還暦を過ぎた。Jamすることにする。ちっちゃく、人知れず。

(この記事は、2020年5月25日に書いていたものです)

自分の思ってることを書きたくて書く。  

誰かに伝えたいと思ってるから
書いてるのだろうし、SNSみたいな
人に見えるところに置いているのだろう。  

なんで人ごとのように「…のだろう」
なんて書いてるのかというと、
独り言みたいなものでもあるから、
も一つ〝公開〟してることへの
決意が足りてないのかもしれない。  

でも、なかなか伝わらない。  

思っていることが、伝わらない。  

語彙や知識が足りない自覚もある。  

だから齢60にしてまた読書に耽ってる。  

しかし、何をそんなに
人に伝える必要があるのか。  

自分でもよく分からなかったんだけど、
気づいたことがある。  

自分が好きじゃないもの、
従いたくないこと、
思ってもいないことに
「いいね👍」するのが嫌なんだ。

空気を読んで自分を曲げるのが嫌なんだ。  

どんなにちっちゃい声でも、
誰も耳を傾けなくても、
孤立していても、
自分ではそんなことは
どうでもよくて、
とにかく自分に正直でいたいんだ。  

…と、ここまで書いて、
大昔、勤め先の社長に
「正直がいいからって、
ふんどし一丁で歩いてる奴が
かっこいいと思うか」と
言われたこと思い出した。  

そうだね、M山社長、
生きてくためには
システムに乗っかって
ちゃんと空気読んで、
Jam(ここではつっかかる、
みたいな意味かな)なんてするな…
って、アドバイスしてくれたんだよね。  

私があまりにも
見るに見かねるアホに過ぎて、
不器用に生きてると
思ってくれてたんだね。  

M山社長のお説教のおかげで
摩擦こそ多かったけど、30年以上、
なんとか会社勤めもできた。
お金稼いで生きながらえることはできた。

しかし、

夫などに言わせると、私は自分本位で
エゴの塊らしいので、
これ以上自分病を拗らせるのも
いかがなものかとは思うのだけど、
この先最後までそれを
極めてやろうじゃないかって。

「私はこう思ってるので同調しかねます」
と喉元まで出てきて呑み込んだ言葉を、
そんな時の自分の頭の中を、
整理していこうと思う。

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