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命の米つくり開始

長かった乾季。
待ち焦がれた雨。
降ったと思ったらやみ、本格的な雨期が始まらないまま6月を迎えましたが、いよいよ連日の雨模様となりました。

待ちに待った米つくり開始!

さぁいよいよ米つくり開始。
米といってもこの農場は陸稲のもち米。

<用意するもの>
竹2本、陸稲もち米(昨年作ったものを植える分だけ)

いたってシンプルな準備品。

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このように竹で穴を刺し
中に米を入れて、

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土を被せていくいくだけの単純な作業。

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だからこんなに岩場でも作ることができます。

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スタッフ総出で田(?)植え。
農場は全て傾斜面。
「疲れた疲れた」
と言いながらも淡々と植えていきます。
なんともタフで頼もしい。
ちなみのこの米は私たちと、スタッフが食べる用のお米。
自給自足の基本の米つくりは収穫時にはみんなで分けて収穫の喜びを分かち合います。

桑と稲との取り合わせ実験中

今年の植える場所は挿し木した桑と桑の間
実は昨年挿し木した桑が乾季に少しダメになってしまっていたのです。
稲をマルチにしたところは保湿が行き届き


元気だったのですが、
稲が足りずに雑草でマルチにしたところは元気が無く、一部根がつきませんでした。
やっぱり稲マルチは効果絶大。
そんなわけで収穫時にカットした稲穂がそのまま自然のマルチとなるように実験してみました。

これができれば、桑が育つまで米ができるし、米ができたら、稲が土を守り桑の成長を促進するという共生関係ができそう。

陸稲を植える体験も

そしてなんと、今回初めてビエンチャン在住の日本の方がお手伝いに来てくれています。

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自ら体験することで、よりお米の美味しさ・ありがたさを実感してもらおうという体験企画。
・・・いや、体験企画というより、たまたま遊びに来ていたので、せっかくなのでと体験してもらっただけなんですが。

意外とこんなのもいいのかなぁと。
来年は体験もいいけど区画で米つくり代行でもやってみようかな?
雨が降り、土とともに色々なことが動き出しそうな予感です。

さぁ米も植えたし雨も降ったし、あとは雨が続くよう天に運を任せるとしましょう。収穫は10月末頃を予定しています。

サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。