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現地の現代風〜パパイヤサラダの作り方

さぁ、今日はひさしぶりにラオ料理のお時間がやってまいりました。
今回は超自然な料理というよりは、最近の南ラオスの食事情ということで味の素を使った料理を紹介します。

使わなくても美味しいのに〜って言ったけど、「ボーセーブ(美味しくない〜)」って返事なので最近の奥様の舌は味の素の舌になってしまっているようですね。

とはいえ、材料は農場のものなんでそんな細かいことぶっ飛ばしてくれるかもしれません。

今日のメインはこれ。
パパイヤ!
ラオ語ではマッフン!
ウッフン〜マッフン〜。のマッフン(⇦違う)

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いっぱいなりすぎてとってもとっても減りません。

ということでパパイヤサラダ作り開始!

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タイ語ではソムタム(酸っぱく叩いた料理)ですが、ラオ語ではタムマッフン(パパイヤ叩き)。
今回はちょい熟し気味のパパイヤの皮をナタを使って削いでいきます。(基本は熟してない白いパパイヤです)

その傍らでオンちゃんがどっかいきました・・・
何を採ってくるのでしょう?少しつけてみましょう。

農場の片隅で立ち止まって何か採っているようです
「オンちゃん!何採ってるの?」
「これだよこれ」

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と見せてくれたのは農場にある雑種の豆。植えたわけではなく自然になってたやつ。
「なるほど、今ササゲがないから代わりにこの豆を使うのか!」
と感心していると

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もぎった途端にパクリ。
生食しています。
「パパイヤサラダに使うんじゃないの?」
「使わないよ〜」
「・・・・・」
どうやら唯の間食だったようです
(ちなみに味は普通の日本人なら渋くて食べれない味です)

気を取り直してパパイヤサラダ作りの続き

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ラオ料理といえばやはり唐辛子。
切っても切れないくらい唐辛子が大好き。
今回のパパイヤサラダにもこれだけの唐辛子を投入しています。
その数20個。

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ここに、塩・味の素、にんにく、タマリンド、トマトを投入し、ひたすらタムタム。ある程度タムタムができたところで、伝家の宝刀パーデーを投入します。

パーデーとは小魚の発酵調味料。(小魚を乾燥させて塩につけた港の嫌な匂いがする私の一番不得意な調味料)

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タムタムしているうちに別のお母さんがソイソイ・・・
ってピーラーあるんかい!
いつも包丁かビール瓶の蓋でやってたので、びっくりです。
んな便利なもんあるんやったら教えといて〜

唐辛子タムタムとパパイヤソイソイを混ぜたら完成

さぁ、唐辛子もタムタムしたようだし、パパイヤもソイソイできたみたいだし、いよいよ完成間近です。

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子供達も待ち遠しそう〜
ってカメラ向けたら以外にポーズ決まってるやんw
もうちょっと待ってな〜

先ほどの唐辛子タムタムに、パパイヤソイソイを少し入れてさらにタムタム。ある程度馴染んで来たら、残りのパパイヤソイソイと混ぜ混ぜします。

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急にビニールはめててびっくり。
手がネチャネチャしちゃうのが嫌みたい。

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で、いよいよ完成〜
こんな感じ。

パパイヤサラダのお味は?

・・・の前に付け合わせ

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いや、だからパパイヤサラダより野草の方が多いから!
と突っ込みたくなるのは毎度のこと。
食べ方は、カオニャオ(もち米)と野草とも一緒に食べるのが地元流

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ノコギリコリアンダーが最近美味しくて癖になる。
動画しか撮ってなくてわかりにくい写真ですみません。

このパパイヤサラダはいかにも今のラオスの家庭の味〜って感じの味でした。先にも述べたようにパーデーと味の素の味が強すぎて私にはあまり向かない味でした。しかも辛い!

<材料>
・感想赤唐辛子 20個
・にんにく 2かけ
・塩 少々
・味の素 少々 (ラオス版は味王)
・青タマリンド(未熟) 1かけ
・ミニトマト 3個
・パーデー 小魚 二匹分くらい
・熟しかけパパイヤ 1個

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ポイントはパパイヤとパーデー以外をよく叩いて潰しておくこと。5分くらいかけて叩いています。ある程度叩き終わったら、パパイヤ三分の1くらい(叩ける量)とパーデーを入れて混ぜながら叩く。叩きながら混ぜる。
全体に馴染んで来たら、残りのパパイヤと混ぜて叩かずに完成。
その辺から野草をとって付け合わせてら出来上がりです。

サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。