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【2022】入学前に知っておきたい!神奈川大学の神制度まとめ

神奈川大学には、いざというとき自分の身を守ってくれたり、助けてくれたり、生活を豊かにしてくれるような神制度がいくつも存在します。
ただし、これらの神制度は共通して、知っていなければ使えません。
そこで、ここではそんな神制度のなかでも、「新入生が、入学前から知っておくだけでも得する制度」を厳選し、ご紹介します!

【「神制度」の選定基準】

ここで紹介する神制度は、なにも主観的に便利に感じた制度という訳ではありません。
そこで、ここで紹介される制度がどう優れているのか、概要を掴んでいただくため、選定基準を記載しておきます。

  1. 制度の対象者となる“新入生”の範囲が広い(例:全学生対象>〇〇学部限定)

  2. 制度から受けられる恩恵が大きい(例:10万円支給>5万円支給)

  3. 比較的知名度が低い制度(ガイダンスで扱われない制度など)

以上3つの条件から総合的に勘案し、厳選しました。


【1. 「ネット関連」の神制度】

ここでは、パソコン(以下:PC)やネットワークなどに関する制度を紹介します!

1-1. Officeソフト無償提供

全ての大学生にとって必需品となる、「PowerPoint」や「Word」、「Excel」といったOfficeソフトが全ての神大生に無料で提供される。
これらのソフトは、通常価格で現在32,784円、MacOSだと38,284円、年間の契約でも12,984円と、とても高い。
Officeアプリは卒業後も使う人が大半なので買ってしまう人もいるが、この制度を知らずに入学前にパソコンショップで言われるがまま買わされてしまうのは良くないので、注意しよう。
詳細については、それぞれのキャンパスにある「MNSカウンタ」や、新学期に開かれる「ガイダンス」で案内される。
【詳細】


1-2.One Drive

上で紹介した「Officeソフト」のひとつ。
講義資料やレポートなどのデータを1TBもネット上に保存することができるソフトで、ログインする事で自分のスマホやネカフェのPCなど、どの端末からでもいつでもログイン、編集することができる。
大学には、このソフトを知らず全てのデータをUSB メモリ(下記画像)に保存し持ち歩く人が多くいるため、毎年必ずと言っていいほどUSBメモリを壊したり、紛失したりして全ての授業で詰んでしまう人が現れる。
非常に便利かつなくすこともないので、「One Drive」は必ず活用しよう。
【詳細】


1-3.学内設置PC

講義がない時間帯、自由に利用できる PC や印刷プリンタが設置された教室が提供されている。入学前にPCを買わなくとも、ここで課題レポートなどの作業ができる。
なお、PCを使う講義は、学部問わず基本的に全てこれらのPCが設置された講堂で行われるため、講義面を無理に考慮して買う必要はない。
【詳細】


1-4.印刷プリンター(無料利用可)

上で軽く記載した通り、PCが置かれている講堂などには無料で使えるプリンターが設置してある。
カラー印刷にも対応しており、講義資料の印刷などでとても重宝する。
なお、1年間で印刷できる量はポイントで定められているが、正当な理由があればMNSカウンタでポイントを補充してもらうことができる。
もちろん、無駄遣いは良くないので、紙の浪費は控えよう。
【詳細】


1-5. 「ノートPC」の無料貸し出し

MNSカウンタでは、講義に必要な環境が整ったノートPCを1泊2日で貸出してもらうことができる。
大学で終わらなかったレポート課題などは、この制度と「OneDrive」を併用して学外やカフェに持ち帰り、作業することができる。
また、「Zoom」や「Officeソフト」などのオンライン講義に必要なソフトのインストールや初期設定が済んでおり、即利用することができる。
【詳細】


1-6.「Wi-Fiルーター」の無料貸し出し

上記同様、MNSカウンタでポケットWi-Fiを1泊2日で貸出してもらうことができる制度。
大学貸与のノートPCはネット環境に接続されていないため、家や外部でのネット環境の確保が難しい人にはとてつもなく重宝する制度。
ただし、(これまでもあまり表だった制度ではなかったが)今年はこれに関する手引きがまだ確認できていない(2022.3.13時点)ので、もしかすると2022年から廃止になる可能性がある。
【詳細】


1-7.学内全域で利用できる無料Wi-Fi

神奈川大学には、全てのキャンパスの全域で無料Wi-Fiが通っている。
新入生は4月1日の「MNSアカウント通知書」交付後、接続し利用することができる。
なお、接続方法は以下のようになっている。
【利用方法】

【詳細】


【2.「大学施設」の神制度】

ここでは、学食やジムなど、誰でも知っているor知ることになる施設・制度ではなく、知名度が比較的低いにもかかわらず、非常に重宝する施設を紹介します!

2-1.学習相談

中学や高校の「英語」や「数学」などについて、基礎の基礎・基本からマンツーマンかつ無料で指導してもらえる施設。
オンラインにも対応しており、好きな時間に予約ができるため、「学費無料の塾」として利用ができる。
【詳細】


2-2. 保健管理センター

実際の医師の方に、「からだ」や「こころ」の不調について無料で相談できる施設。
守秘義務は当然守ってくれるし、どんな些細な悩みも親身に聞いてくれるので、精神的にツラいときや人に相談できないどうしようもない悩みを抱えた時、また病院で見てもらうほどではないが健康に不安があるときなどの駆け込み寺として、必ず覚えておこう。
なお、具体的には「内科」、「心療内科」、「精神科」、「外科・整形外科」、「産婦人科」がある。
【神奈川大学「保健管理センター」HP】

https://www.kanagawa-u.ac.jp/hsc/current/


2-3. なんでも相談コーナー

全てのキャンパスに設置されている、本当になんでも相談できる施設。
具体的には、公認心理師、臨床心理士、社会福祉士等の相談員が在中しており、人間関係や勉強の悩み、何がわからないのかわからない時や、どこに問い合わせればいいかわからないときでも、関係部署につないで案内してくれる。
本当になんでもありなので、必ず覚えておこう。
【場所・案内】
■横浜キャンパス

https://www.kanagawa-u.ac.jp/att/23108_64129_010.pdf

■みなとみらいキャンパス

https://www.kanagawa-u.ac.jp/att/23108_64182_010.pdf

■湘南ひらつかキャンパス

https://www.kanagawa-u.ac.jp/att/23108_64180_010.pdf


2-4.神奈川大学図書館

サービスだけでなく、施設まで充実している。
勉強に集中したい時はもちろんのこと、電子黒板機能のある機器が置いてあるミーティングコーナー(利用時予約不要)や、DVD・ビデオやCDを視聴できる視聴覚スペース、論文探しを手伝ってくれるレファレンスカウンターをはじめ、他にも様々な施設がある。
また、Opac (オーパック)と呼ばれるサイトでは、大学が年間200万円以上かけて契約している多種多様なデータベースが無料で使用でき、様々なレポートに活用できる。
特に、法学部は判例検索データベースが非常に重宝するので、必ず覚えておこう。
また、ライフハックとして、高い教科書や参考書が置いてある(借りられる)場合がある。
【神奈川大学図書館HP】


2-5.100円定食(朝食)

朝、学食で神コスパの100円定食を食べることができる。
ただし、数量限定の早い者勝ちとなっており、キャンパスごとにその数量が異なる。 

横浜キャンパス:100食
みなとみらいキャンパス:60食
湘南ひらつかキャンパス:30食

提供は朝8:00からはじまり、学生限定なので「学生証」が必須となる。
メニューなどの詳細はコチラから。

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【3.「学生生活」の神制度】

ここでは「資金」や「学修支援」に関わる制度について紹介します!

3-1.神大独自の「奨学金」

奨学金には、高校生時代に申し込む「日本学生支援機構(JASSO)奨学金」以外にも、様々な奨学金が存在する。
とくに、神奈川大学は私立大学ながら、創設者の理念のもと奨学金制度が他大に比べ非常に充実しており、大きな強みとなっている。
なかでも、新入生が申し込める奨学金を抜粋すると、以下のものが存在する。

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詳しい日時はまだ出ていない(2022.3.13時点)が、「新入生奨学金」などは毎年出願期間が3日程しかなく、応募を忘れる学生が毎年非常に多いので、必ず忘れないようにしよう。
(なお、情報解禁後とリマインドとして応募期間付近に広報する予定なので、良ければツイッターのフォローおねがいします… @Y_unn_
【詳細】


3-2.資格「単位認定」

神奈川大学には、資格を取るとはやく卒業の条件を満たせたり、お金がもらえたり、他大より安く講座を受講できたりと、資格手当がものすごく手厚い。
今回は、そのうち「資格を取るとはやく卒業の条件を満たせる」制度で、大学を卒業するために必要な「単位」を、半期で取れる最大の数を無視して貰うことができるというものである。
卒業するのに必要な単位を人よりはやく満たすことで、その浮いた時間を使って進路に向けて動いたり、遊びに回したりすることができる。
なお、もらえる単位は資格や学部によって決まっている。
【詳細】


3-3. 外国語検定試験資格取得に係る「報奨制度」

資格を取ると、お金がもらえる制度である。
英語などの外国語に関わる資格限定だが、大学から募集があった期限内に申請すると、資格の受験料が全額か一部帰ってくる。
【詳細】

https://www.kanagawa-u.ac.jp/international/campus/examination/file/02.pdf


3-4.資格「奨学金」

資格の中でも難関とされているものを取ると、上の制度とは別に高額の奨学金をもらえる制度。
神奈川大学独自の奨学金のひとつ、「指定資格取得・進路支援奨学金」では、司法試験、公認会計士試験、税理士試験、国家公務員採用総合職試験など難易度の高い資格試験合格や、TOEIC®での高得点取得で10万〜30万貰える。
とくにTOEICに限っては、「報奨制度」+「資格単位認定」+「資格奨学金」+α「就活でとても強い」ので、とてつもなくコスパが良い。
ただし、それぞれ期限内に都度申請する必要があるので、TOEICやその他難関資格取得を目指す方は必ず覚えておこう。
【詳細】


3-5. 「神大で資格」講座

神奈川大学は資格関連の補助がとてつもなく手厚い為、講座の受講も他大より格安で提供されている。
「神大で資格」という講座では、資格別に29講座61コースが用意されており、大手資格学校の50%以下の受講料で受講できる。
また、神大は資格講座の受講料について、他大・他の大手資格学校を調査しており、ほぼ最安値になるように設定している。
一例として、公務員講座(地方上級)は、通常31.9万円が12万円で受講できるようになっている。
【詳細】


3-6.「英語」無料講座

上記でTOEICが資格取得としてコスパが良すぎると話したが、神奈川大学ではこのTOEICをオンラインで無料学習することまでできる。
在学生でも知る人が少ない印象だが、ALC NetAcademy NEXT(アルクネットアカデミーネクスト)とよばれる、インターネットブラウザ上から英語学習ができるeラーニングシステムが神奈川大学では提供されている。具体的なコースとしては、

●総合英語トレーニング コース(初級、中級、上級)
●TOEIC® L&R テスト 突破コース(500点、600点、730点)
●TOEFL ITP® テスト攻略コース
●英単語パワーアップコース TOEIC® テスト編
●英単語パワーアップコース TOEFL® テスト編

などが提供されている(計9コース)。
なお、【2.「大学施設」の神制度】で紹介した「学習相談」ではTOEICをマンツーマンかつ無料で指導してもらうことや、すべての学部の学生がネイティブ・スピーカーの教員と英語で自由に交流できる「English Lounge」が全キャンパスに存在していたりと、とにかく英語の補助制度は手厚すぎて挙げるときりがないので、今は英語ができない人もぜひ挑戦してほしい。
【詳細】


3-7.「キャリアデザイン」・「国内/海外インターンシップ」

神奈川大学には、早くからしか履修できない「就活」に直結する科目がある。
それが「キャリアデザイン」「国内/海外インターンシップ」の2種類で、「キャリアデザイン」では卒業までの行動計画やその先の将来像について模索し、「国内/海外インターンシップ」では社会人と協働するために必要な意識と姿勢、職場実習での要件の理解・習得を目指し、目的意識形成、挨拶・ビジネスマナー、敬語を使った会話、職場での課題対応等の実践的内容を学ぶことができる。
なお、「インターンシップ」とは、学生が企業などで実際に働く職業体験のことで、就活時はインターンシップから直接採用につながる重要なイベントとなる。
【詳細】


【4.「大学外」の神制度】

ここでは、(タイトルには反しますが)学外にある有益なサービスを紹介します!

4-1.奨学金

奨学金には、大学独自のもの以外にも企業や市など、地方公共団体が提供するものがある。
全てまとめると膨大な量になってしまうため今回は割愛するが、2022年度入学生が申し込めるものをひとつピックアップする。
なお、筆者自身奨学金を学費以上給付されて(貰えて)おり、バイトよりも明らかにコスパがいい為、一度奨学金を調べてみることを強くオススメする。

【公益財団法人キーエンス財団】
・種類:給付
・対象:2022年度 大学1年生限定
・給付額:8万円/月額(計:384万円)
・給付期間:2022年4月から正規の最短修業期間(2026年3月)まで
・給付方法:毎月25日までに振込
【出願資格】
以下のいずれの各項にも該当する者
①2022 年 4 月に日本の大学に入学する者(4 年制の学部・学科生に限る。ただし通信教育課程及び夜間学部生、並びに留学生を除く。)
②2022 年 4 月 1 日現在、20 歳以下である者
③経済的な支援を必要とする者
※日本学生支援機構を含む他の奨学金との併用について(併用とは、当財団の奨学金に加え、期間を一部でも重複して他の奨学金を受給すること)
・貸与型奨学金:併用可
・給付型奨学金:併用不可(ただし海外留学支援の奨学金は併用可)
・国の修学支援制度による授業料減免:併用可
・大学独自の制度のうち現金が給付されるのではなく、大学に納付する授業料が実際に減額または免除される制度:併用可
【募集要項・願書】
https://www.keyence-foundation.or.jp/scholarship01/application/requirements/
【応募締切】
・一次選考 4月8日(金)午前10時締切

【書類応募先】
https://keyence-foundation.i-web.jpn.com/scholarship/?_ga=2.85250585.1474346776.1646284333-1142865788.1646284333

https://www.keyence-foundation.or.jp/scholarship01/application/requirements/


4-2.Amazon prime student

大学生は、Amazon primeを学生料金の2,450円(税込)/年で利用できる。
実はこれは破格の値段で、海外では139$/年(現在の日本円で年間16,500円)かかる。
大学生、とくに1年生は必要になるものが多いのに加え、経済学部としてもAmazon primeは破格のコスパを誇るサービスだと思うので、ぜひ一度調べてみてほしい。
【詳細】

https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G6LDPN7YJHYKH2J6


4-3.メルカリ

大学で必要な教科書、参考書の多くが定価のよりずっと安く出品されている。
なお、使用後の教科書を売ることで出費を抑えることもできる。
【詳細】

(※上記ブログについて、筆者含め関係協力者にアフィリエイトなどで経済的な恩恵を受ける者は居りません。)


4-4.民青夕凪班

神奈川大学 横浜キャンパスのマック前では、だいたい月に一度、「民青」と呼ばれる学生団体によって、生活物資や食料の配給が無料で行われる。横浜キャンパス付近の一人暮らしの学生は必ず知っておこう。
【「民青夕凪班」Twitterアカウント】
@yunagi_DYLJ


【謝辞(協力者紹介)】

この記事を作成するにあたって、幅広い学部・年次の方々から情報提供・校閲などのご協力をいただきました。
以下、ご協力してくださった方々につきまして、2021年3月時点の年次と学部、Twitterアカウントを掲載させていただきます(承諾済み)。

【共同執筆者】
■ 経営学部 2年(2022年4月から3年生)
@bx6csXvaDA7GJuE
【経営学部生限定で、e-sportsが体験できる新歓を企画しています!🔥】

【情報提供・校閲】
■ 法学部 3年(2022年4月から4年生)
@asaokirenaiga

■ 法学部 OB (21卒)
@zekkiojisan

■ 工学部 2年 (2022年4月から3年生)
@ma_madome

【校閲】
■ 経済学部 4年(2022年3月卒業)
@syukatsu_mutyo

■ 経済学部 3年(2022年4月から4年生)
@ahiru_san3

■ 経済学部 3年(2022年4月から4年生)
@kapinanana

■ 工学部 2年(2022年4月から3年生)
@Apis8cerana

■ 理学部 2年(2022年4月から3年生)
@mijindai


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