20220625 #ゾーンに入る

私はどんな場面でも、「最後は1人で挑むしかない」という考えがとても強いしそうだと思っているのだけれど他の人たちはどうなんだろう。

最後っていうのは、試験やコンクール本番とか、人生の最後とか、広い意味で「正念場」というイメージ。

どんなに素敵な仲間に恵まれて、途中までは一緒にできても最終的にはもらったパワーを頼りに自力で乗りきるしかない。

夫と一緒にいられてとても幸せだけれど、一生一緒はありえないから、いつかは一人で生きていくしかない。

みたいな。

だからなのか、正念場のちょい前の時期に無性に一人になりたくなる。

現時点で1人でどこまで戦えるか確認しておきたいし、足りない部分は鍛えなきゃと思うから。あとは、「もう甘えていられないよ」と自分に言い聞かせたり、それまでしてもらったことを思い返してパワーを充電したりする。

この状態(「ゾーンに入る」とでも言っておこうか)になることを自覚したのが本当に最近で、おそらく皆が皆「ゾーンに入る」ことが必要なわけではないのだと気づいた時には目から鱗だった。

昔から、気弱で繊細な割に本番には割と強かったのはこれのおかげなのかもしれない。


ただ、ゾーンに入る儀式は消耗が激しい。

あとは自分から孤立しようとするので、めちゃくちゃ優しい人たちや理解ある人たちでない限りは「なにあいつ?」ってなる。しかも大事な時期に。

集中力も緊張感も限界まで高めるので、ちょっとしたきっかけでぶちギレたりする笑

ちなみに私の「ぶちギレる」は怒鳴ったりヒステリックになるパターンではなく、「あ?じゃあ私が全部やればいいんでしょ?」「そんなこと今言ってくるってことは全然わかってないよね?」ってなる。我ながらとても面倒だと思う。

ゾーンに入るメリットはあるんだけど、デメリットも相応にある。

これをバランス良く調整したいなと思って行動パターンをちょっとずつ変えてみて観察している。

今回試したのは、ゾーンに入っている最中に、理解してくれそうな人と連絡を取ってみること。今までは正念場を越えるまで連絡を遮断する勢いだったけど、自分から連絡してみた。

結果とてもよかった。
頭もほどほどに冷えるし、視野が広がる。自分の世界に入りすぎている状態から少し抜け出せる。これならまたできそう。

引続き色々と試してみたいな。


おわり



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