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今一度、太陽を感じてみるといいじゃ無いだろうか

そういえば、日本にいる間は太陽を感じることが少なかった。
というよりほとんどなかった。
朝起きてから外に出るまでの時間も長く、外に出る頃はすっかり太陽は登っている。
仕事が終わって帰る頃には日はすっかり沈んでいる。

そんな私はラオスにきて、陽の光を浴びること、太陽を感じることが人間のリズムにとっていかに大事かを実感している。

幸いなことに農場は大変見晴らしのいいところにある。
(そんな土地を探して選んだんだけど)

だから遮るものもなく、
陽が登る(時々異常に大きく見える)ところから
陽が沈むところまで
一日中太陽と共に生活している。

一日のスタートは早い。
5時のくらいから起き始め、
空が白み始める頃にはすっかり目が覚めている。
するすると大きな太陽が登るのを眺めボーっとする

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今は朝の9時くらいまではなんとか涼しいので、朝食・掃除などを済ませると日がどんどん強くなってくる。

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曇りの日には外で仕事をするし、

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かんかん照りの日は日陰にこもってゆっくりする。
朝日は好きだけど、日中は「いい加減にしてくれ!」
と叫びたくなる・・・

いやさけぶ元気もなくだらっとする。
だけど、この日差し(と雨)が色々な植物を勢いよく育てる重要な要素なのだ。私にエネルギーを向けなくていいから、どうぞ動植物に向けてくれ。

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日が沈む頃にはまた風が出てきて、黄昏時を楽しむことができる。
ラオスの夕日は時に非常に長い。
4時に明るくなったと思ったら6時くらいまで続くときもある。
まぁそんなに長く黄昏る内容も無いんだけど。

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燃えるように赤い夕方の空は陽の落ちない東側の空まで赤らめてくれる。
食事をしながら、
お酒を嗜みながら、
何もしないで
みる夕日は一日の疲れを癒してくれる。

夕日が沈んで暗くなったら一日の終わり。
時々月や星を眺めるけど、電気をつけていると虫がやってくるので、早めに消灯し眠りにつく。
本当に太陽と共に起き、寝る生活。
おかげで体のリズムはすこぶるいい。

日本にいる時には忘れていた
太陽を感じるという行為。

日本での生活では難しいことも多いと思うけど、
時々朝日や夕日を感じてみると、
エネルギーをもらえたり
疲れを癒してくれたり
ストレスに感じていたことが、和らいだりする

忙しい中でも、大変な中でも、時には太陽が一緒にいることを思い出してみるといいかもしれない。


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kohji 南ラオス自然農園
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