見出し画像

【序】 watcha!のロゴとか作りながら、デザインってなんだろう?と考えた話

こんにちは!らぱんです!
今回は、とあるご依頼を受けて私なりに試行錯誤した過程を記録しておきたくて筆をとりました。

「とある」なんて勿体ぶっていますが見出し画像でお分かりの通り、毎度Twitter教員界(?)の話題を掻っ攫う伝説の教育系イベントwatcha!のフライヤーです。

とはいえ、私はデザイナーでもデザインが得意な人でもなんでもない素人以下なのでひとしきり困ったわけです。

え?それならどうして受けたかって?
依頼主がらいざさん(推し)だったからです(笑)
らいざさんには、私を筋トレと出会わせてくれたという大きな借りがありますからね。大抵のことは引き受けます。

ただ、依頼の打診を受けたときにはたいそう驚きました。
「え?!なんでわたし?!?」の極みです。

少し脇道に逸れますが、watcha!と言えば、間接的ではありますが私が「教員アカウント」としてTwitterを始めるきっかけになったイベントと言えます。

Twitterを始めた当時は

セミナーでもなければ研修でもないもの。なんかよくわからないTwitterで有名な人たちが好きなことを話し、それをファン(?)の方々が聴いて盛り上がるやつ

みたいなふんわりしたイメージしか抱いていませんでした。しかしTwitterをやるにつれ、そこには私の知らないwatcha!誕生までのストーリーや主催者の思い、参加して刺激を受けた多くの人達、そしてそれを遠巻きにみていた人達(私を含む)の賛否など、有象無象の思いや期待が乗っかったイベント(というか「現象」だと私は認識しています)だということが分かってきました。

当時(2年前くらいでしょうか?)は、夫だけTwitterをやっていて、私はそれを見ているだけでした。Twitterの中にも結構教員がいて、目立つ人や人気の人がいて、横のつながりもあるんだなーくらいに思っていました。

そのうち夫がwatcha!に行ってきてもいい?」と言い出したのです。

日程を見ると、沖縄にウェディングフォトを撮りに行って帰ってくる日ではありませんか。しかも場所は九州!

私はなんだか面白くなって快くOKしました(もちろん私は行きませんでした)。帰ってきた夫はというと、相当疲れていたでしょうに、とっても満足げに「教育界には俺が知らないだけで若い才能がたくさんあるんだよ!」とお土産話をしてくれました。

普段は世の中に対して醒めている夫を、ここまで奮い立ちたせるものの正体が知りたくて、私はTwitterの奥地に足を踏み入れることになったのでした。当時は、なんか変な宗教にでもハマったのか?(それはそれで面白いけど)と思っていたことを、謝罪とともに告白します。

さて、これが「らぱん」というアカウントの興りです。

あれ?何の話これ?

…続けます。

そして、なんだかんだ紆余曲折ある中でらいざさんと仲良くなり今回依頼してもらうまでになったのですが、ほんとに、なんで私?って考えが消えませんでした。

だってさ…もっとwatcha!に造詣が深い方の中にクリエイティブな方はたくさんいらっしゃるでしょうし、watcha!に一度も参加したことのない&思い入れのない私が作って何かいいことある?(いや、ない)と思ったからです。

なので、依頼の温度感を知りたくてらいざさんとzoomすることにしました。

「どうして今watcha!なの?」
「どんな会にしたいの?」
「どんな人たちを集めたいの?」
「フライヤーの使い方は?」


「ねぇ、どうして私を選んだの?」なんて聞いたらちょっとメン○ラ彼女みたいなのであんまりしつこく聞かないように…(たぶん聞いた)。

話をしながら、私がどんな役割が求められているかイメージできないようであればすぐに辞退しようと思っていました。もちろん依頼自体は飛び跳ねるほど嬉しかったですが、私ができることとあちらのニーズが合致しなければお互い不幸になりますからね。というか、打診してもらったときも一回即お断りしました。「え、無理!」って(笑)

そして、zoomではいつものようにゆるゆるとお話をしました。その中で何となくですが、「あー、多分だけど私に求められているのはアートじゃなくてデザインだろうな」と思いました。また、会場写真がめちゃくちゃエモくて、そのインスピレーションだけで何案かできていたこともあり依頼をお受けすることに。

アートとデザインの違い、みたいなやつはググればいくらでも出てきますが、吉田印刷所さまの画像が個人的にとても端的で分かりやすかったのでを引用させていただきます。画像に当該ページのリンク貼っておきます。HPは記事の最後に貼らせていただきます。繰り返しますがめっちゃわかりやすいです。


何が言いたいかというと、私の中にある思い入れや企画への共感性を表現するのではないと分かり安心したのです。客観的に見て今回のwatcha!の魅力を端的に表現に落とし込み、ニーズのある人たちに適切に届けられる手伝いをすれば良いのだとわかったということです。まぁ「すればいい」とか舐めくさった口ぶりで書いていますが、展開的にも後々この壁たちに苦しめられるのは明らかでしょう。


で……だ。
何の話してたんだっけ。

そうそう、ここまでが前日譚です(長すぎる笑)

次回引用とか多めになりそうなので分けます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?