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料理1

ラオスに見られる代表的な料理を挙げてみます。

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1 ラープ
肉や魚をミンチ状、またはスライスし、魚醤、香草、酸味果汁、唐辛子、煎米粉などと合えた常温菜で生野菜などを付け合わせに食べます。材料には、鶏(ガイ)、野鶏(ガイ・パー)、合鴨(ペット)、魚(パー)、蛙(ゴップ)、牛(グア)、水牛(クワーイ)、豚(ムー)など様々な自然食材が使われています。加熱して粗熱が取れてから各種材料を合わせた常温菜が一般的ですが、牛、水牛、魚の生食を好む人もいて、ラオス北部やタイ北部では、豚の生食も僅かにみられます。食材名は語尾につき、鶏(ガイ)の場合は、ラープ・ガイとなります。

ラープの地方性や、ゴイとの違いは、また別項にて。


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2 チェオ
英語ではソースと訳されることもありますが、素材にかける液状のものは少なく、もち米や野菜につけて食べるディップという感覚が正しいかもしれません。ニンニクと唐辛子をグリルし、魚醤(パーデーク)に野菜やキノコを乳鉢で合わせペースト状に仕上げる。トマトを合わせるとチェオ・マクレン、キノコを合わせるとチェオ・ヘートという具合に。

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3 タム
タムは叩くという意味で、乳鉢(コック)で叩きながら素材に味をつける調理法。タム・マークフン(パパイヤ)やタム・マクテーン(きゅうり)、タム・マクトゥア(ささげ)が一般的。食事以外でもオヤツ感覚で食されます。魚醤パーデーク、生唐辛子がたっぷりと使われるスパイシーで旨味の濃い料理です。

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