっている。なかでも、新入生が申し込める奨学金を抜粋すると、以下のものが存在する。

新入生が申し込める神奈川大学の奨学金一覧

詳しい日時はまだ出ていない(2023.2.11時点)が、「新入生奨学金」などは毎年出願期間が3日程しかなく、応募を忘れる学生が毎年非常に多いので、必ず忘れないようにしよう。【詳細】


4-2. 外国語検定試験資格取得に係る「報奨制度」

資格を取ると、お金がもらえる制度である。英語などの外国語に関わる資格限定だが、大学から募集があった期限内に申請すると、資格の受験料が全額か一部帰ってくる。
【詳細】

https://www.kanagawa-u.ac.jp/international/campus/examination/file/02.pdf


4-3.資格「奨学金」

資格の中でも難関とされているものを取ると、上の制度とは別に高額の奨学金をもらえる制度。神奈川大学独自の奨学金のひとつ、「指定資格取得・進路支援奨学金」では、司法試験、公認会計士試験、税理士試験、国家公務員採用総合職試験など難易度の高い資格試験合格や、TOEIC®での高得点取得で10万〜30万貰える。とくにTOEICに限っては、「報奨制度」+「資格単位認定」+「資格奨学金」+α「就活で強い」ので、とてつもなくコスパが良い。ただし、それぞれ期限内に都度申請する必要があるので、TOEICやその他難関資格取得を目指す方は必ず覚えておこう。
【詳細】


4-4.奨学金

奨学金には、大学独自のもの以外にも企業や市など、地方公共団体が提供するものがある。
全てまとめると膨大な量になってしまうため今回は割愛するが、2022年度入学生が申し込めるものをひとつピックアップする。

【公益財団法人キーエンス財団】
・種類:給付
・対象:2023年度 大学1年生限定
・給付額:10万円/月額(計:480万円
・給付期間:2023年4月から2027年3月まで

【出願資格】
以下のいずれの各項にも該当する者
①2022 年 4 月に日本の大学に入学する者(4 年制の学部・学科生に限る。ただし通信教育課程及び夜間学部生、並びに留学生を除く。)
②2022 年 4 月 1 日現在、20 歳以下である者
③経済的な支援を必要とする者
※日本学生支援機構を含む他の奨学金との併用について(併用とは、当財団の奨学金に加え、期間を一部でも重複して他の奨学金を受給すること)
・貸与型奨学金:併用可
・給付型奨学金:併用不可(海外留学支援の奨学金は併用可
・国の修学支援制度による授業料減免:併用可
・大学独自の制度のうち現金が給付されるのではなく、大学に納付する授業料が実際に減額または免除される制度:併用可

【募集要項・願書】
https://www.keyence-foundation.or.jp/elements/pdf/2022/application_requirements_2122_01.pdf

【応募締切】
・一次選考 4月7日(金)午前10時締切

【書類応募先】
https://keyence-foundation.i-web.jpn.com/scholarship/?_ga=2.9157493.1333101539.1676783629-256431841.1676783629

出典:「キーエンス財団HP」https://www.keyence-foundation.or.jp/scholarship01/application/requirements/
(閲覧日:2023年2月14日)

なお、筆者自身奨学金を学費以上給付されて(貰えて)おり、バイトよりもコスパがいいと感じる為、一度奨学金を調べてみることを強くオススメする。
【実際に利用していた国内最大の奨学金サイト】

(※上記リンクについて、筆者含め関係協力者はアフィリエイトなどで経済的な恩恵を受けておりません。)


【5.学外の制度】

ここでは、タイトルには反するものの学外のサービスで特におすすめできるものを紹介します!

5-1.Amazon prime student

大学生は、Amazon primeを学生料金の2,450円(税込)/年で利用できる。
実はこれは破格の値段で、海外では139$/年(23年2月15日時点のレートで年間18,500円)かかる。
大学生、とくに1年生は必要になるものが多いのに加え、経済学部としてもAmazon primeは破格のコスパを誇るサービスだと思うので、ぜひ一度調べてみてほしい。


5-2.メルカリ

大学で必要な教科書、参考書の多くが定価のよりずっと安く出品されている。
なお、使用後の教科書を売ることで出費を抑えることもできる。
【詳細】

https://www.taikimedia.com/entry/2021/01/09/103000

(※上記ブログについて、筆者含め関係協力者はアフィリエイトなどで経済的な恩恵を受けておりません。)


5-3.民青夕凪班

神奈川大学 横浜キャンパスのマック前では、だいたい月に一度、「民青」と呼ばれる学生団体によって、生活物資や食料の配給が無料で行われる。横浜キャンパス付近の一人暮らしの学生は必ず知っておこう。
【「民青夕凪班」Twitterアカウント】
@yunagi_DYLJ


5-4.マジ部

大学生限定でスキーや温泉、ゴルフや旅客線などが無料で利用できるサービス。
すぐ近場で利用できるものは正直少ないが、じゃらんなどを運営する株式会社リクルートが提供するサービスなので、安心して利用することができる。
【詳細】


【終わりに】

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