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土を大事にするという事と肌を大事にするという事は同じだと思う

先日公開したクラウドファンド。
そのタイトルは、
あなたのお肌とラオスの自然を守る、高分子シルクコスメ「i n S u i」

なんです。
おいおい、いきなり宣伝かい!
と思った方、少し待ってください!!

実は私はこのタイトル気に入っているんですが、
肌と自然を守るってどういう事?」
なんて質問もいただき、気が付きました。

土の事と肌の事。
なかなかつながりずらいよね?って。
そういえば私もラオスに行く前はそんなこと思いもしなかったなぁって思い出したんです。

なので今回はその気づきからもう少し詳しくお話したいと思い久しぶりに長文に挑戦したいと思います!
さぁ気合をいれようw

私たちの体は目に見えるものから見えないものまで共生の上で成り立ってる。

さて、その前に大前提として、私はこのような事を大切に考えています。
自分の身体は自分だけのものでしょうか?
そうではありません。

私の身体は色々なものの相互関係で成り立っています。
それは見えるものから見えないものまでです。

以前「私たちは食べたもので出来ている」
という動的平衡の世界の記事をかきましたが、もちろんそれだけではありません。
もっと有機的にすべてのものが繋がっているように思うのです。
だから隣のあなたも、動物も、そこにある空気も土も大切にすると自分にとってもいいことになってくると思っています。

みんな食べたもので出来ていて、食べるものは土からできている

少し具体的に言うと、私たちの食べるものはというと肉か野菜、穀物ですよね。私は昆虫も好きですが、昆虫はどの分野にはいるんでしょうね(笑)
「肉食だし!」
って人もいるでしょうが、もちろん肉だけでは生きていけません。いや、いけるかもしれませんがそういう人は皆無でしょう。
まぁ仮にいたとしても、その肉は恐らく草を食べて出来ています。
草から採ったものが巡り巡って私たちの体に入ってきます。
で、その草は?
というと、土と微生物、空気や太陽に水からできています。
食べるものの根源に土(微生物)は関係しているんです。
(で、その土は私たちや動植物の廃棄物でできてます)
このように食べるものにとって土がどれくらい大事かは比較的想像がしやすいですね。

非常に簡単に表面の事を書いただけですが、「食べるものと土」の関係は理解できたかと思います。
そして「食べるものと私たち」の関係は言わずもがなですよね。
という事は、
土を大事にするという事=私たちの体を大事にすること」
になるわけです。

私の思う土を大事にするという事

ちなみに私の「土を大事にする」ということは、決してフカフカな土壌にするって言う事ではありません。
フカフカな土壌にしなければいけない理由は、「そこでなんでも育てたい」からです。
私がラオスで経験した衝撃は、フカフカにしなくても、土は自然のままでも育つということでした。しかもより強さを兼ね備えて。

ただし、そこではなんでも育つわけではありません。
その土地にあったものだけが育つのです。
みだりに手を加えるのではなく、あるものをあるように頂く。
従来私たちは、そこでとれるものだけで十分に育つようになっているんです。

だから私の思う土を大事にするということは、外から手を加えずに自然のまま循環が残っている状態の土であるということなんです。

(ラオスの桑園の様子ですが、桑園つくりも手を加えないって土を退治にしています)

肌は最大の臓器

ということで、比較的容易に土と体の関係は理解できるかと思います。
ところが、「肌」と書いてしまうと、これが何故か土へと結びつかない。
肌の上に形成されている第一の免疫機関であるコロニー(常在菌)へと結びつかない。

私たちは食べたもので出来ているように、肌もまた食べたものでできてるんですけどね。
まぁ肌にペンキがついても平気だけれど、ペンキを飲んだら腹痛を起こしたりしますからね。
「肌は強いし」ってのはなんとなく理解できます。

でも肌も臓器です。肌がダメージを食っていると免疫は低下するのは確実なようです。

で、ふと肌も臓器ならどうして口に入れてはいけないもので肌を洗うのだろう?と思い至りました。
そして、
私たちが毎日洗う石鹸が肌にも地球にもダメージを与えているかもしれない
とも。

本当は洗わなくてもいい

こんなことを言うと身も蓋もないですが、別に体って洗わなくてもいいと思います。もちろん湯船には毎日つかりますが、それだけで十分汚れは落ちるんです。
だから正直ボディソープとか不要なんです。
洗いはじめると洗わないと匂ってきますが、洗っていないと洗わなくても匂ってきません。ちなみに私もう数年もボディソープ使ってません。
え?不潔??
そうかもしれませんがそうじゃないかもしれません。
今までお会いした方から体臭がキツイって言われたことはありません。

土と肌の関係

さて、少し話がそれましたが、土と肌の関係は二種類あります。
一つは私たちは食べたもので出来ているという考えのもと、肌も食べたもので出来ているからという事です。
自然の土から生まれたものを食べていると肌も元気になっていきます。

そしてもう一点・
肌につけるものです。
今、ほとんどの肌につけるものは口に入れてはいけないものです。そしてそれを流すという事は土を汚しているということにもつながります。

なんだか悪循環な気がしてきませんか?
口に入れてもいけないものをわざわざ肌につけて、それを流すと地球も汚れるって。
私も日本にいるときは全く気にしてませんでしたが、自然の中にいると正直石鹸とか使うのだけでも気が引けます。
本当は体が分かってるんですね。

だから今は考えが変わりました。
もし肌に何かをつけるなら、
土に流してもいいもの、口に入れてもいいもの
これが本当の意味で肌にいいものだと思っています。
すると肌の常在菌も元気にコロニーを形成してくれます。

まぁ何もつけないってのがいいんですけどね。やっぱり。でもそうも言ってられないので、せめて肌も臓器だって考えのもと、土を大事にしたものを使いたいです。

以降宣伝

ということで、土と肌を大事にするって意味が繋がってもらえたでしょうか?

で、ここから先は宣伝です(笑)
そんな土と肌を大事にした高分子シルクの石鹸とか、肌を保護するシルクのパウダーが一先ず完成しました。
まだまだよちよち歩きで皆さんの応援を頂きながら、循環するプロジェクトへ発展していければと思っています。
絶賛クラウドファンドで公開中ですので見るだけでも見てあげて下さい。

そして共感いただきましたら是非応援いただけたら嬉しいです!


サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。