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やわらかな眠り

 2024年6月2日、日曜日。
痛みが良くなく、毎週伺う予定になっている木工の工場へは向かうことを断念しました。だらだら痛むだけなら、鎮痛薬でごまかせるものの、時折強い痛みが走ることがあったので、作業の妨げになるのが嫌だったので素直に休みました。

 痛みが遠のくまで、お気に入りのぬいぐるみを抱えまどろみ。
ふと目覚めて、ぬいぐるみを見つめると薄い汚れが満遍なく見られます。これは、そろそろ洗わねば。抱えて洗面所に向かい、洗剤を溶かしたぬるま湯でマッサージをするように洗うのでした。

昔は、ある程度の年齢になった頃、親から「ぬいぐるみと寝るなんて年齢じゃないでしょ」と言われ没収されたこともあったのですが、独立してからは枕元に堂々と置いたり、時に抱きしめたりしています。かわいらしさを愛でている側面もあるのですが、実際にそのやわらかく心地よい生地に触れることで、皮膚感覚が落ち着くような気がしているのです。

 なで洗いをしていると、ぬるま湯にうっすらと汚れが移り、少しずつぬいぐるみの色がはっきりとしていきます。お湯を入れ替え、手のひらで優しく撫で上げる様子は新生児の沐浴のようでもあります。

浴室乾燥機の中へ。さながらサウナのようです。

 私にやすらぎを与えてくれるぬいぐるみも、心地よくなってくれたら幸いです。

おまけ

 このロッタちゃんが持っているぬいぐるみ”バムセ”がお気に入りなのです。映画もかわいらしいので、よろしければ。

頂いたサポートは、木の小物を作る際の資金にさせてもらいます('ω')