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受診すべきタイミング/不正出血のため近所の婦人科クリニックを受診した。

 病院へ行くタイミングって難しいと思います。
 20歳を超えてからは運動音痴のくせにアクティブな人になりました。そのため怪我をすることも多く整形外科にはたまに通院しております。今年も会社で派手に転んで整形外科を受診しました。

 昔、身体が怠過ぎて外出もままらなず、5日間寝こみ6日目にやっと当時住んでいた家の近所の内科へ行きました。しかし医者から「今更来てもらっても遅い」と医者から追い返されたことがります。遅いのもダメなようです。

 ギリギリまで我慢し仕方なく通院する…というのが私のパターンでしたが、国会議員秘書をしていた時は衆議院事務局内に秘書も利用できるクリニックがあり、常に空いていたので長時間待たされることもなく気軽に通っていました。今はわかりませんが、当時は慈恵医大の医師が日替わりで対応してくれていたようです。国会議員秘書は労働基準法の適用外で、数名で対応している事務所がほとんど、少々体調不良程度では休むことが難しかったのです。私がいた事務所の秘書たちは私含め皆いつも体調不良でした。袖机には処方されたけど飲みきれない薬がたくさん入っていたのがとても印象的で、今でも忘れられません。飲みきれたんだろうか。

■2021年5月~6月頃
 原因不明の不正出血が2度あり、さすがに不安になりました。1度目は出先からの帰路、電車内で、2度目は仕事中です。2度とも急に下腹部が痛くなり、すぐに出血しました。1度目は鮮やかな赤色、2度目は薄いピンク色で、2度目の方が出血量が多いものでした。

 しかし当時の私は「豆乳ヨーグルト&ホエイプロテインのせいかも」と思っていました。夏に向けて筋トレに励み、豆乳ヨーグルトにプロテイン約30gを混ぜて毎日食べていました。女性ホルモンが分泌されすぎたのかもしれないよね…と何の知識もないまま呑気に過ごしていました。しかし唇の端はよく切れるし、爪や髪はボロボロ、階段を昇るとすぐに心臓が悲鳴を上げる、という状況が数年続いていたのも気になりました。年齢のせいかもしれないけれど、いちを婦人科に行こうか…行くか!という結論に至りました。   
 そもそも生理の出血量が多く、夜用ナプキンでも1時間もたない日もあり、毎回血の塊みたいなドロっとしたものがでていたので「生理が軽くなる薬を処方してもらおう」と考えていました。

お薬下さい

■2021年7月10日
 家の近所に予約不要で診ていただける婦人科クリニックがあり、勇気をだして向かいました。最初に問診票に記入するのですが、「不妊治療」としました。実際不妊ですし。不正出血なんて言ったら、大事になるのでは?と不安だったのです。

 少し待つとすぐに診察室に呼ばれました。採血されるのかな、痛いかな、なんか怖いよと思いながら診察室に入ると優しそうな男性医師がいて、その医師と何か話をし、すぐに内診することになってしまいました。内診は苦手です。痛いのと、身体が硬くてあの態勢がとても辛い。あんなに足広がらないって。開脚できる角度はうーん、約50度かな。足の付け根も痛く、どうしても身体が強張ってしまい、看護師さんに「力を抜いて!」と言われながらなんとか終わりました。

 その後、簡易ベットのような台に寝るよういわれ、腹部のエコー。これもとても緊張し、看護師さんから「これは痛くないから力を抜いて!」と言われました。腹部エコーは力関係あるの?と疑問でした。

 待合室で待つよういわれ、数十分。また診察室に呼ばれ、医師から言われた言葉。
「大きな子宮筋腫が2つあります。10㎝と11㎝。そして、卵巣が腫れている。原因は不明。チョコレート嚢腫だったら大変です。紹介状を書くのですぐに県内の〇〇総合病院で受診してください」

 あれ?これは「ここじゃ面倒診きれないよ」っていう宣告なんだろうか。〇〇って遠いし、そこまで行くのが大変なんだけど。近所に大学病院があるから、あそこじゃダメなんだろうか。

「先生、〇〇大学病院ではダメなんでしょうか」
「子宮筋腫だけなら〇〇大学病院でもいいのですが、卵巣の方が問題。両方一遍に治療するなら〇〇総合病院を受診してください」

 子宮筋腫はなんだかあるような予感はしていました。卵巣の腫れについては寝耳に水過ぎて困惑です。

 お会計を済ませ、紹介状をいただき、帰宅。家人に結果を報告。
「〇〇総合病院へ行くように言われた。子宮筋腫と、あと卵巣もダメらしい」
「そっか!じゃあすぐに電話して!」
「ちょっと考えさせて」
「考えたって無駄。何も解決しない」
凹み過ぎて予約の電話をする気力がなく、家人が変わりに〇〇総合病院へ架電。土日は1ヶ月先までいっぱいで、次の金曜日の午前中なら空きがあるとのことで、2021年7月16日に〇〇総合病院での受診が決まってしまいました。

 その時も、じゃあ〇〇総合病院で「生理が軽くなる薬を処方してもらおう」と思っていました。甘かった…。


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