前世でも来世でも出会いたいって話。
PianoとCelloとアコギの夕べ Ver.2.0
昼夜2部とも参戦してまいりました。
※思うまま書いているので、セトリの順に関係なく感想を書いていきます。
2.0という部分は確かに単なる第二回ではなくて、あらゆる部分がアップデートされたライブだったなと思う。
特に今回は、今まさに!これが生である!という印象を受けた。変態で天才の音楽家の人たちが、その場で今最高の音を紡いでいるような。
それはしっとり柔らかく、お洒落でもあって、と思えば確実な強さもあって、
聴けば聴くほど自分の中にある心臓が、鼓動がわかるほど脈打つような…本当に、音楽にこんなに興奮させられたのは初めてかもしれない。
例えば『翌檜』とか『これから』とか、昼夜両方で演奏された曲で言えば、昼と夜のその短期間ですら雰囲気が違うくらいだったし、『奇跡のような確率で』〜『らびゅう』の流れは、急に別人が憑依したように歌い方も違ったしで、
同じ曲でも、連続する曲でも、一つとして同じ空気の曲なんてなかったと思う。
すごいな…音楽家さんってすごいんだ本当に。
それこそ『アナタトミライヲ』の昼夜バージョン違いなんて、この一日でその両方を聴けるなんて…こんな贅沢な時間いいの!?とすら思った。
初めて聴いたときから好きで、ずっとリピートしては「なんで購入間に合わなかったんだアルバム…!」とぐぬぬしていた(今回の物販でようやくお迎えできました本当にありがとうございますSpotifyでもCDでも何度も聴きます)『アナタトミライヲ』なので、イヤホンつけて再生しなくてもそのお声、歌い方を脳内で再生できるくらいなんだけど、
多分今日以降は、今日の音で再生されると思う。
むしろ今されてる。
それくらい、今日の『アナタトミライヲ』を聴けたことが嬉しくて、あまりにも強く耳に心に焼き付いてしまったみたいだなぁ。
CDの音を塗り替えてしまうくらいに、好きな曲をもっともっと好きにさせてくれるライブって…す、すごいな。こうして「あああまたライブに行きたいよおおおおおお」って発作が起こってしまうようになるんだな…。
あと気づけて嬉しかったこと。
私の好みだと、推し曲にバラードが入ることがあんまりないんだけど、
『奇跡のような確率で』ってこんなにいい曲だったんだ……!!!!!
浅岡さんのあの強い歌声と、海にどっぷりと浸からされるような音、好きにならないほうがおかしい……
なんというか、鬼気迫るものを感じた。すごい勢いでハートキャッチされたんだわ。
こうして私の【推し曲】というタイトルのプレイリストが、次々追加されて膨大な量になってしまう。
ううう、すごく好きだ…もう1回聴きたい……
個人的に『My Graduation』はとてもとてもびっくりした。
カラオケに入ってるくらい初期の頃の曲って、もう歌ってくれることがレアになってると思っていたし、私の中ではライブ『トキノシズク』のDVDでの記憶しかないから。
個人レーベルになる前の曲を、今の浅岡さんのアップグレードされた歌声で聴くの本当にいいですよね…中毒性ありますよね…。
すごく楽しかったなぁ『My Graduation』……嬉しかった……こんな聞かされたら、あれもこれも聴きたいって欲張りになってしまいそう。
さて。
私は『Horizon』ってアルバムがすごく好きなんですね。
だから『Planet〜生命の惑星で〜』はイントロが流れた瞬間から嬉しかった。
でもあのときの、沢山の思いと情景が詰まったあの歌い方を聴いて、
「わーーーー、好きな曲聞けて嬉しい!」だけに留まらなくなってしまった。
現在の殺伐とした情勢や、諸々世界への不安とかを……なんだろう、憂いに思う気持ちが伝わってきた気がするんだけど…
なんかもう今回の歌い方本当にすごくて。
地球に存在する水の優しさとか、大地の力強さとか、惑星の美しさと共に 人間の恐ろしさみたいなものがぶわわって響いてきた気がする。
思いが伝わってくればくるほど、こうして好きなアルバムを思ったり、感情を込めて歌う姿を見たりできることが、とても幸せで尊いものだなって
好きな曲の底なし沼にどっぷりと浸かりながら、そう思ったのです。このとき抱いた気持ちを大切に生きていきたい。
生活していく上での意識とか、頑張って過ごしていく目的とか、この一曲にたくさんもらってしまったなぁ。
今回も浅岡さんが「歌うことしか…」みたいなことを仰ったけれど、
一回約90分のライブ、だいたい5分前後の一曲に、こんなに心動かされてるし、人生変わってるんですよ。
あーーー…毎回思う、ライブの度に。好きになってよかった。
ほんとに来世でも好きになりたい。
もう絶対手に入らないと思っていたので、今回お迎えできてすごく幸せですよ。
次回のアルバムが7月というお知らせも頂いて、2重でほくほく。楽しみ。
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